「歴史の憧憬」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

『歴史歳時記豆知識』10公卿(くぎょう)とは?

2016-12-20 13:14:03 | 二十二社
『歴史歳時記豆知識』10公卿(くぎょう)とは?、公家の中でも日本の律令の規定に基づく太政官の最高幹部として国政を担う職位、すなわち太政大臣・左大臣・右大臣・大納言・中納言・参議ら(もしくは従三位以上(非参議))の高官(総称して議政官という)を差す用語である。平安時代に公卿と呼ばれるようになった。日本の律令制は中国の律令制度を手本として作られた。中国の制度では高官の総称として三公九卿という呼び方があった。これに倣い、太政大臣、左大臣、右大臣を「公」と呼び、三位以上の貴人や参議の官にある者を「卿」と呼んだため、両者を総合して公卿と呼ばれるようになった。公卿の地位に昇った者は、年毎に作成される『公卿補任』に記載された。三位以上は貴といい、五位以上を通貴というように、三位以上は貴族の中でも特別な意味を持った(古代中国における九品のうちの上品にあたる)。別名、星の位、上達部、雲上人などとも言われている。平安時代より公家の中での貴族の格式、家格が固まってくると公卿になれる家筋は限られるようになった。これらの家柄の公家を堂上家というが、昇殿の許されない地下家にも公卿となる者は存在した。しかし、地下家の公卿は昇殿を許されず、同じ公卿でも地位の差が生まれた。
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