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2017-06-13 13:04:53 | 日記

警視庁の交通取締用四輪車(反転警光灯)。TAアンテナを装着した180系クラウン

交通取締用四輪車(反転警光灯)。フロントグリル内警光灯、ユーロアンテナ、二段ルームミラーの装着が確認出来る200系クラウン
交通取締用四輪車(反転警光灯)は、警護車同様に赤色警光灯が車内天井部に格納されており、緊急時にはルーフ中央部分が開いて小型の流線型赤色警光灯が外部にせり上がって来る(かつて180度反転して収納されていた構造から「反転式」と呼ばれるが、現行製品は格納スペースの中で横倒しになっており、蓋が開く動きに連動するアームによって外部に露出させる)。また、ごく初期の覆面パトカーは、回転灯が上昇・下降するのみで、反転はしなかった模様である[25]。
交通覆面パトカーは交通機動隊(交機隊)や高速道路交通警察隊(高速隊)、また警察署(所轄署)の交通課などに配備されて主に交通取締りを行なっている。交通機動隊など交通違反取締りを行う車両には、屋根中央部分から格納されている赤色灯がスイッチ操作により自動的にせり上がるようになっている。そのため、車内天井には反転灯を収納する場所の窪み(その形状から「洗面器」と呼ばれる事がある)がある。また、車内に乗っている警察官は原則として交通機動隊の青色制服または合皮製黒色制服を着用することになっているので、車内をよく観察すれば警察車両であると判別できる。例外として各地の暴走族(マル走)対策車両などには、捜査用車両と同様にマグネット式の赤色灯を使うものが存在し、マル走対策などでは交通機動隊であっても私服で出動する場合もある。リアトレイに設置された電光表示板に「パトカーに続け」や「速度落とせ」などと表示される機能の付いた車両もある。
交通覆面パトカーは白黒パトカーと同じく、各自動車メーカーにグレードが存在する。しかし白黒パトカーに比べて需要台数が少ないために車種も少なく、現在はトヨタ・クラウンのみカタログモデルとして設定されている。しかし白黒での記述にあるように県警単位で購入したり、警察庁が直接入札するケース、寄贈されるケースが主流となっているため、普通車仕様の覆面パトカーも多数存在する。バブル期には貿易黒字を減少するために、国費でメルセデス・ベンツやBMWの外国製高級車が購入され、主要県警の高速隊に配備されていた事例もある。
車両価格は、2016年に警視庁が購入、交通機動隊に配備したトヨタ・マークXの例で、4台で3,331万1640円(1台あたり832万7910円)。ただし、3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載するスポーツモデルに専用開発されたスーパーチャージャー、ECUを換装、馬力とトルクが高められた特別な仕様のものである[26]。

フロントバンパー内にオートカバー形状の警光灯と、リアガラス上部左右にTAアンテナを装着した180系クラウン



フロントグリル内に警光灯と、リアガラス上部左右にTAアンテナを装着した180系クラウン

警護車[編集]

警護の様子
警護車は、主に内閣総理大臣を初めとする閣僚や官公庁の上官、都道府県知事など国内外の要人警護を目的に使用され、ベース車にはトヨタ・センチュリー、トヨタ・セルシオ、トヨタ・クラウンマジェスタ、日産・シーマ、日産・フーガ、日産・スカイライン、日産・ティアナ、ホンダ・レジェンド、スバル・レガシィB4(BM9)などの国産高級車やスポーツセダンが採用される場合が多いが、2008年頃にはメルセデス・ベンツ・S600L(W221・右ハンドル防弾仕様)が数台国費導入されている。また、トヨタ・ランドクルーザープラド、トヨタ・ハイラックスサーフ、スバル・レガシィアウトバックなどのSUVをベースとし、警護の車列には直接加わらない遊撃警護車も配備されている。
一部の車両を除き交通取締用四輪車同様に、赤色警光灯が車内天井部に格納されており、ルーフ中央部分が開いて小型の流線型赤色警光灯が外部にせりあがってくる。前面赤色警光灯は、フロントグリルの中に取り付けられているのが一般であるが、近年は全国的に視認性を高める目的でLEDの前面赤色警光灯を装備する志向にある。このうちセルシオなど大排気量車の中には防弾ガラス仕様も存在する。
警護車は各都道府県警の警備部に配備され、私服(多くは背広にネクタイ)の警察官(警視庁のセキュリティポリス(SP)や道府県警察の警備隊員)が乗務する。警護車を使った警備については、警護車を1台ないしは2台利用して車列をつくり(車列警護)、警護対象者の乗る対象車の前で先導するか、対象車の後から追尾するスタイルが一般的である。なお、この場合では警護車は緊急自動車とならず、車列の走行に障害となる一般の交通を一時停止させるため、乗務する警察官が、警護車から身を乗り出し(「ハコ乗り」)、誘導灯を振るなどして一般車などを排除しながら走行する。

ランドクルーザープラド



スカイライン



レガシィB4



S600L

捜査車両[編集]

捜査用覆面パトカー(アリオン)

捜査用覆面パトカー(スカイライン)

指揮用車(クレスタ)

捜査用覆面パトカー(セレナ)。ルーフに回転灯固定用フックを装備

脱着式パトライト
捜査車両は機動捜査隊、警察署(所轄署)の刑事課や生活安全課、交通課などに配備され、私服の刑事警察官が乗務する。国費購入の場合には機動捜査用車、私服用セダン型無線車、私服用ワゴン型無線車などとカテゴリーが分けられて入札により調達されるが、時には数百台単位での台数となる。白黒パトカーと比較すると改造箇所が少なく、近年市場人気が下落傾向のセダン型車を多く販売できるため、メーカーやディーラーはマイナーチェンジやフルモデルチェンジ直前のモデルや、不人気モデルであるとかなり安値で入札することがある。調達する警察側としては結果的に一番安いときに大量購入することになることが多い。近年ではセダン型の自動車が市場でも人気が落ち、ミニバンやSUVの乗用車が販売台数を飛躍的に伸ばしているため、捜査上秘匿性を重要視する覆面パトカーにとっては、セダン型ではかえって目立ってしまう事態もあり得るためミニバン型の車種を導入することが多くなってきた。
私服用ステーションワゴン型無線車、私服用ワゴン型無線車、私服用ワゴン型車などとカテゴリ分けされ、いずれも2000cc級や2400cc級などと排気量によっても分別している。また、狭い道路での活動(被疑車両の追尾など)などでは排気量が小さめな車種も必要とされることから、1500cc級のセダン型やハッチバック型、ステーションワゴン型が調達されることもある。
刑事ドラマやサスペンス系の2時間ドラマによく登場するタイプのもので、緊急時にはマグネット吸着式の流線形赤色警光灯をルーフに付けて走行する。また、高速時の脱落を防止する為に、ルーフ中央には、ボルト固定しているピンを装備する場合があるが、外見から固定用ピンが目立つので、車両によっては取り外し、ネジ等で穴を塞いでいる場合もある。
神奈川県警刑事部では視認性をより高めるために赤色灯を左右2個取り付けるという独自の指針を出している。
ただし必ずしも捜査車両=覆面パトカーではなく、特に地方の所轄警察署などでは緊急走行のための装備を持たない車両が多く、以前は1500ccクラスのセダン型が多く見られた。ナンバーを外部に知られると用をなさなくなるので、必要に応じてレンタカーを借りたり、捜査員などの私有車(マイカー)を使うようなケースもある。場合によっては、地域課や鑑識などが覆面車を使用する事もある。また、一部の県警では所有者がリース会社名義の捜査車両もある。
捜査車両の中でも警察署長や警察本部の幹部クラスが乗務する車両を指揮用車という。事件や事故で臨場することはあるが、普段は幹部の移動用として用いられ、警らに用いられることはない。
現在使用されている国費導入された主な捜査車両
機動捜査用車
マークX(2代目GRX130前期・後期)
スカイライン(V36)
スカイライン(V35)
ティアナ(J31・J32・L33(XE/自動ブレーキレス))
レガシィB4(BE・BL・BM)(BM9は2.5GTベースで捜査用と警護用が存在)
インプレッサWRX(GDA-F・リアスポレス・AT)
私服用無線警邏車・その他のカテゴリーの捜査車両
アリオンA20・A18(2014年度予算分からはA18を導入)(初代・2代目)
クレスタ(GX100)
ノア(AZR60・ZRR70)
ガイア
エスティマ・アエラス(2013年モデル)
ブルーバードシルフィ(G10)
セレナ(C24・C25・C26)
エクストレイル
エルグランド(E51)
エルグランド・ハイウェイスター(E52後期型・サンルーフ付き)
アテンザ(初代)
MPV
レガシィツーリングワゴン(BH5D・TX)
インプレッサアネシス
フィット(GE9・15XH 4WD)
インサイト(ZE2)
アコード(CE・CF)
ステップワゴン
エアトレック
デリカ
SX4
SX4・S-CROSS
スイフト(3代目)
ランディ(C26)
キザシ
エスクード
かつて使用されていた主な捜査車両
マークIIセダン
ビスタ
キャバリエ4ドア
ローレル
セフィーロ(A31)
プレセア(R11)
オースター
サニー・スーパーツーリング(B14前期)
ブルーバード(U14)
ギャランΣ/ギャラン
エメロード(最終形)
ランサーフィオーレ
ホンダ・バラード
アコード
カペラ
レオーネ
レガシィセダン(BC/BD)
また、最近では大人数の人間を乗せたり優れた積載性、居住性が必要となる場合のためにミニバン型の捜査車両も増えており貨物車、日産・エクストレイルなどSUVが採用されているケースもある。
警視庁などでは近年ダイハツ・ハイゼットや三菱・ミニキャブ、日産・クリッパーなどのいわゆる軽ワンボックスの捜査車両やハイエースなどワンボックス捜査車両も導入されている。これらの車も、赤色灯とサイレンアンプが装備され緊急走行が可能であり、また隠蔽性の良さが買われ交通取り締まりを職務とする交通執行課(主に警視庁)に配属されている車両もあり、交差点や信号等の交通違反の取り締まりにも使用され威力を発揮している。
指揮用車は2000ccから3000cc級のセダン型の高級車が多い。トヨタではクラウン、マークXなど、日産ではティアナなど、スバルでは レガシィB4(BM9)などが採用されている。
ちなみに1960年代頃までは単にセダンに円柱型の回転灯をつけた車両が使用されていた。その後円柱型回転灯をネジで固定する形での脱着式、流線型回転灯のネジ止めを経て現在に至る。地域と時代によって交通取締用四輪車と同じ反転装置を使用していた車両も存在した。
ミニパト[編集]

エブリィ (福岡県警)

ソリオ(北海道警)

インサイト(千葉県警)

プラッツ(神奈川県警)

パッソ(警視庁)
1,500cc以下でなおかつ、5ナンバーサイズの枠内に入る(例外的にごく一部に全幅1,700mmを超える3ナンバー扱いの車種も存在)小型自動車ないし軽自動車を用いたパトカーで、白黒パトカーと覆面パトカーの二種あるが、一般的に現場ではミニパトと呼ぶのは本署から比較的遠方の交番や駐在所に配備される「小型警ら車」と、もっぱら違法駐車の取締や街頭での交通整理や指導を行うために使われる所轄署の交通課や交通機動隊に配備される軽自動車~1,300cc程度の白黒パトカー(現場でも「ミニパト」と呼ぶことが多いようである)を指すことが多い。「小型警ら車」と呼ばれる前者は昭和49年、全国100か所の道路事情や気象条件の厳しい駐在所に初めて配備された(昭和50年版「警察白書」)。政府(警察庁)により国費で1,000cc~1,300ccクラスのものが大量導入され全国に配備されるため、街頭でも比較的見かける機会が多い。年度によっては4WD指定で入札が行われることがあり、2WD車の入札も行われる場合、その年度は2車種配備されることもある。
また、都道府県費での調達も少なからずあり、その場合は政府調達の車種と違った車種が導入されることもある。現場で「ミニパト」と呼ばれることが多い後者は、特に警視庁のような大都市圏では軽自動車を採用することが多く、取締りの際にパトカーを停車させるスペースさえも確保しづらい混雑した道路では威力を発揮する。地方都市ではいわゆるリッターカーと呼ばれるクラスを採用する傾向が多く、管轄が広く移動距離が比較的長くなることでの、耐久性などを考慮しているものと思われる。調達は、いずれも都道府県費によるものが大多数を占めるため、全国的に統一された車種ということはない。赤色回転灯とサイレンアンプを搭載して道路交通法施行令による緊急自動車の指定を受けている。
国費導入された小型警ら車の代表的車種
パッソ(2007・2008・2009・2012年度国費分)
プラッツ(2001年・2004年度国費分)
インサイト(2009年度国費分)
スイフト(2000・2002・2003・2005・2015年度国費分)
ソリオ(2006・2007・2009・2011・2013・2014年度国費分)
都道府県費で導入された車種 ※ ☆は軽自動車、★は3ナンバー規格のボディが用いられた小型車
スターレット
キャミ
ヴィッツ(KSP90/NCP95)
ベルタ(NCP96)
ファンカーゴ
カローラアクシオ(NZE164)
マーチ
キューブ
サニー(FB15)
パルサーセダン(N14・N15)
ティーダラティオ(SC11)
デミオ
ファミリアセダン
トッポBJ☆
コルト
ランサーセダン(セディアは除く)
kei☆
インプレッサセダン(2代目の1.5Lモデルのみ)
ストーリア
アトレー7
テリオス
テリオスキッド☆
ビーゴ
エリオ/エリオセダン
SX4セダン★
ジムニーシエラ(ジムニープラスを含む)
アクセラセダン(初代の1.5Lモデルのみ)★
またミラ(ジーノ、イース含む)、エッセ、ハイゼットカーゴ、ミニカ、アルトなどの軽自動車が特に警視庁などの大都市圏で多く見られる。
装備に関しては、無線警ら車と呼ばれるクラウンなどの白黒パトカーよりも簡素化されているのが通例で、速度取締用のストップメーターや車載型の無線機などは装備されていないことが多い。そのため、多くの警察本部では小型警ら車の運用要領などを定め、乗車する警察官は携帯無線機や無線受令機を携行するよう定めている。多くの車両にはアンテナは設置されており、これに接続されたケーブルを無線機に接続し運用する事も多い。一部の車両では、データ通信端末やカーロケなどを搭載している。
また、近年無線警ら車に装備が進むカーナビゲーションは、運用性格上あまり必要とされていないためか、装備されていることはほとんどない。無線警ら車と違い、パトカー専用グレードで製作されるものではなく市販車をベースにされるので、ベース車の装備はそのまま残されている。赤色灯は小型の散光式警光灯が取り付けられているがブーメランタイプについては他のパトカーと同じである。
パトカーの主要装備[編集]

交通取締用四輪車(交通取締用無線自動車ないし反転警光灯)たるパトカーの内装および装備品(クラウン)

赤色灯を上昇させたパトカー

バグガードを装着したパトカー
Electronic display board of Japanese police car.jpg
高速隊パトカーの後部電光掲示板
高速隊パトカーの後部電光掲示板
赤色回転灯 - 散光式警光灯、集光式警光灯、前面形警光灯。日本国外では警告標識灯。都道府県や所属によっては、スピード計測用に前面警光灯のみ点滅させることができる車両もある。
昇降機 - 2000年以降の専用グレードを持つ警ら用パトカー(クルー、150系後期型以降のクラウン)に装備。散光式警光灯を地上3m程にまで持ち上げ視認性を高める。赤い光の点滅が見えない後続車に、職務質問中の警察官が接触されて負傷する事案が相次いだための対策。この装備を持つ車両はその姿から「鏡餅」と呼ぶ人もいる。
サイレンアンプ - 拡声装置付きサイレン。かつては松下通信工業製が多かったが、現在はほぼ100%パトライト製。音は消防車と同じような「ウーウー」という音である。テレビドラマのパトカーの出動シーンで「ファンファンファン…」という音が鳴ることがあるが、これは1970年代から90年代にかけて警視庁の所轄署地域課(当時警ら課)の警らパトカーで用いられていた音で、現在では使われていない。
ストップメーターまたはスピードガン - 警らパトカー、交通パトカーが装備。速度違反車両の速度測定に用いる。
警察無線、データ通信端末(グローブボックスを外して装着する)とアンテナ
カーロケーター - パトカーの現在位置を警察が把握できる装備だが、ない車両も少数存在する。
ドライブレコーダー - 警らパトカーに装備。違反車や犯行車両追跡時に使用し、前者の違反行為の証拠や犯人割り出しに使われる。フロント中央部に設置される。
助手席用ルームミラー
助手席用ナビミラー - Aピラーとドアミラーに装着するタイプがあり、前者は多くがカーメイト製。助手席の足元には、モーターサイレンか電子式サイレンの吹鳴スイッチペダル(押したときだけ吹鳴)がある(他車両や人などによる突発的危険時に手動よりも足元の方が速く、サイレンの吹鳴ができ危険への警告ができるからである)。
防犯板 - 後部座席から運転者が攻撃されるのを防ぐため、運転席上部に取り付けられるアクリル板。タクシーと同様のもの。
探索灯
カーナビ - 事件・事故発生場所を迅速に確認。パトカーのみならず、ほとんどの緊急自動車に標準装備。
バグガード - 走行中にフロントガラスに虫が当たって付着するのを防ぐための板。ボンネット上に透明な板を取り付け、空気の流れを制御する。高速隊白黒パトカーに装備されるが、170系クラウンを最後に装備されなくなった。
電光掲示板 - 一部の高速隊パトカーの車内後方に装備。「左に寄れ」「パトに続け」等のバリエーションがある。
一部の高速パトカーは180km/h以上で走れる性能を持つ。
パトカーの後席右側のドアは内側から開かない場合があるが、これは一般車でも装備されているチャイルドロックがされているだけであって特別なことではない(ただし、解除できないようにつまみを固定していることが多い。制服パトカーや交通取締用の覆面パトカーは内側のドアハンドルやドアリンクなどが取り外され、外からしか開かないよう改造されている)。
トランクに積まれている主な用具[編集]
カラーコーン、矢印表示板、後続車に規制を知らせる赤旗(事故現場での車線規制時に使用)
「止まれ」の表示旗(検問や職務質問のため車両を停止させる時に使用)
ウォーキングメジャー、巻き尺、チョーク(事故現場の実況見分時に使用。チョークは駐車違反取り締まり時にも用いる)
ジュラルミン製またはポリカーボネート製の盾(機動隊とほぼ同型だが高さが約10センチ低い。ジュラルミン製のものは裏が緑色に塗装、縁も車体の損傷防止のため緑色のウレタンが装着されている)、刺又(暴動鎮圧や人質立てこもり・監禁事件における強行突入時に用いる。機動隊や特殊部隊が用いる物と同型)
懐中電灯(一般的な3ボルトではなく6ボルトや12ボルトの強力灯。夜間のパトロール・出動時に使用)
トランジスタメガホン(災害及び事故発生時における避難や交通規制の告知・暴動やデモの鎮圧・雑踏警備時における観衆への呼びかけ・立てこもり犯への説得などに使用。パトカー助手席にあるマイクとサイレン兼用スピーカーをハンドマイク代わりに用いる場合もあり)
誘導棒(事故現場やイベント会場の雑路警備等での交通整理や緊急配備時における車両検問の停止呼びかけに使用。「ニンジン」「シグナルライト」など俗称や商品名を含めて複数の名称がある)
発光機能を持たない反射材付きバトンを同じ目的で使用する場合もある。
雨衣(雨天時のパトロール・捜査に使用 交通警察は白色雨衣で、前後と袖と裾に光反射布付)
ヘルメット(事故処理・実況見分時に使用・光反射材付)
救急箱(事件・事故現場にいる負傷者の応急処置に使用)
規制線(事件・事故発生現場へ捜査関係者以外の部外者が立ち入るのを防ぐために貼る「立入禁止 KEEP OUT (警察本部名)」と書かれた線。かつてはトラロープに「立入禁止 (警察署名)」のプレートを下げたものだったが現在の主流は「バリケードテープ」という、文字が印刷された黄色の非粘着性ビニールテープ。パトのバックミラー支柱は規制線固定箇所としてよく使われている)。
飲酒検査用具(職務質問時に酒の臭いがした運転者に対し飲酒検査を行うための道具。ストローの先端に付いている袋に運転者より息を吹き込んでもらったのち、アルコール反応が出ると色が変わる測定管を吹き口に差し込んで呼気に含まれるアルコール濃度を測定。
薬物検査用具(職務質問時に不自然な言動を取った人物に対し麻薬・覚せい剤・危険ドラッグ使用の疑いがないかを調べる道具。麻薬・覚せい剤などの薬物反応が出ると色が変わるリトマス試験紙や試薬などで構成されている。
車輪止め・駐車禁止標章(標章は駐車禁止区間に駐められた車両のフロントガラスに貼り付け、当該車両が違法駐車である旨を示す。車輪止めは「車輪止め」標識付き駐車禁止区間へ違法駐車された車両のタイヤを固定し動かせなくする鍵付き輪留め。いずれも運転者自身が所轄の警察署へ申告せず勝手に撤去すると道路交通法「駐車禁止遵守」違反となり罰金=反則金が科せられる)
交通違反切符(シートベルト不着用・信号無視・運転中の携帯電話使用・一時不停止・指定方向以外通行禁止違反・一方通行逆走などの交通違反をした旨を示す切符で、赤と青と白の3種類ある。全ての警察官は反則告知手続きの処理が必ず出来なければいけない)。
パトライト昇降機構非装備のパトカーでは、トランク蓋内側に回転灯を左右に一つずつ装備している車両もある(点滅するLED警光灯の場合もある)。
その他、パトカー乗務時に警察官は所轄地域の住宅地図や道路地図、クリップボード、ノート、筆記用具、デジタルカメラ・ビデオカメラ(いずれも違反車や事件・事故現場の証拠写真・映像撮影用)、メモ用紙、携帯無線機(他の警察車両・警察官や所轄警察署との連絡用)、警笛(交通整理及び危険周知用)などを携行する。最近ではスパイクシステムを一部の車両に搭載している様子が警察24時等の番組でも確認できる。また、最近では警らパトカー等に自動体外式除細動器が積載してある車両もいる。
一般車両と覆面パトカーの相違点[編集]

170系クラウンの例。グレードエンブレムを装備せず、リアガラスにTAアンテナを装備
かつての覆面パトカーは、8ナンバーであった。乗用車はモノコックボディということで、反転式赤色灯の装備が「構造変更を伴う車体改造」となり、それを取り付けた事によって「車体の形状」が「警察車四輪」に変わるためである(陸運局に提出する構造変更概要の書類において、「車体の形状」は書き換える事ができるので8ナンバーとなっていた)。
現在、白黒パトカーでは型式認定を受けているクラウンも含めて全てが「持ち込み登録」となり、記載事項の変更をする。高さや重量が変わるためで、「車体の形状」も「箱型」などから「警察車四輪」に変わるため8ナンバーとなる。赤色灯等の取り付けのためにボディに穴を開けたり、エンジンやミッションなどを載せ変えたりしている場合もあるため、こういった場合は構造変更の検査・登録も同時に行う。サンルーフ仕様車を架装ベース車とすることにより構造変更要件をパスしている車両もあるとされる(元々ガラスなど重いものが付く上、同時に補強もされているので架装時の補強が不要とされることから)。
覆面パトカーは車両の入れ替えなどにより大部分が3ナンバーまたは5ナンバーになっている。しかし、注意して観察すると下記の特徴、相違点を見出す事ができる(基本的に交通取締用四輪車・警護車に限った特徴。捜査用についてはこの限りでない)。
車種
トヨタ・クラウン、日産・スカイラインなど排気量2,500cc以上の中大型セダンが多い。
車体エンブレム
例えばクラウンでは通常「CROWN」という車種のエンブレムの横に「ROYAL SALOON」などグレードを示すエンブレムがあるが、覆面パトカーの場合は「CROWN」という車種のエンブレムのみである。ただし、所属場所で新たにグレードバッジなどを付けているものもある。
アンテナの装備
警察無線用にNTTドコモから供給(製造は電気興業株式会社)された、外観が自動車電話用と同一のアンテナ(TL型アンテナ、TLアンテナなどと呼ばれる事がある)をトランクリッドに立てている。これは警察無線用であり、周波数帯が違うために内部の構造および電気的特性は自動車電話用とはまったく異なっているが、自動車電話用に擬装するためDoCoMoマークが入ったアンテナを使用している(データ通信用等の目的で携帯電話を装備し、正規の自動車電話用アンテナを立てている車両も存在する)。警護車では広域無線など複数の系統を使用するためアンテナが2本以上立っている場合もある。最近は、自動車電話の減少により、自動車電話のアンテナ自体が目立つようになってきて、擬装の意味がなくなってきたことから、自動車TV型(ダブルダイバシティ)(TA擬装(型)アンテナまたは、単にTA(型)アンテナなどと呼ばれることがある)が多くなっている。
近年では、フィルムアンテナ(フロントおよび、リアのウインドウに貼り付けるアンテナ)などの普及により、自動車TV型アンテナの装着車が減少して、TA擬装アンテナも目立つようになり、擬装の役割を果たせなくなってきた。それにより、今までには装着のなかったような種々の擬装アンテナ(フィルムアンテナやユーロアンテナなど)が装着されはじめている。
フロントグリル
クラウン、セドリックなどの場合、フロントグリル内に点滅式の赤色警光灯(「前方集中式警光灯」)を装備する。4ドアのスカイラインの場合、前面ナンバーの両サイドにフォグランプを模した赤色灯や、格子状のレンズカバーが付いている。また、捜査車両などはオートカバー付のフォグランプを模した赤色警光灯を装備している場合が多い。一部の捜査車両などでは助手席のサンバイザー部分にフラットビーム(サンバイザーに付ける、赤色LEDを多数並べた全面発光式点滅灯)を装備していることもある。
リアビューミラー
アウターミラーは一部の例外を除き、従来フェンダーミラーが大半であったが、現在ではドアミラーを装着した車種が多い。相勤用のために、助手席側のサッシ(Aピラー側)に市販車にはないアウターリアビューミラー(ナビゲーターズミラー)が付いているが、目立つため最近は装備していない覆面パトカーも多い。覆面以外でこれがついているのは教習車やごく一部のハイヤーなどだけである。インナーリアビューミラーも、助手席2段(クラウンなど)や横2列(セドリックなど)のもの、最近は市販されている吸盤貼付け式のサブミラーが付いたものもある。
ホイール
現在新たに導入されている車両では、ほとんどが純正のアルミホイールか、スチールホイールにホイールキャップが装着されている。また、地域上必要な場合(降雪地におけるスタッドレスタイヤ装着等)は、市場から調達した社外品のアルミホイールや旧型車のホイールなどを装着することもある。
乗車人数
基本的には2名乗車である(運転手は若手警察官、助手席には先輩或いは上司のベテラン警察官が車長として座る。車長は通常は運転手を監督するだけだが、不審車追跡など緊急時には無線連絡と安全確保のための拡声器広報で、マイク二つを抱えることになり、運転者同様非常に忙しい)。覆面乗務中はヘルメットを装着しないで乗務することを認めている警察本部も多いが、近年では交通警察官の職務中の受傷事故や殉職が増加傾向にあるため、覆面車乗務中でもヘルメット着用を定めている警察本部も増えてきた。ブルー系の制服(冬季は黒)を着た交通機動隊ないし高速隊員が乗車していることが多い。なおパトカーの後部座席は通常、大規模事件・事故や警備等の際の応援警察官を乗せたり、任意同行者や検挙・逮捕者を乗せる空間(両側を警察官で囲み護送途中で逃げられないようにする)となっており、外部の一般人を乗せるための空間ではない。
車種[編集]
パトカー専用モデル、あるいはパトカー仕様を持つ車種は、トヨタがジープBJ、ランドクルーザー(主に国警向け)、トヨタ・パトロール(専用、生産終了)、トヨタ・パトロールカー(専用、生産終了)、クラウン(現行型製造中)、マークII(市販車の6代目まで)、日産がパトロール(主に国警向け)、セドリック(セドリックセダン)(生産終了)、グロリア(市販車の7代目まで)、クルー(生産終了)、スカイライン(市販車の7代目まで)、既に生産を中止しているメーカーのものでは三菱のギャランΣ、シグマ、マツダのルーチェなどが挙げられる。
購入・配置[編集]
警察庁が購入し各都道府県警に配備する国費配置車と各県が購入する県費配置車が存在するが、大量に要する国費配置車は現在国産で唯一パトロールカー専用グレードをもつトヨタ・クラウンパトロールカー(200系)が圧倒的に多く、最近は警邏用や交番配置用としてパッソ・ソリオなどが国費または県費で大量に購入されることが多い。ただ、専用グレードがないため国費と県費、また購入時期によって導入するグレードが違う場合もある。エスティマ(警視庁)、ティアナ(北海道警)、日産・サファリ(愛知県警)など少数存在するが都県費での購入となり台数も少ない。また最近では地域事情(積雪地であることなど)からメーカーでパトカー専用グレードを設定していない車種を県費で購入するケースもあり、青森県警のレガシィB4などがこれに当てはまる。
財政事情の悪化により、数十台分という予算を一括計上する事が困難になっている事から、一部においては購入ではなくリース導入する例もあり、このような車も緊急自動車としてサイレン・赤色灯を装備している。消防車や救急車に於いては古くからリース導入の実績はあったものの、これらは一般のリース車と異なり他用途への転用や中古市場への流通が出来ない事からクローズドエンドリースであり、リースアップ後は廃車される。
パトカーの寄贈[編集]

ホンダから寄贈された栃木県警のNSX
何かの縁故により自動車メーカーから直接寄贈されているケースも少なからずある。神奈川県警察の歴代フェアレディZ、スカイラインGT-R(鶴見工場および大森ファクトリーが存在する縁故)、栃木県警のNSX(寄贈当時、NSX専用工場が県内にあった縁故)が代表的な例である。又、有志によるものもある。埼玉県警察高速隊 トヨタ・スープラなど。
一方、外国車の場合は地元有志(ロータリークラブ、地元自動車ディーラーなど)による寄贈が多いといわれている。
退役と廃車[編集]
納入から13年程で、ほとんどのパトカーは退役する。悪用防止の観点から、消防車や救急車などと異なり一般への払い下げはされず、無線機等の保安上の問題となる資機材を撤去もしくは破壊し、一般の修理工場などに送られ廃車手続きを行って解体処分される。まれに例外として、綿密な検査で耐久寿命が残っている車両が高速隊仕様から警ら仕様にダウングレードされて再度パトカーとして使われたり、表記を所属警察のものから「交通安全指導車」などと書き換え、交通安全協会等へ送られて交通指導車として余生を送るもの、新潟県警のポルシェ・911のようにイベント用として残されるものなどもある(前述の通りあくまでも稀なケースであり、多くの交通指導車は市販車に白黒塗装を施し、赤色灯とスピーカーを取付けたもの)。
また、覆面車両の一部は警察での用途廃止後はそのまま自衛隊等に置かれる司法警察組織へ譲渡される場合もある。
パトカー専用モデルの詳細[編集]
ジープBJ、ランドクルーザー
BJ型、20系、40系(1953年 - 1960年代)
初代のトヨタジープBJ型は警察予備隊の小型汎用車両の競争入札に参加する目的で設計された。結果として、競合車であった日産・4W60型と共にウィリス・ジープのノックダウン生産(後にライセンス生産で国産化)である三菱・ジープの前に敗れ、民需の道を模索することになる。そのような中、頑丈なシャシと強力なB型エンジンが評価され、国家地方警察(国警)の警ら車両として採用される。
二代目のJ20系では国警向けに力を注いだ結果、全ラインナップの半数が後輪駆動(2WD)となる。初代の途中で消防用シャシ向けに追加された、より新しいF型エンジンもすべてのモデルで選べるようになる。
J40系はジープBJやJ20系の置き換えや補充用として納入されてはいたが、この頃になると国産乗用車の性能や信頼性が高まり、道路舗装も進んだことから、機動隊や消防指揮車を除き、一般的な警ら車両はS40系クラウンをベースとしたトヨタ・パトロールへと移行してゆく。
トヨタ・パトロール
BDR型、BHR型、BH/FH26型、FS20系、FS40系、FS50系
BDRはトヨタパトロールの試作車で、小型トラックと同様のはしご型フレームを持ち、サスペンションも全後輪ともにリーフリジッドである。型式からも判るように、エンジンは戦前に設計された大型トラック・バス用の、初代B型であり、これはジープBJや20系ランドクルーザーとも共通である。トランスミッションも小型トラック用の3速MTの歯車比を変更したもので、6.00-16のタイヤサイズもやはり小型トラックと共通である。
この時代のRS系クラウンは排気量1500cc、出力は48馬力と非力なため、白黒のパトロールカーは無かった。当時は犯罪者側がアメリカ車で逃亡を計る場合も多く、国産乗用車の性能では全く太刀打ちできなかったため、大型トラック用の大排気量ガソリンエンジンの採用に至った。この時代、日産やいすゞでも、同様な警ら専用車を納入している。
2代目となるH26系は、外観こそ初代クラウンのRS系に酷似するが、シャシやパワートレインはBHRと同様で、新設計のF型エンジンが追加設定されている。長大な直列6気筒エンジンを搭載するため、クラウンに比べホイールベースとボンネットが長く、タイヤサイズが大きく車高も高い。この外観的特徴は先代にも共通する。右フロントフェンダー上に電動サイレンが装備されており、そのためアウターリアビューミラーはドアミラーとなっている。クラウンではBピラー埋め込みであった矢羽式方向指示器(アポロ)は、フロントカウル左右端にステーで直立しており、非常に目立つ。この他、H20系には2ドア・2シーターで、非常に短いクーペのようなキャビンを持ち、白黒の塗り分けも通常とは異なる仕様が少数存在する。
また、このシャシとエンジンの組み合わせは、四輪駆動の必要の無い地域向けの消防用シャシ(カウルシャシ)としても販売されており、これらはFA型大型トラックの縮小コピーのようなボンネットを持っており、パトロールカーとは全くスタイルが異なる。
3代目のFS20系からFS50系までは、クラウン(S20系、S40系、S50系)の各部を補強した上で先述のF型エンジンを搭載したものとなる。H20系までとは異なり、ボンネットの延長は無く、前輪がダブルウィッシュボーン式の独立懸架となり、車高も通常の乗用車と変わらないため、クラウンとの見分けは難しくなった。
なお、FS20、FS40、FS50系には、クラウンバンを大幅に設計変更した「トヨタ・救急車」も存在する。
トヨタ・パトロールカー
FS60系、FS80系
クラウンをベースとした専用車。制服車(白黒)、特殊車(覆面)、警護車、私服無線車(赤灯無し)がセダン、事故処理車、鑑識車、捜査用車、保全車がバンベースである。ここへ来てようやくトラック用エンジンと決別し、4M型と5R型という、クラウン縁のものとなり、タイヤも乗用車用となった。
トヨタ・クラウン
トヨタ・クラウンセダン
(130系、1987-1995)
交通取締り用、警邏用ともに排気量は3000cc(JZS133Z)の5速MTのみであった、1991年に後期型へのモデルチェンジ、その2年後の1993年に一部マイナーチェンジを行った、フェンダーミラーが標準だが覆面パトカー車にはドアミラーを装備している車体もあった、このモデルまでは全車MTである、基本的に交通機動隊と高速道路交通警察隊に配属させた警察本部が多かった。現在はほとんどが廃車となっており愛知県警など一部地方の警察本部などに予備車や乗務訓練用として残るのみである。
(150系、-2001)

千葉県警の150系クラウン前期型パトカー
排気量は2000cc(GS151Z)と3000cc(JZS155Z)がある。ただし、積雪地域向けに2500cc・4WDも20台余り作っていた(JZS153改)。このモデルから80系マークⅡセダンパトロールカーが生産終了したため、1クラス上のクラウンセダンに初めて2000ccの警邏仕様が設定された。ドア内張りやシートなどはビニール[27]で、ホイールもスチールホイールにセンターキャップという組み合わせ。覆面パトカー仕様のみドアミラーが標準である。後期型(99年-)から警邏用の2000cc車に昇降機が装備された。覆面はオートカバーがフロントグリルの外側に付いた仕様も存在する。基本的にはMT仕様だが2000ccにはAT仕様もあった、クラウンパトカー初のATはこのモデルが最初である。2001年にベースのクラウンセダンがコンフォートベースになったため、クラウンセダンベースはこれが最終となった。なお、車名「クラウンパトロールカー」を対象とした2000年のリコールでは一般のクラウンは対象外であった。また小型タクシーに多く用いられるコンフォートは、パトカーでは愛知県警などごく一部でしか採用されていない。現在は多くが廃車となり、一部の地域で県費導入車が残っている程度である。
170系(2001-2005)
2001年、クラウンのマイナーチェンジに合わせる形で170系クラウンパトロールカーの生産を開始。よって前期型は存在しない。ベースのクラウンセダンが1クラス下のコンフォートベースになったため、クラウンロイヤルがベースになった。これまでと異なりロイヤル系をベースとすることとなったため大幅に高級感が増し、デビュー当初はパトロールカーらしくない・高級車だと国民から酷評されたモデルでもある。シフトはATのみとなった。2000cc(GS171、2003年追加)と3000cc(JZS175改)の他に2500ccの4WDも正式に追加された(JZS173Z)。エンジンは各モデルとも市販車と同様だが、エンジンコンピュータのセッティングが専用となる。ホイールキャップも装備されて先代に比べると豪華になったが、シートは先代同様にビニール張りのアームレストなしの仕様と市販モデルには存在しないタイプであった。また、内装はアスリートと同じ黒内装、黒木目調ウッドパネルとなっていた(但しシフトレバーはロイヤル系と同じ形状)。オーディオはコントロールパネルこそ市販車同様のクラウン・ロイヤルサウンドシステムだが、AM/FMラジオ機能のみとなり、助手席側トリムに無線スピーカーを装着するため3スピーカーとなっている。左右独立フルオートエアコン、全席オートパワーウィンドウ、オプティトロンメーターなどは市販車同様に装備されていた。現在は多くが廃車となり、一部の地域で県費導入車が残っている程度である。

170系クラウン・2000cc(愛知県警)


170系クラウン・3000cc(警視庁)


170系クラウン(覆面)

180系 ゼロクラウン(2005-2010)
2005年10月、クラウンのマイナーチェンジに合わせ180系クラウンパトロールカーの生産が開始された。よって前期型は先代170系同様存在しない。白黒、白黒(昇降機付き)、覆面が存在しており、市販モデル(全車アルミホイール装備)には設定のないスチールホイールにマークXのホイールキャップを装着している。なお、ホイールキャップのエンブレムはトヨタCIエンブレムで、いわゆる「王冠」マークではない。エンジンは市販車で2000ccが廃止されたため、V型6気筒の2500と3000が設定される。新型のエンジンは随所で直噴機構なしのエンジンと誤記されているが、実際には市販車と同じ直噴機構を採用した4GR-FSEと3GR-FSEである。なお、2WDで2500ccのパトカー専用モデルの国費警邏車はシグマ以来である。ミッションは2500は5AT。3000ccはマニュアルモードであるシーケンシャルマチック付きの6ATが装備される。装備は市販最廉価グレードの「ロイヤルエクストラ」に準じており、ヘッドランプは市販車の後期モデルに全車標準装備のAFS付ディスチャージは設定がなく、前期のロイヤルエクストラと同じAFSなしのディスチャージが装備される。パトカー専用モデルでのディスチャージランプ装着はGRS18#系が史上初。これは180系クラウンにハロゲン式の設定がないため、ハロゲン式を搭載するとヘッドランプハウジングを再設計しなければならないためとされる。170系に装着されていた高級感のある黒木目調パネルは廃止され、艶消しブラックパネルとなり市販車に比べやや質素なインテリアとなる。ただウレタンステアリングに市販車同様オーディオスイッチがあり、この部分が微かに黒木目調パネルになっている。オーディオは先代同様にコントロールパネルこそ市販車同様のクラウン・ロイヤルサウンドシステムだが、AM/FMラジオ機能のみで、助手席側トリムに無線スピーカーを装着するため3スピーカーとなっている。左右独立フルオートエアコン、全席オートパワーウィンドウ、オプティトロンメーターが装備されている。シートとフロアも先代同様ビニールレザー仕様である。覆面仕様には前面赤色灯用のオートカバー設定だったが、08年度導入車からはグリル内埋め込みとなりより隠蔽性を向上している。2005年度末から全国で納車されており、市販車が2008年にGRS200系に切り替わってからもパトロールカー向けへはGRS180系を2009年度国費予算分までは投入し続けていたが、2010年度国費予算分からは現行のGRS200系に切り替わった。国費導入の警邏車については210系クラウンの導入に伴い全滅となった

180系クラウン・2500cc(埼玉県警)



180系クラウン・3000cc(神奈川県警)



180系クラウン(覆面・オートカバー)



180系クラウン(覆面・グリル内LED警光灯)



180系クラウン(覆面)

GRS200系 クラウン(2011-)
2011年1月、ベース車である200系クラウンのマイナーチェンジから1年置いた2011年初頭から200系クラウンロイヤルをベースとしたパトロールカーの生産が開始された。よって前期型は先々代170系、先代180系同様存在しない。エンジンは先代同様警邏用無線車にV6の2500の4GR-FSEと交通・交通覆面用に3000の3GR-FSEがそれぞれ設定される。ミッションは先代では2500は5ATであったが、今モデルから2500・3000ccともにマニュアルモードであるシーケンシャルマチック付きの6ATが装備される。装備面で先代モデルとの大きな違いは、全タイプに純正アルミホイールが標準装備されたことで、2500cc警邏用に16インチ、交通・覆面用に17インチが装備されるようになった。アルミホイールの標準装着は、国費で大量導入されるパトカー専用グレード車としては史上初のことである。警邏・交通仕様の赤色灯が新型のものに切り替えられた。また外観上の市販車との違いはこれまで同様グレードエンブレムで、白黒はそれに加え先代まで存在したCビラーの王冠のピラーオーナメントと、トランクの「CROWN」エンブレムが廃止された。そのため「クラウン」としての王冠マークはステアリングパッド部のみとなる。その他装備は市販最廉価グレードの「ロイヤルサルーン・スペシャルパッケージ」に準じており、ヘッドランプはディスチャージが装備される。エンジンキーは2010年度予算分の1次車のみが従来のキーシリンダー式であったが、2011年度予算分の2次車から「キーシリンダー式ドア施解錠キー&キーレスプッシュスタートキー」が各5本付属となり、ドアの施解錠は従来同様マスターキーで、エンジン始動は専用のスマートキーで行うシステムが採用された。オーディオは先代同様にビルトインのコントロールパネルに、AM/FMラジオ機能のみで、助手席側トリムに無線スピーカーを装着するため3スピーカーとなっている。VDIM、左右独立フルオートエアコン、全席オートパワーウィンドウ、オプティトロンメーターを装備されている。シートとフロアも先代同様ビニールレザー仕様である。インテリアパネルも先代180系同様艶消しブラックパネルだがシフトレバー回りのみはシルバー加飾となる。覆面仕様には、5色のボディカラーが設定され、「シルバーメタリック」「ブラック」「ブラキッシュレッドマイカ」「シルキーゴールドマイカメタリック」「ダークブルーマイカ」が設定される。富士重工業が落札した2013年度を除く2011年から2015年にかけて納車された。

200系クラウン・2500cc(神奈川県警)


200系クラウン・3000cc(埼玉県警)


200系クラウン(覆面)

GRS210系 クラウン(2016-)

210系クラウン・2500cc(千葉県警)
2016年、ベース車である210系クラウンのマイナーチェンジを機に210系クラウンをベースとしたパトロールカーの生産が開始された。よって前期型は170系、180系、200系同様存在しない。今モデルからは外観が警邏系と交通・覆面系で外装を大きく変え前者がロイヤル系、後者がアスリート系の外観となった。エンジンは先代同様警邏用無線車にV6の2500の4GR-FSE形(203馬力)が、交通・覆面仕様にはV6の3500の2GR-FSE形(315馬力)が搭載される。180系・200系では整備性と点検性を重視し省略されていたエンジンカバーが170系以来復活している。アルミホイールは警邏系に16インチ。交通・覆面仕様に18インチアルミ(市販車で存在しないシルバー塗装の18インチアルミ・デザインはアスリートの18インチメッキアルミと同一)が採用される。ミッションはシーケンシャルマチック付きの6ATが装備される。先代では装備を見送られたCピラーの王冠のピラーオーナメントと、トランクの「CROWN」エンブレムが210系では復活。その他装備は市販最廉価グレードの「ロイヤル」に準じており、ヘッドランプ・車幅灯・フォグランプ・テールランプは全てLED式が採用されている。エンジンキーは先代同様「キーシリンダー式ドア施解錠キー&キーレスプッシュスタートキー」が各5本付属となり、ドアの施解錠は従来同様マスターキーで、エンジン始動は専用のスマートキーで行うシステムを先代に引き続き採用。オーディオは先代と異なり市販車がオーディオレス仕様を基本とする仕様となり今回はプロボックス等に装備されているトヨタ純正1DINサイズのAM/FM電子チューナーがセンターパネル下部にサイレンアンプと共に装備された。スピーカー数は助手席側トリムに無線スピーカーを装着するため3スピーカーとなっている。なお、本来オーディオを装備するスペースにはストップメーターを装備している。VDIM、左右独立フルオートエアコン(タッチパネル式ヒーターコントロールパネル「トヨタ・マルチオペレーションタッチ」)、全席オートパワーウィンドウ、オプティトロンメーター、室内LED照明を装備されている。シートとフロアも先代同様パトロールカー専用グレードの仕様書に準拠しビニールレザー仕様であるが今モデルから電動ランバーサポートはパトカー専用グレードについては廃止された。インテリアパネルは180系・200系と艶消しブラックを採用してきたが今回の210系から市販車のアスリートに標準のメノウ加飾木目調パネルが採用されたことにより170系以来の木目調パネルが復活したほか、インパネやドアトリムには市販車アスリート同様合皮の部分に赤いステッチ(縫い糸)が縫い込まれ再び内装の質感がパトロールカーとは思えないほど豪華になった。覆面仕様のボディカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン(070)」「シルバーメタリック(1F7)」「ブラック(202)」の3色が今回用意される。なお、市販車で全
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