「歴史の憧憬」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「新西国観音三十三所巡り」花岳寺・兵庫県赤穂市にある寺院で赤穂浪士ゆかりの寺院である。本尊釈迦如来・選者観音菩薩・曹洞宗。創建は正保二年(1645)開基浅野長直公である。赤穂の花岳寺

2017-05-18 04:55:03 | 史跡探訪
「新西国観音三十三所巡り」花岳寺・兵庫県赤穂市にある寺院で赤穂浪士ゆかりの寺院である。本尊釈迦如来・選者観音菩薩・曹洞宗。創建は正保二年(1645)開基浅野長直公である。赤穂の花岳寺といえば、東京の芝高輪の泉岳寺とともに、赤穂浪士で有名な寺である。 花岳寺は、徳川三代将軍家光公の頃、浅野長直公が常陸笠間から、赤穂へ所替えになったとき、浅野家の菩提所として建立された。浅野家断絶後も歴代藩主の菩提所であったが、何といっても浅野家と赤穂義士ゆかりの史跡である。 花岳寺はまず、山門が珍しい。赤穂城の塩屋総門を明治の初めにここへ移したものである。境内に入ると正面に二重屋根、扇垂木、伽藍造りの立派な本堂があり、御本尊の釈迦如来をお祀りしている。右手には鐘楼があり、この梵鐘は一時"鳴らずの鐘"と言われていた。赤穂浪士がみな江戸で切腹を仰せつかったという報に接し、町民は非常に悲しみ、この鐘をついたため、音韻を失い、ついに鳴らなくなってしまったという逸話が残っている。 また、義士の墓所や義士に関する貴重な宝物・資料も多く、それらは宝物館に展示されている。義士木像堂の中央に祀ってある尊像は、大石家代々の守り本尊の千手観世音で、義士の33回忌から造りはじめ、100回忌に完成した四十七義士の木像とともに安置されている。
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