極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

ラブリーボーン (2009) THE LOVELY BONES 135分

2010-01-31 13:40:28 | 外国映画(映画館)
 優しい両親とかわいい妹弟に囲まれ、楽しく幸せな毎日を送っていた14歳の少女、スージー・サーモン。初恋の予感に胸をときめかせていたある冬の日、彼女は近所の男に無慈悲に殺されてしまう。最初は自分が死んだことにも気づかなかったスージーだが、やがて天国の入り口に辿り着く。そんな中、犯人は警察の捜査を切り抜け、平然と日常生活を送っている。一方、愛する娘を失った家族は深い悲しみに暮れていた。やがて、父親は残された家族を顧みず犯人探しに妄執し、自責の念に苛まれていた母親はそんな夫に耐えられずに、ついに家を出てしまう。バラバラになっていく家族を、ただ見守ることしかできないスージーだったが…。


 映画館 ★★★☆


 「こちらがわ」でもなく「あちらがわ」でもないヒロインの居場所。やはり成仏してないんだよね・・・こういう感覚ってキリスト教も仏教も同じだってことに改めて教えられる映画でした。

 この世に未練があって魂がさまよい、自分の大切な人にその存在を感じさせるって言うのは「ゴースト」や「オールウェイズ」でも取り上げられてたテーマなんだけど、この「ラブリーボーン」はいわゆる原作モノなので原作を読んでいない私はあくまでも映画の感想を書きますが、1973年に14歳で被害者になったヒロイン・・・私は1973年には13歳だったので、アメリカと日本との違いはあるにせよ同じ世代ってことが、一番のツボかもしれません。

 何が一番面白かったかというと、彼女があの「部屋」に入るまでのあいだに、いろいろな「1973年」を見せてくれたことでした。ヒロインが使ってるカメラ・・・あのカメラは私も持ってました。コダックのポケットカメラなんだけど、フィルムも小さいし、すぐにピンボケしちゃうんだよね(笑)メチャ懐かしかったです。また父親役のマーク・ウォールバーグの長髪もよかったし、ボトルシップ作りにはまってたり、朝食にはポール・マッカートニーの「アナザーディ」が流れてたり、ちょっとした「三丁目の夕日」って感じでした。

 「LOR三部作」「キングコング」に続いてのピーター・ジャクソン監督の作品で、スピルバーグの製作総指揮なので、もう少しファンタジーなのかと期待したんですね。もちろん十分にファンタジーな場面のオン・パレードだったんだけど、個人的にはちょっとグロテスクって感じました。「あの部屋」にヒロインが入る瞬間で警察の捜査あたりへの場面展開でもいいんじゃないかな?その分、☆一つ分減らしちゃいました。

 ヒロインのシアーシャ・ローナンの映画はWOWOWなどでこの半月で連続してみたので、すっかりあのエメラルドグリーンの瞳に吸い込まれてしまいましたが、実はこの映画の撮影開始が2007年ってことで、今年2010年4月に16歳になる今現在の彼女はちょっと違う表情を見せてくれるのかもしれませんね。

 祖母役のスーザン・サランドンがキャラ立ちしすぎて、母親役のレイチェル・ワイズを完全に食っていましたね(笑)
ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
シアーシャ・ローナン 製作総指揮 スーザン・サランドン キャラ立ち レイチェル スピルバーグ ジャクソン マーク・ウォールバーグ ポケットカメラ ボトルシップ
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6 コメント

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70年代の描写 (シウ)
2010-01-31 21:30:29
すごくこだわったそうですが
なるほど、そんな風に見られるんですね。


シウはあの部屋での事件→霊感の強い少女の横を走っていく
っていうあの展開が一番上手いなって思いました。
あれ・・・どうなったの、どうなったの??って
ハラハラさせたりドキドキさせたりする展開
ピーター・ジャクソン監督って
きちっと根っこのあるファンタジーという感じで
ますます好きになりました。
王道?(笑) (しんちゃん)
2010-01-31 22:21:38
★シウちゃん
今回の演出はまさに王道って感じだったね。
妹の床の羽目板のシーンなんてまったく思ったとおりだったし(笑)
で、あんな王道サスペンスシーンでもドキドキしちゃうんだね(笑)

 うん。「ゴースト」や「オールウェイズ」ほど奇跡的なことはおきなかったけど、父親と妹には通じたのがよかったなぁ・・・
こんにちは〜♪ (由香)
2010-02-01 17:30:05
お邪魔します♪
あまり時代背景を考えずに映画を観ちゃいました。
そこを考えれば、マーク・ウォールバーグの髪型も「ウザイ!」って思わずに済んだかも?!(笑)

シアーシャ・ローナンちゃんは可愛いですね〜演技も上手くってビックリしました。
映画にはイマイチ惹かれませんでしたが、彼女の綺麗な瞳には惹かれたわ〜
うんうん!(^-^) (しんちゃん)
2010-02-01 19:33:54
★由香ちゃん
本文にも書いたけど、冒頭は「1973年グッズ」を見つけるのが凄く楽しくってね。

うん。映画は私にもちょっと思いがけない展開でした。もっとファンタジーだと思ってたし。

ひょっとしたら彼女は今が一番輝いてるのかもしれないね。「つぐない」の時のほうがもっと輝いてたけど(笑)
そっかぁ〜! (miyu)
2010-02-02 20:11:41
めちゃめちゃ同世代だったのですね〜!
あたしはまだ生まれてない時代だったので、
あまり細かなところでずばんときちゃったしんちゃんとは
ビミョーに感じ方が違ったかもしれません。
でも、シアーシャちゃんは可愛かったです( ´艸`)
うんうん!(^-^) (しんちゃん)
2010-02-02 20:15:56
★miyuちゃん
なので我々の世代は若い世代と比べたら★ひとつ多いかもしれないね(笑)
本文には書いていない「1973年グッズ」がまだいたるところにあってね。近過去どころか35年ほど経ってるのでなかなか集めるのが大変だったかと。
サランドンさんが読んでいた本だけでも、あの時代を知ってる人なら笑えるわけで。

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