諭吉 特殊ノート

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ヒップバックとジップロック 蛍光染料の痕跡 (世田谷一家殺害事件)

2017-05-01 16:46:45 | 記事
先にどんな事件だったのか詳しく知りたいという方は
こちら
事件の概要がわかるリンクをまとめたページに行く



蛍光染料の本体容器の持ち主が
宮沢家(みきおさん)だったのか犯人だったのか


それを示す手がかりをヒップバックの底に
付着した痕跡から考えてみました


以下本文


ヒップバックとジップロック 蛍光染料の痕跡



ここにある画像はヒップバックの底に紫外線を照射して
赤色フィルターとオレンジ色フィルターを使用し撮影されたもの




染料の付着状態から二本の線がうかがえる
これはおそらく染料を入れていた
容器の跡ではないかと思われる


しかし仮に瓶やプラスチックなどの入れ物とすると
バックの中で転がり画像のようなくっきりした線にはならないと感じ
さらにヒップバックじたいのシワの跡以外にも
袋のシワのような跡もみうけられるため
試しにジップロックを重ねて加工してみました



すると二本の線が密封する時の袋口のそれとキレイに重なりました
これによりヒップバックにあったのは本体容器でなく
小分けした染料を持ち運んだと推測できます


これには二通り(事件以前に)
犯人がみきおさんから譲り受け小分けした染料を持って帰った

犯人がみきおさんに譲るために小分けした染料を持っていった
このどちらかとなりそうです

そうなると本体容器が宮沢家にあったなら前者
ジップロックがあったなら後者となる

しかしそのどちらも確認されていない

車庫にあった引き出しの底にどんな跡があったかはわからないですが
(間違いやすそうなので念のため納戸の引き出しではないです)
警察の見立てが蛍光染料を確認するやりとりをしたのではないか
とされているところをみると
瓶やプラスチックなどの底とわかるような丸い跡があったのではないかと推測できる
仮になんの形跡ともとれないただ付着してるだけであれば
上記のような見立てをすることはできなかったと思うのです


そうなると本体容器はもともと宮沢家にありジップロックに小分けした蛍光染料を譲り受け
ヒップバックに入れて持って帰ったと推測でき

犯人からすれば
染料のやりとりの光景を近所の人に目撃され覚えられていたとしたら
祖師谷公園によく来ていたスケーター(仮の犯人像ですが)だと早い段階で具体的に繋がり
自分に辿りついてしまうのではないかと恐れることになる

そして事件当日にその証拠となる本体容器を持って帰ることなどで快楽的な動機の流しの物取りが強盗したような痕跡を作ろうとしたとすると
宮沢家と犯人を繋げる痕跡が見当たらない不自然さも辻褄が合うことになるのです


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総合考察 世田谷一家殺害事件 犯人の行動


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