極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

追憶 (2017) 99分

2017-05-07 14:49:13 | 日本映画(映画館)

 ある日、富山県の漁港で殺人事件が発生する。被害者の川端悟は捜査に当たる四方篤刑事の幼なじみだった。しかも、川端と事件の前日に会っていたという容疑者の田所啓太もまた幼なじみ。25年前、それぞれに親に捨てられた3人は喫茶“ゆきわりそう”を営む涼子と常連客の光男の世話になっていたのだった。しかしある事件を機に散り散りとなり、以来決して会うこともなかった。四方は田所の無実を確信しながらも、固く口を閉ざして真相を語ろうとしない彼に苛立ちを募らせるのだったが…。


映画館 ★★★☆


 降旗康男監督、木村大作撮影といえば「駅STATION」「夜叉」「あ・うん」「鉄道員ぽっぽや」「ホタル」「単騎千里を走る(日本舞台場面)」と、高倉健の後半の名作コンビですが、この「追憶」は岡田准一が高倉健、柄本佑が田中邦衛、小栗旬が・・・この役がちょっと誰がいいか難しいけれど(笑)そんな感じで観ていました。

 オリジナル脚本は最近の邦画では珍しく評価したいのですが、予告編を観た時にイーストウッドの「ミスティック・リバー」を思い出したのは私だけではないはず。脚本に影響を与えていると思います。

 監督も撮影も喜寿を超えている二人なので、イマドキの俳優を使ってもそのテイストはめちゃ昭和です。先ほど書いたように「高倉健」の映画を撮っているのは間違いがないように思います。

 ただ、「おいおい本当にそれでいいのか?」なんて疑問が残るのも事実で、ある事件の真実を知る5人のうち、一人は殺され、一人は交通事故で殆ど廃人となり、三人だけが真実を知っているわけですが、本来ならやはり主人公は職を辞して、嫁とよりを戻し、母親のことも暖かく迎え入れるという風になっていることを期待します。

 主人公の母親役を演じた「りりィ」の遺作となりました。本当にもったいないです。
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (2)   トラックバック (9)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 富山~新潟~長野~岐阜 | トップ | 高台家の人々(2016) 115分 »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (kazu)
2017-05-20 23:53:38
ほんとに昭和の香りがする
映画でしたね。
色々疑問も残ってしまいました。
「りりィ」の遺作なんですね。
独特のいい味を出していましたね。
この頃はまだ元気だったんですね。
ほんと残念です。
Unknown (しんちゃん)
2017-05-22 19:29:33
★kazuさん
高知に旅行してたので返事が遅れてごめんちゃい(笑)

やっぱあの人の子どもと結婚するっていうのがね(笑)
まあ、年齢的に13,4歳違いってことなんだろうけどさ。

コメントを投稿

日本映画(映画館)」カテゴリの最新記事

9 トラックバック

追憶  監督/降旗 康男 (西京極 紫の館)
【出演】  岡田 准一  小栗 旬  柄本 佑  長澤 まさみ 【ストーリー】 富山県警捜査一課の四方篤は、漁港で旧友の川端悟の刺殺体と対面する。容疑者として浮上した田所啓太を含......
追憶 (映画的・絵画的・音楽的)
 『追憶』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。 (1)岡田准一と小栗旬の競演が見られるというので、映画館に行ってきました。  本作(注1)の冒頭では、雪が激しく舞い落ち、港には漁船......
「追憶」 (ここなつ映画レビュー)
オープニング、海の荒波の風景が映し出され、「ザ・日本映画」の様相を呈している。そして内容ももちろん「ザ・日本映画」なのであった。こんな風に、故郷と、隠された過去と、解......
追憶 (花ごよみ)
監督は降旗康男、 撮影は木村大作。 主演は岡田准一。 小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、 木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆等が共演。 四方篤、田所啓太、川端悟、 幼なじみの3人が......
映画「追憶」 (FREE TIME)
映画「追憶」を鑑賞しました。
追憶 (to Heart)
会いたくても、 会えなかった、 愛する人へ―― 上映時間 99分 原案:脚本 青島武、瀧本智行 監督 降旗康男 音楽 千住明 出演 岡田准一/小栗旬/柄本佑/長澤まさみ/木村文乃/矢島健一/北......
『追憶』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「追憶」□監督 降旗康男□原案・脚本 青島武 瀧本智行□キャスト 岡田准一、小栗 旬、柄本 佑、長澤まさみ、木村文乃■鑑賞日 5月14日(日......
「追憶」☆様々な形の愛 (ノルウェー暮らし・イン・原宿)
評価も高く、映画館もまだまだ満席に近いという事で、ちょっと期待が高くなっちゃったかな・・・・ 一番胸にぐっとくるのは、オープニングとエンディングで流れる、情感のこもっ......
「追憶」旧友が殺された先にみた25年前の事件と向き合う2人の旧友背負った贖罪 (オールマイティにコメンテート)
「追憶」はかつての友人3人がある事件をキッカケに別れてから25年の月日を経て再び再会した3人だったが1人の友人が殺害された事で25年前の事件が再び向き合う事になるストーリーで......