ぴあのさん☆ありがとう♪

可愛い生徒さん達がレッスンを通して心身共に健やかに成長していける様、お母様方へ☆

ピアノを「弾く」「鳴らす」「たたく」「奏でる」

2014-08-06 | ピアノ
36℃を超える暑~い日が続いていますが
発表会まであと1ヶ月・・と思うとさらに熱~くなりますね

子供たちは音取りがなんとかできた状態
それをこれから1ヶ月で音楽に仕上げていかねばなりません。

そこでこの1週間はレッスンで
【ピアノを「弾く」「鳴らす」「叩く」「奏でる」の違い】 についてお話しています。

普通ピアノは「弾く」といいますが、音取りをすませた段階では音楽になっていません。
楽譜に書いてある音符をとりあえず、「鳴らしている」だけです。
うまく弾けない時にはイライラして「叩く」ようにひいている子もいますね

レッスンでは実際に「弾く」「鳴らす」の違いを実演して見せました。
ついでに「叩く」と「奏でる」も・・・・

「奏でる」というのは、伴奏までもが美しいメロディに聞こえてくるような演奏
他の人をウットリ感動させるような演奏
『心』で弾いている演奏が、「奏でる」です


子供たちにこういうお話を聞かせた後、弾いてもらうと、なんと!全員が今までの演奏とは比べ物にならないほど変化するのです
おうちでの練習もこの事を忘れないでほしいニャ



発表会に向けて、今からでも出来る上手くなるコツ を書いておきます。

● CDやお手本(YouTubeでもかまいません)をいっぱい聴いて下さい。
   楽譜を見ながらもよし、歌いながらもよし、毎日聴いて耳に心に入れて下さい。 
   同じ曲を別の演奏者で聴き比べも、大変勉強になります。
   特にJポップやアニメは、いっぱい歌って下さいね。
   沢山聴いた人とそうでない人の演奏は、雲泥の差です。
   練習時間も短くて済みます。

● 夏休み・・1日に数回(可能な回数)に分けて練習してね! 30分ずつ位がいいかな?
   私は15分ずつ位を1日に何回も行なっています

● 自宅での練習やレッスンに来るときは、身体と心を休めてから
   プールが終わってすぐとか、お友達と遊んだその延長で練習・レッスンにくると、身になりません

  

以前紹介しましたが、「ハンドグリップ」大人気です。
1ヶ月使用で、かなりの効果が出ていますが、注意点だけ書いておきます。

◎長時間使い過ぎない事  ◎手首に力をこめない事

テレビを見ながらちょこっと・・とか、晩ご飯ができるまでチョコッと・・とかにしてね!

これからお盆、帰省&レジャーなどで練習不足になるかもしれませんが
8月後半は、気合を入れなおしてピアノを「奏でる」ようになってもらいたいです

また怪我には十分気を付けて下さいね