星籠の海(上) (講談社文庫) | |
島田 荘司 | |
講談社 |
いくつもの難事件を解決してきた脳科学者・御手洗潔。その活躍は親友で作家の石岡が執筆する推理小説の元ネタとなっていた。ある日、石岡に新作を書いてほしい女性編集者・小川みゆきが、難事件のファイルを手に御手洗のもとへとやって来る。御手洗が興味を示したのは、この半年間に6体もの死体が海岸で発見されたという“死体島”事件。早速みゆきと共に問題の島、瀬戸内海の興居島へと向かった御手洗。彼は複雑な海流を分析し、いずれの死体も広島県福山市の同じ場所から流れ着いたことを突き止める。
映画館 ★★★
「64 後篇」を見る前にタイミングがいい映画がないかな?っておもって選んだのがこの映画。私は全く勘違いしてて11日公開だったと思ってましたが先週公開でした。道理で初回上映時に私を含めて観客が4人しかいなかったのか(笑)
TVドラマの方も全く知らず、どんなお話かも知らず、とりあえず探偵モノだということで観に行きましたが、主人公が「天才」ということで謎がどんどん解明されていくのはテンポがよく・・・いや、やはりそこはもう少し説明がほしいところなのですが(笑)
ようするに観ている私達に推理させてくれる時間を与えてくれないんですね(笑)もちろん「主犯」は誰かなんてすぐに分かってしまいますし、いろいろな事件がどうつながっていくかというところがあくまでも偶然の産物ばかりという気がしました。
形としては「金田一耕助」シリーズのように有能な探偵と、実直でちょっとマヌケな地方刑事という図式で成り立っているので全く新しさは感じませんが。
後残念なのは、玉木宏って声はすごくいいのに滑舌が悪いんですね(笑)
最初の頃何を言ってるのかよくわからなかった私です(笑)
何を言っているのか分からない
所がありました。
本ではバディものなのに、
相方がでていなくて映画は
金田一耕助か浅見光彦みたいでしたね。
広瀬すずが一気にブレイクしたので、お姉ちゃんを売りたかったのかも(笑)
瀬戸内海は岡山までしか知らないので、尾道や鞆の浦は行ってみたいです。しまなみ海道は一度渡りましたが。
なんかおっしゃる通り、2時間ドラマでした・・・。
東京で見たので、1800円、もったいなかったです。
玉木宏目当てだったけど
たしかに滑舌悪いです・・・(^^;
原作の分量を考えたら100分余の内容じゃ中身がスカスカってかんじになるよね。
ある種のギャグ映画、かつての探偵モノのパロディ映画?って感じもありましたし。
まあ、犯人の動機や犯人があそこまで力を持つようになったまでの説明不足って言う感じもあったし、私のようなこのシリーズの初体験者には主人公のキャラ説明もまったくなく・・・まあ、それはしかたがないけど(笑)