36℃の経年優化

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短期大量フィードバック術

2017-10-28 22:11:31 | 意識を整える

 前回、将来のことを予想してみることは、
世の中の流れを読むことであり、
アタリハズレに関係なく貴重な学びを
得ることができますよ、
というお話をしました。


 今回はその余韻となります。
Ozakiが競馬が好きなのはご存知の通り。
競馬の場合、予想の対象となるレースの
結果が出るまで、長くても4分程度、
たいていは1分半以内で終わります。

 そのため自分の予想が正しいかどうか、
つまりはアタリかハズレかが
数分単位でわかってしまうということです。


 アタリハズレはどうでもよい、とは言え、
自分の思った通りの結果になるとうれしいもの。
ハズレればその原因を探し出して、
次こそは!と考えをさらに深めるのです。
(競馬の場合にはアタリの場合、
ご褒美として馬券の払戻金もついてきます)

 
 完全にOzakiの勝手な見解ですが、
予想力を鍛えるという点で、
競馬が優れているのは結果が分かるまでの
期間が極めて短時間であること、
そしてまた予想の機会が極めて豊富であること、
の二点を挙げます。

 競馬の場合自分の予想が正しいかどうか、
最短1分後には明確にフィードバックされます。
また、日にもよりますが、
一日最大で36回も結果発表があるのです。
(36レース開催される場合)

 
 これだけ短期間に大量に自分の予想に
正しいか、正しくないか厳しくジャッジされる
そんな体験は競馬以外ではできないはず。

 フィードバックが明確であればあるほど、
 フィードバックが頻繁であればあるほど、
 フィードバックの機会が多ければ多いほど、

自分の予想力を鍛え、予想を修正するチャンスも
多く得られますので、
競馬は未来を見通す力を手に入れる手法として
活用しうるものではないか、と
Ozakiは考えています。


(偶然ですがこのコラムを含む
メルマガを配信した2016年11月22日に
日本で発売された
『東洋経済』誌でなぜか競馬特集が組まれ、
エコノミストや証券マンが同じような
発言をしています)


 この短期、かつ大量のフィードバックは
仕事の上でも役に立ちそうです。
自分がやった仕事が顧客にとって、
また、組織にとって付加価値があるかどうか、
その場で判断されれば、
速やかに「正しい」行動に修正できます。

 また、頻繁かつ、
大量にフィードバックを
受け続けることで、 
どういった方針で仕事を進めれば
良いのか、軸がはっきりしてきます。


 特に
 
 組織に入りたての時、
 新しい仕事を始めたばかりの時、
 チームの方向性を掴みかねる時、

などはあえて周囲に短期かつ大量の
フィードバックを求めることで、
自分の能力を急速に伸ばしつつ、
評価の軸、進むべき道筋を
はっきりさせることができると思います。


 常に短期的な評価だけを追い求めるのは
賛否両論あろうかと思いますが、
何かを始めた際のテクニックとして、
短期大量フィードバック術を
活用してみてはいかがでしょうか?

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