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『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 3・「天地開闢の別天津神」

2016-10-12 04:20:43 | 古事記が描く説話の憧...

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記)
3・「天地開闢の別天津神」
天地開闢の神々「別天つ神」は、『古事記』において、天地開闢の時にあらわれた五柱の神々を云う。
『古事記』上巻の冒頭では、天地開闢の際、高天原に以下の三柱の神(造化の三神という)が、いずれも「独神(ひとりがみ)」(男女の性別が無い神)として成って、そのまま身を隠したという。
●天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)は、日本神話の神。天地開闢に関わった五柱の別天津神(ことあまつかみ)の一柱。『古事記』では、天地開闢の際に高天原に最初に出現した神であるとしている(『日本書紀』では国之常立神 が初めての神)。その後高御産巣日神、神産巣日神が現れ、すぐに姿を隠したとしている。この三柱の神を造化三神といい、性別のない「独神」(ひとりがみ)という。
●高御産巣日神・タカミムスビは、日本神話の神である[1]。別天津神の一柱。
『古事記』では高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、『日本書紀』では高皇産霊尊と書かれる[2]。また葦原中津国平定・天孫降臨の際には高木神(たかぎのかみ)という名で登場する[2]。
別名の通り、本来は高木が神格化されたものを指したと考えられている。「産霊(むすひ)」は生産・生成を意味する言葉で、神皇産霊神とともに「創造」を神格化した神である[1]。女神的要素を持つ神皇産霊神と対になり、男女の「むすび」を象徴する神であるとも考えられる。
●神産巣日神(カミムスビ)は、日本神話の神。『古事記』では神産巣日神、『日本書紀』では神皇産霊尊、『出雲国風土記』では神魂命と書かれる。天地開闢の時、天御中主神・高皇産霊神の次に高天原に出現し、造化の三神の一とされる。本来は性のない独神であるが、造化三神の中でこの神だけが女神であるともされる。また、先代旧事本紀においては、高皇産霊神の子であるとも言われる。大国主が兄神らによって殺されたとき、大国主の母が神産巣日神に願い出、神皇産霊尊に遣わされた蚶貝姫と蛤貝姫の治療によって大己貴命は蘇生する。『古事記』では、少彦名神は神産巣日神の子である。「産霊」は生産・生成を意味する言葉で、高皇産霊神とともに「創造」を神格化した神であり、高皇産霊神と対になって男女の「むすび」を象徴する神でもあると考えられる。
●宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこのかみ)
『古事記』では、天地開闢の際に高天原に最初に出現した神であるとしている(『日本書紀』では国之常立神 が初めての神)。その後高御産巣日神、神産巣日神が現れ、すぐに姿を隠したとしている。この三柱の神を造化三神といい、性別のない「独神」(ひとりがみ)という。
●天之常立神(あめのとこたちのかみ)は、日本神話に登場する神。
天地開闢の際、別天津神五柱の最後に現れた神である。独神であり、現れてすぐに身を隠した。『日本書紀』本文には現れず、『古事記』および『日本書紀』の一書にのみ登場する。神代紀第一段第六の一書では天常立尊と表記され、可美葦牙彦舅尊・国常立尊に先立って最初に登場する。※歴史をたどれば、時代に生きた、先人の喜怒哀楽の生きざまが見えてくる。
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