ヒール履いてビル風を肩で切り
颯爽と闊歩する
例えばそんな生き方に憧れて
自己実現が叶ったとする
それは幸せのひとつかもしれないし
叶えば虚しくなる悲しさを持っているかもしれない
夢とは何だ
理想とは
昔ぼんやりと掴みそうになった
何かの輪郭
それはぼやけて泡沫のように
いつの間にか消えてしまったのかと思っていた
日々の有象無象
決して美しくはない
うんざりする
見知ったような言葉で飾るその実に
隠された真っ黒な底の見えない意図
その狡猾さに私は一生太刀打ち出来ない
放ちかけた言葉を消去して
口をつぐみ阿呆の顔して
そうやって消費に消費を重ねる日々の中では
理想がどうのなんて可笑しいね
何も考えず
何も恐れず
ただ1日を謳歌した
不思議なもので
考えたくて仕方がなくなった
掴み損ない続ける
だから芸術の秋を踏みしめる
みじめな日常がどうとか
そんな極端な話ではなくて
本当は地続きで
失われはしない。
無ではないことが嬉しくなる
モールで買い物も良いけれど
郷愁を鼻で笑いながら
思い出した感覚にハッとしたことを
嬉しく思えたなら
この小旅行は意義深い。
晩秋の岡山
楽園の日々は遠い昔
卑屈になる位なら学べばいい
理解出来ないこと全てに苛立つのは
余りにも愚かだ猿にも劣る。
卑屈を言い訳に転嫁する人は嫌いだ
見知らぬことを
自分の狭い狭い世界の中だけで結論付けて
小さく囲おうだなんて
馬鹿げているのに
見知らぬ人は見知らぬままなので
気付きもしない。
日常は愛しい
ありふれたことは恐らく無垢で
無垢は善に近い。
都合の良い解釈ではなく、
どうか真っ直ぐに。
生き辛いのは
丁寧だからだと自覚して。
杜撰でだらしない人が
どんなに馬鹿にしようと声を張り上げても
それは無意味だ
思考し得る人
それは人としての正しいプロセスなので
どんなに厄介でも
意味はあるのだと私は思う。
こんな拙い言葉しか書けないが
目に見えたものも
そこから感じたものも
泡沫だろうと無ではない。
それはある意味喜び
結論付けられなくていい
これからだって捨てることはない。
小さな旅行が終わりました
美しくはない日常に帰ります
思い出せて良かった
簡単な言葉のみを吐く
簡単な言葉で成り立つのが常
それが生活を尊ぶ人の義務
最早義務だ。
何となくニコニコっとして
同じでいいから
お休みなさい
颯爽と闊歩する
例えばそんな生き方に憧れて
自己実現が叶ったとする
それは幸せのひとつかもしれないし
叶えば虚しくなる悲しさを持っているかもしれない
夢とは何だ
理想とは
昔ぼんやりと掴みそうになった
何かの輪郭
それはぼやけて泡沫のように
いつの間にか消えてしまったのかと思っていた
日々の有象無象
決して美しくはない
うんざりする
見知ったような言葉で飾るその実に
隠された真っ黒な底の見えない意図
その狡猾さに私は一生太刀打ち出来ない
放ちかけた言葉を消去して
口をつぐみ阿呆の顔して
そうやって消費に消費を重ねる日々の中では
理想がどうのなんて可笑しいね
何も考えず
何も恐れず
ただ1日を謳歌した
不思議なもので
考えたくて仕方がなくなった
掴み損ない続ける
だから芸術の秋を踏みしめる
みじめな日常がどうとか
そんな極端な話ではなくて
本当は地続きで
失われはしない。
無ではないことが嬉しくなる
モールで買い物も良いけれど
郷愁を鼻で笑いながら
思い出した感覚にハッとしたことを
嬉しく思えたなら
この小旅行は意義深い。
晩秋の岡山
楽園の日々は遠い昔
卑屈になる位なら学べばいい
理解出来ないこと全てに苛立つのは
余りにも愚かだ猿にも劣る。
卑屈を言い訳に転嫁する人は嫌いだ
見知らぬことを
自分の狭い狭い世界の中だけで結論付けて
小さく囲おうだなんて
馬鹿げているのに
見知らぬ人は見知らぬままなので
気付きもしない。
日常は愛しい
ありふれたことは恐らく無垢で
無垢は善に近い。
都合の良い解釈ではなく、
どうか真っ直ぐに。
生き辛いのは
丁寧だからだと自覚して。
杜撰でだらしない人が
どんなに馬鹿にしようと声を張り上げても
それは無意味だ
思考し得る人
それは人としての正しいプロセスなので
どんなに厄介でも
意味はあるのだと私は思う。
こんな拙い言葉しか書けないが
目に見えたものも
そこから感じたものも
泡沫だろうと無ではない。
それはある意味喜び
結論付けられなくていい
これからだって捨てることはない。
小さな旅行が終わりました
美しくはない日常に帰ります
思い出せて良かった
簡単な言葉のみを吐く
簡単な言葉で成り立つのが常
それが生活を尊ぶ人の義務
最早義務だ。
何となくニコニコっとして
同じでいいから
お休みなさい