ダース・ベイダー擁する帝国軍の究極兵器“デス・スター”がついに完成しようとしていた。その圧倒的な破壊力の前に、銀河全体が恐怖に支配されようとしていた。有名な科学者ゲイレン・アーソを父に持ちながらも、家族と離れ離れとなり、たった一人で生き抜いてきたタフな女アウトロー、ジン・アーソ。ある日、彼女は反乱軍の将校キャシアン・アンドーから、父ゲイレンがデス・スターの設計に関わっていた可能性があると知らされる。そこで真相を突き止めるべく、ならず者ばかりで構成された反乱軍の極秘チーム“ローグ・ワン”の一員となり、デス・スターの設計図を盗み出すという過酷なミッションに身を投じていくジンだったが…。
映画館 ★★★★
SW4・・・要するに一番最初に映画化された「エピソード4/新たなる希望」とお話が直接繋がる直前の話です。エピソード4/新たなる希望で冒頭レイア・オーガナ姫がR2D2にオビ=ワン・ケノービへのメッセージとデス・スターの設計図を託すシーンが有りますが、この「ローグ・ワン」の最後はまさにあのシーンの直前で終わります。
なので、エピソード3でアナキンが完全に暗黒面に落ちダース・ベイダーとなりますが、3と4の間は20年近く開いていますが、この「ローグ・ワン」に数字をつけるのなら、エピソード3.9位の感覚です。
スピンオフといえばスピンオフですが、本編エピソード4とまともに直結しているのには驚きました。ま、簡単にいえばレイア姫はどうやってデス・スターの設計図を手に入れたかというお話です。
これがね・・・お話の作り方は本当に時代劇です(笑)しかも「七人の侍」の影響をもろに受けたといっても過言ではなく、反乱軍の精鋭たちが1人づつ仲間に入っていくシーンや、それぞれが「自分の仕事」をなしえて見事な最期(あ・・・ネタバレ?)を遂げるところなど、とても2016年現在のお話ではなく、本当に古い時代劇や西部劇を観ているようです。それがまた映画好きにはたまらないわけで(笑)
よく考えたら、彼はエピソード7には出てないんだよね(笑)
で、声を当てている名優ジェームズ・アール・ジョーンズが久々にダース・ベイダーを演じてくれてたのには感動です。今年86歳になるんだって。
あとね・・・レイア姫もそうなんだけど、「偉大なモフ・ターキン」も出てるんだよね(笑)二人共当時の映像をCG化して演技させているみたいだけど・・・って、これが一番のネタバレかも(笑)
あとも一つネタバレ(爆)
「I have a bad feeling about this」「何だか嫌な予感がする」というSWシリーズのお約束のセリフ。。。この「ローグ・ワン」でも出てきます(爆)