「歴史の憧憬」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

四国遍路記・志度寺・香川県さぬき市志度にある寺院。宗派は真言宗善通寺派で、四国八十八箇所霊場の第八十六番札所

2016-11-12 04:11:15 | 四国遍路
四国遍路記・志度寺・香川県さぬき市志度にある寺院。宗派は真言宗善通寺派で、四国八十八箇所霊場の第八十六番札所。詳名は補陀洛山清浄光院志度寺。本尊は十一面観音。謡曲『海人』で知られる「海女の玉取り伝説」が伝えられており、境内には「海女の墓」が五輪塔群として現存する。また、浄瑠璃の『花上野誉の石碑』などの舞台にもなっている。寺伝によれば、志度浦にたどり着いた霊木を凡薗子尼(おおしそのこに、智法尼とも)が草庵へ持ち帰り安置し、その霊木から本尊(十一面観音)を造立し、堂宇が建立されたという。創建は推古天皇三十三年(626))のこととされている。天武天皇十年(681))には藤原不比等が堂宇を増築し、「志度道場」として名づけたという。不比等に関わる「海女の玉取り」伝説は謡曲などでも知られる。また持統天皇七年(693)には不比等の子・藤原房前が行基とともに堂宇を建立したと伝えている。室町時代には四国管領の細川氏が代々寄進を行い繁栄するが、そののち戦乱により寺院は荒廃する。藤原氏末裔の生駒親正による支援などを経てのち寛文十年(1671)、高松藩主松平頼重の寄進(本堂・仁王門)など、高松藩主松平氏により再興された。
★歴史をたどれば、時代に生きた、先人の喜怒哀楽の生きざまが見えてくる。

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