説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2017年5月14日 説教要旨

2017-05-27 22:54:26 | 説教要旨
2017年5月14日 説教要旨 
ローマ人への手紙16章17~27節

「兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。」パウロはローマ人への手紙の最後に異端についての警告をしています。聖書の教え、信仰義認などを否定し、キリストの神性や救いの完全さを否定する者たちから遠ざかりなさいと言っています。律法主義的異端が入ってきていたのかもしれません。教えは大切で、サタンは教えを惑わし、人々から救いの恵みや信仰から引き離す働きかけをしてきます。それに対し、対抗するのではなく、遠ざかることが聖書の一貫した教対
応です。私たちはサタンに対抗することよりも神に従うことが中心です。そして「あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。」と言っています。クリスチャンはただのお人よしではなく、蛇のようにさとく、鳩のように素直であること、見分けて賢く対応することが必要です。「平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。」神がサタンを踏み砕いてくださいます。しっかりと神のみこころに立ち、勝利に立って歩みましょう。21節には同労者たちのことが書かれています。キリストの福音のために労した人のことであり、同労者とは牧師も信徒もなく、甥も若きも男も女もない、キリストに仕える人たちによって神の働きは進められてきました。彼らの多くはのちに献身してパウロと共に宣
教に同行していったようです。当時は多くの人々が自分を捧げて従っていったことが伺えます。私たちのこの終わりの時代にも神は世界を覆うリバイバルのために多くの働き人を立て、用いようとされています。多くの若い方々や召された方々が主によって立ってくるでしょう。私たちは人間的な見方で人を見ないで、神が建て上げる人々とともに宣教の働きをしていきましょう。最後にパウロは、神は旧約の時代から預言者を通して救いの計画を語ってこられましたが隠されていた真理でもあったこと、しかし、キリストが来られたことにより、奥義がはっきり示された、現わされたと言っています。私たちが信じる神はイエス・キリストの神です。神がどのような方かをキ
リストによって示されたからです。この唯一の神が真の神であることを多くの人々に伝えることが先に救われた私たちの使命です。