日本ジャーナリスト教育センター:Japan Center of Education for Journalist(JCEJ)

JCEJは、組織や媒体の枠を超え、 ジャーナリストが「個」として切磋琢磨しあう場です。マスメディアの記者だけでなく、NPOや企業の広報担当者、広告やPRに携わる人々とともに「伝えるスキル」を学びあい、日本のジャーナリストの裾野を広げてレベルを高めることを目指します。
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「顔」が見えるメディアに −ボランティア情報ステーション プロジェクトルポ[6]−

2011-04-16 23:03:32 | お知らせ

JCEJ運営委員の田中輝美記者が「災害ボランティア情報まとめサイト」の頃から追う「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション」プロジェクトルポ、第6弾です。

「顔」が見えるメディアに

JCEJ代表運営委員の藤代裕之が4月12日、日本記クラブで「東日本大震災における、マスメディアとソーシャルメディア」と題して講演しました。震災で見えたメディアの課題の一つは「顔」が見えるかどうか。それが信頼度も左右する、との投げ掛けは、これまで漠然と、新聞はもっと記者の顔が見えた方がいいな、と感じていた私にとって、新しい発見でした。
 
まず、今回の震災で、マスメディア側は、テレビが映像のインパクトを伝え、紙の新聞が生活情報を届けるなど、特性に応じて強さを示したのに対し、ソーシャルメディア側も、被災地の自治体や個人が情報発信の手段としてツイッターを活用するなど、確実に影響力を増したと紹介。
 
さらに、複数のテレビが放送をネットに提供したことをはじめ、河北新報が紙面をPDFでネットを使って公開するなど、非常事態の中で、一種タブーだったマス、ソーシャル両者の連携が進み、今後も進まざるを得ないと見通しました。
 
たった2・8%
 
その上で、示されたマスメディア側の課題。まず、1つ、気になるデータを示しました。
 
野村総合研究所のネット調査です。今回の震災に関連して信頼度が上昇したのはNHK28・8%、ポータルサイト17・5%、ソーシャルメディア情報13・4%、新聞社2・8%。逆に低下したのは、政府・自治体の情報28・9%、民放13・7%、ソーシャルメディア9・0%、新聞社5・9%。

ネットユーザーというバイアスもあるとはした上で、新聞について「この上昇と低下をどう考えるか、信頼がもともと高いので上昇、低下していないのか、(新聞を)見ていないので関心がないのか。気に留めておいて調査した方がいい」と話しました。
 
新聞業界にいる私にとって、新聞の存在感の薄さに寂しくなりましたが、それ以上に、信頼度アップの割合が、NHKもポータルサイトもソーシャルメディアも大きく下回る、しかも2・8%しかないなんて…。正直、ショックでした。なぜ??その疑問の答えにつながるヒントは、逆説的に、もっとも信頼度がアップしたNHKを考えることで見えてくるようです。
 
「看板」ではなく
 
藤代は、NHKは、科学文化部の専門記者に代表されるように、冷静に分析できる専門家を前面に立てたからではないか、と分析しました。「NHKだから、ではない。顔が見えるかどうか。信頼度向上はそこにかかっているのではないか」。なるほど。確かに、専門知識を持った人が自分の考えを自分の言葉で、継続的に語ってくれるNHKの解説は、私自身も安心してみることができています。メディアの「看板」ではないのですよね。
 
一方、新聞を考えてみると、記者の「顔」が見えにくいメディアです。原則署名入りという新聞も増えては来ましたが、まだ多数派ではなく、署名がなければ、誰が書いたか基本的にわかりません。「あなたが書いた記事が分かれば、もっと読むのに」。こう読者から言われることはよくあります。新聞は公平中立、客観であるという「常識」の中で、記者の考えや感性を思い切って出す機会も少ないです。
 
もちろん、顔を見せるためのベースとして、記者本人が責任を持って語ることができる専門性が必要だと思いますが、一部をのぞけば、残念ながら、一定期間で部署が変わり、じっくりと専門記者を育てる環境が整っていないメディアも多いように感じます。
 
私自身は仕事をする中での実感として「もっと署名を出し、記者自身の考えを語った方が、記事は面白いのになあ」と漠然と感じていましたが、それは、単に面白いだけではなくて、メディアにとって欠かせない信頼感につながるのだと、胸にストンと落ちました。マスもソーシャルも、メディアがたくさんある時代だからこそ、これまでよりもっと必要なことなのだと思います。
 
メディアが変革期を迎えている中で、悩んだり迷ったりすることが多いのですが、マス、ソーシャルの現状が整理でき、これから進む方向をつかむことができた講演でした。
私が紹介できたのはごく一部ですので、ぜひ、こちらもご覧下さい。
 
「顔の見えるメディアに」日本記者クラブでの講演がYouTubeで公開されました - ガ島通信

(学生運営委員・釜石拓真)

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「JCEJ活動報告会 〜震災から今まで 情報ボランティアを伝えた一ヵ月〜」を行います。

2011-04-14 16:49:30 | お知らせ

「JCEJは何をやっていて、これからどうなるの?」

昨年12月には「ジャーナリストエデュケーションフォーラム2010」を、2月からは毎月、ワークショップを行ってきたJCEJですが、3月11日に発生した大地震をきっかけに「災害ボランティア情報」まとめサイトの編集に参加しました。その後ボランティアを「行う側」から離れて、「取材して、記録」をしてきました。ワークショップによく参加してくださる方々からは「JCEJ活動は今後どうなるんでしょうか?」という質問をいただいています。 この一か月間、JCEJ学生運営が何に取り組み、何を学んだのか、これからどのような活動をしていくのかについてみなさんにお伝えする会を開きます。

JCEJ活動報告会 〜震災から今まで 情報ボランティアを伝えた一ヵ月〜

【日時】:4月23日(土)19:00〜20:30

【場所】:国立オリンピック記念青少年総合センター(小田急線 参宮橋駅下車徒歩7分)

【主旨】

震災後の情報ボランティアについて、また自分たちが記者になり「何かを伝える側」になって感じたことを報告します。また、「ジャーナリスト教育」の団体として、これからどんな活動をしていくのかお話します。

【プログラム】

1部「震災からJCEJが取り組んできたこと」(学生運営委員)

2部「JCEJから見たボランティア情報ステーション」(学生運営委員)

3部「デスクを務めた田中記者によるまとめ」(運営委員・田中輝美)

4部「JCEJのこれから」(代表運営委員・藤代裕之)


【対象】 どなたでも参加できます。

【定員】 40名

申し込みはこちらから。 Facebookからのお申し込みはこちら

問い合わせ先 jcejinfo@gmail.com

みなさまのご参加をお待ちしております。

(学生運営委員・高橋ひろみ)

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新たにgoo、スマートフォンでもVISのボランティア情報が

2011-04-11 11:11:04 | お知らせ

現在、Yahoo! JAPANの復興支援サイトで「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション(VIS)」が入力したボランティア情報を見る事ができます。

7日から新たに、gooの震災ボランティア情報ページでも情報が掲載される様になりました。

ページ中程の「現地発 ボランティア(NPO・NGO等)情報」より

さらに、Androidに興味のあるユーザーでつくる「日本Androidの会」がアプリをリリースし、スマートフォン(Andoroid端末専用)でも情報が見やすくなりました。
ダウンロードはコチラ(Android端末のみ)

VISはボランティア情報などを収集、整理しデータベース化しています。今後も、このデータベースは他のWEBサイトやアプリなどで活用されていく予定です。
(JCEJ学生運営・釜石拓真)

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VISで入力説明会が行われました

2011-04-10 22:12:50 | お知らせ

ボランティアを希望したJICAの職員へ説明会  


 4月9日にボランティア情報ステーション(VIS)がデータベースの入力説明会を行いました。この説明会には、JICA(独立行政法人国際協力機構)のボランティアを希望している方々と、学生1名が参加しました。説明会では、リーダーの藤代裕之さんがVISの取り組みについて話した後、VIS編集チームの学生が、実際のデータベース入力方法を説明しました。




被災地でのミスマッチを防ぐ

 藤代さんは説明の中で、ボランティアたちが適切なところへ適切に参加するよう調整するコーディネーション機能が低下していることの問題を繰り返し話しました。「自分の分の車やガソリン、食料を自分で持っていき、宿泊先の確保ができるような自己完結型で参加できないボランティアは、現地の人を困らせるだけ。13日の仙台空港の旅客便の一部再開や、新幹線が開通したときに、東北地方にどっと人が押し寄せることが課題」とのことです。
 
 解決方法として、一つ目に、データベースにボランティア情報を増やし、東京の人たちがインターネットでボランティア情報を探せるようにすることをあげました。目的は、仕分けボランティアなどの被災地に行かなくてもできるボランティアを知ってもらうこと、被災地に行くとしても、むやみに行くのではなく、本当に人や物資が必要なところに行くことができるようにすることです。

 二つ目にあげていたのは、仙台でコーディネーション機能を持つステーションを立ち上げることです。ボランティア案内所のような機能のステーションを立ち上げることで、適切なところに適切なボランティアが参加できる体制を整えたい、とのことです。 「県外から来た人の対応や、必要物資や情報発信のコーディネーションをやって頂けると嬉しい」と ステーション立ち上げへの協力を依頼していました。



  JICAは、開発途上国での問題解決に取り組んでいるボランティアのプロ。積極的な質問や意見で議論は盛り上がり、説明会は3時間に及びました。


(学生運営委員・木村 愛)

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ネットでできることがある―ボランティア情報ステーション活動報告会―

2011-04-09 21:44:49 | お知らせ

4月8日、助けあいジャパン ボランティア情報ステーション(VIS) 活動報告“わたしたちの取り組み”〜いま、ネットでできること〜が東京都内で行われました。

約70名が集まり、立って話を聞く人が出るほど満員となりました。助けあいジャパンそのものについての話を統括の佐藤尚之さんが、VISの役割や活動についてVISグループリーダーの藤代裕之さんが話し、その後学生ボランティアがこれまでの経緯や作業内容について説明しました。最後には質疑応答も行われ、報告会の参加者からはVISの作業やAPIについての質問が飛び交いました。

藤代さんは「VISで行っているのは『被災地に行きたい』と考える人を助けるボランティア」と語り、受け入れ可能な被災地とボランティアしたいと考える人のマッチングを図る役割を担っていることを話しました。

 

地味な作業も、役に立つから

藤代さんの説明の後、前に立って話したのは編集チームとして情報入力を行う3名の学生ボランティア。3月19日に彼らがVISの前身である「災害ボランティア情報」まとめサイトの運営チームの一員になってからの3週間の間に起こったことついて説明しました。助けあいジャパンに合流したこと、神奈川災害ボランティアネットワークと連携したこと、「わずか3週間」のはずなのに運営体制、規模、そして被災地の状況が目まぐるしく変わっていることを話しました。まとめサイトのころは150件ほどだったデータも今では300件ほどに増え、20名の学生ボランティアで更新していくのは限界があるとのこと。更新を行い情報の信頼性が保たれるように、学生団体との連携を進めているようです。学生ボランティアの江夏美樹さんは「データ入力という地味で小さな作業だけれど、それが役に立つからやっています」と話していました。

 

ユーザーがデータに触れる機会を増やしたい

質疑応答では「私の会社のウェブサービスでも助けあいVISのデータを活用したい」という声や「APIで一番必要なことは何か」という質問があり、藤代さんは「とにかく今は表示面を増やして、ユーザーとのコンタクトラインを増やしたい」と話しました。既に活用されているYahoo!JAPANやgooなどのウェブサービスのほか、ボランティア募集情報を見ることができるiPhoneアプリやTwitterアプリなどを作ってほしいそうです。

 

(JCEJ学生運営・高橋ひろみ)

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少しでも、自分ができることを−ボランティア情報ステーション プロジェクトルポ[5]−

2011-04-08 23:57:08 | お知らせ

JCEJ運営委員の田中輝美記者が「災害ボランティア情報まとめサイト」の頃から追う「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション」プロジェクトルポ、第五弾です!

今回は編集チームとして情報入力を行っている学生ボランティアについてです。

「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション(VIS)」を取材しながら、ずっと不思議に感じていることがありました。学生ボランティアたちは、なぜ、何のために、活動しているのでしょうか? VISは、発足から10日あまりが立ちました。学生ボランティアたちが毎日、ボランティア情報を収集・整理してデータベースに登録しています。代わり映えしない、こつこつとした単調な作業に見えます。VISの前身である「東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)『災害ボランティア情報』まとめサイト」から数えると、3週間以上、ずっと関わっている学生もいます。 うーん、正直、私なら、そんなに続けられないかも…。単調でつらくないのかしら、モチベーションは一体どこにあるのかしら。膨らむ素朴な疑問を、ある平日の午後9時過ぎ、VISで作業している学生3人にぶつけてみました。3人とも、まとめサイト時代からのメンバーです。

 

常に悩み、考える 

まず最初は、埼玉大4年の林田勇気さん。作業の手を止めて「この情報を載せるべきか。どうやって入力すべきか。考えながら作業をしています。決して単調ではないんです」と、答えました。ふむふむ、そうか。単調ばかりの作業ではないのですね。

 このブログでも紹介しましたが、データベースには、VISの専門家や社会人に相談しながら、信頼性が担保できたものだけを登録しています。単に寄せられた情報を右から左に流しているのではありません。そのため、新たに情報を見つけても、採用していいのか、常に悩み、考えるそうです。 さらに、収集した大元の情報は、文体や表現がばらばらです。それをVISで一つの統一した形に整理して登録しなければなりません。もちろん、作業マニュアルはありますが、どう整理するかは、作業する個々の判断。Yahoo!Japanをはじめとした、登録情報を使用する側にとって分かりやすいよう、気を配るとのことでした。

 
日々やることが変わる
 

続いては、ちょうど休憩中だった駒沢大3年の片岡恵さん。夜ご飯のコンビニのかに雑炊を食べながら「日々やることが変わる。それにトライして、終わったら、充実感も感じます」と話しました。へー。そうなんだ。新たな視点です。

 確かに振り返ってみると、まとめサイト時代から、学生ボランティアの役割、やるべきタスクは、めまぐるしく変わっています。まとめサイト時代の最初こそ、全体はJCEJ学生運営がマネジメントし、片岡さんたち学生ボランティアは情報収集・登録作業をしていましたが、VISに移行すると同時にJCEJ学生運営は抜け、片岡さんたちにはマネジメントの役割が回ってきました。

あたふたしながら、少しずつ慣れたと思ったら、増えてくる情報に対応するために新たな学生ボランティアを募ることになり、募集説明会が始まりました。もちろん説明するのは、先に参加している学生ボランティアしかいません。片岡さんは、横浜であった説明会で、数時間前に突然、説明する役を振られたそうです。「全然うまくできずに悔しかった。でも、またチャレンジしてみたい」とのことでした。

さらに「社会勉強になっています」と話すのが、慶応大4年の江夏美樹さん。大学で、あるプロジェクトを回す立場を経験し、人を巻き込むことの難しさを感じていたそうですが、当初の目的を見失わず、ブレないVISの社会人たちを間近で見て「プロジェクトのリーダーは、強い意志を持ち続けないといけない。簡単なようで難しいことだ」と実感したとのことでした。

 

 
このように、感じていることは3者3様でしたが、その中でも、共通していたものもあります。それは、被災地のために、決して派手ではないけど、少しでも自分ができることを、という思いです。

 3人とも、この活動に参加するまでは、自宅で震災の様子を伝えるテレビのニュースやtwitterを見て、暗い気分になったり、何かやりたいのにできない、というじりじりした気持ちになっていたそうです。それが、3月19日のまとめサイトの説明会に参加して「自分にできることがある」「できることをしよう」と決意したのでした。なるほど。納得です。 江夏さんは、ニュースで自分がボランティア情報を登録した地域の話題や、ボランティアの活動の話題を見かけると「間接的だけど、お役に立ててるのかな、と感じます」とのこと。「細く、長く、続けていきたいです」と静かに、でも、確かな口調で話していました。

 
 



田中記者による過去ルポはこちら!

「ないなら、作ればいい」−災害ボランティア情報まとめサイト・プロジェクトルポ[1]−
東北に行く前にできることがある−災害ボランティア情報まとめサイト・プロジェクトルポ[2]−
離れていても、できるー災害ボランティア情報まとめサイト・プロジェクトルポ[3]−
ゼロからの再?スタート−災害ボランティア情報まとめサイト・プロジェクトルポ[4]−
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ボランティア情報ステーションが、町田市で説明会を行いました

2011-04-08 08:23:58 | お知らせ

4月6日、「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション」(VIS)の学生ボランティアと連絡・調整チームの田中康文さんが町田市を訪れ、町田市の「まちだから元気を!プロジェクト市民会議」(まちプロ・311復興支援)のメンバーに向けてVISの活動を説明して連携を呼び掛ける会を開催しました。

プロジェクト市民会議は、被災地支援や、町田市とその近郊へ避難をしている方への支援活動などを予定している団体です。
説明会では、田中さんがVISの活動と現在の被災地ボランティア活動の現状を紹介し、学生ボランティアはデータベースへの入力作業の方法などについて説明しました。

VISからの説明は約50分で終わり、その後は集める情報や今後の活動展開について1時間を超えて意見交換が行われました。今後の展開の方向性を聞いたプロジェクト市民会議のメンバーに対して、田中さんは、今後の活動についてはできること、できないことを意識しつつ、それぞれの団体で判断していただければ、と答えていました。


(学生運営委員 堀口貴司)

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情報ステーションの報告会が行われます!

2011-04-07 16:52:46 | お知らせ

4月8日(金)に助けあいジャパン ボランティア情報ステーション(VIS)の活動報告会が行われます。

VISの役割やこれまでの活動についてVISリーダーの藤代裕之さんから報告がされるほか、実際にデータベースへの入力作業を行っている編集(学生)チームからの活動報告もあります。


「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション 活動報告

"わたしたちの取り組み" 〜いま、ネットでできること〜」

◆日時: 2011年4月8日(金)19時〜20時30分(開場18時30分)
◆場所: 株式会社電通パブリックリレーションズ 8階会議室 東京都中央区銀座2-16-7
◆参加費: 無料
◆参加対象
誰でも参加できるが、インターネットを利用して活動しているため、ネットやソーシャルメディアを利用したことがある方が望ましい。

◆問い合わせ先
細川(ほそかわ)
tasukeai@kazunarihosokawa.com
◆申し込み先
下記URLから(直接会場へ行ってもよい)
 http://atnd.org/events/14561

◆プログラム
1.助けあいジャパンについて(全体統括・佐藤尚之)
2.VISの役割、宮城報告。ネットユーザーに出来ること(運営グループリーダー・藤代裕之)
3.VIS活動報告(編集チーム・学生ボランティア)
4.アクション1:ボランティア情報ステーションをつくろう
  アクション2:ボランティア情報のデータ(API)活用(アプリ開発など)

(学生運営委員・高橋ひろみ)

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サポートメンバー山村さんによる【カンヌ審査員による「伝わる」コミュニケーション講座】レポート

2011-04-04 19:35:15 | お知らせ

4月1日に行われた【カンヌ審査員による「伝わる」コミュニケーション講座】。サポートメンバーの山村祥代さんが講座のレポートを書いてくださいました。
「私のことを好きになって!」のラブレター型から、「一緒に楽しい時間を過ごそう」と提案する関係育成型へ

注意を引くための広告のスキルを学び、伝えることに生かしてください、という講師の言葉から始まった今回の講座。
自分自身の日常を振り返ってみると確かに、広告らしい広告を避けている。雑誌にあるコラボ記事(女性誌だったら化粧品とか)は読まない、WEBサイト上でじっくり読んだ記事の最後に企業のロゴが入っていたら、その記事すべてが嘘くさく感じる、DMは即ゴミ箱行き。「だって、広告なんていいことしか書いてないじゃない?」と、大勢の人が思っているのではないだろうか?

こんな用心深い消費者に受け入れられるために広告は変化してきた。従来、広告はいいとこアピールの一方的なラブレターであったのに対して、今は、楽しい時間を共有して関係を育くむ関係育成型が求められ、広告らしくない非広告型広告がトレンドであるとのこと。非広告型広告の特徴は、”Did you see that?”と誰かに話したくなる「Talkability」があることと、「ad avoidance」=広告らしい広告を避けることだ。

いいことアピールだけの従来の広告では届かないというのは、私が業務で携わっている広報分野も同様。ただ、事実を伝えることが主の広報と違い、広告は商品・企業のイメージといったブランドをクリエイティブに示すことが求められると思う。漠然としたイメージをどうやって表現し、伝えるのか?
 
2008年にカンヌ国際広告賞グランプリを受賞したCMが上映された。


 
ゴリラのアップ、ロックが流れる、ゴリラがドラムを叩く。イヤホンのCMだと思っていたら、最後の最後に英国キャドバリー・デイリーミルクのパッケージが登場。チョコレートのCMだったことに初めて気がついた。何を伝えたいのかはよくわからない。ただ、誰かに「これ見た?」と話してしまう内容だった。しかしこのCMは広告業界では不評だったらしい。映像が稚拙、伝えたいことがわからないなど。だが、よく観察するとバックのカラーがキャドバリー・デイリーミルクのパッケージ色であったり、ゴリラがチョコレートを食べて満足したりと商品イメージは映像のあちこちに散りばめられていた。ストレートにデイリー・ミルクの良さを伝えてはおらず、どうやったらこのような表現のアイディアが出てくるのか私には分からないが、このCM放映後、定番商品であるにも関わらずデイリー・ミルクの売り上げは前年比9%伸びたそうだ。
 
広告表現の後ろにある背景・意図を読み取る
キャドバリー・デイリーミルクのCMを見た後は2つのワークを行った。
まず、カンヌ国際映画祭に出品されたCMを数本見て、それらの広告表現の後ろにある背景・意図を読み取るというもの。広告の目的や発信者の伝えたいポイント(What to say?)をどんな工夫で伝えているか(How to say?)を考えていく。タイのDVDプレーヤー、エビアン、AXE、タイのお茶のCMを見た後に個人で作業し、挙手で発表した。私が難しいと感じたエビアンのCMの解釈を聞いて納得。エビアンのCMはイメージとして、伝えたいことは分かるのだが、どうしたらこういう表現を思いつくのだろう。今回行ったワークは、実際に博報堂でトレーニングとして行われているとのこと、こうやって日々CM表現を研鑽されているからまた見たいと思うCMが出てくるのだと思う。

 

次に、今回の東北地方太平洋沖地震の被災者への寄付を集めるためのキャッチコピーを考えた。受け入れられやすいコピーの特徴は、
1、視点の発見 2、切り口の発見 3、事実の発見 4、視点の転換、
のどれかである。コピーの例として、今回の震災に関して北野たけしが語った言葉「2万人の人間が死んだ1つの事件じゃない、1人が死んだ事件が2万件あったってことなんだよ」が4の視点の転換として挙げられた。

実際にをコピー考えてみたが、「届けよう、○○」や「その○○が…」といった捻りがなくかつ、どこかで聞いたことのあるようなものしか浮かばず、唸ってるうちにthinking time終了。挙手で発表する人たちのコピーを「ほー」っと感心して聞いていた。
今回のセミナーに参加して感じたのは、小学生みたいだが、「広告の人すごい」だった。移り気な消費者を惹きつけることは、マス・メディアを通して集中的に行えてきた過去よりも現在の方が難しいだろう。そして「伝わる表現」に試行錯誤するのは広告だけではないはずだ。広告の表現力とまでいかなくとも、日常的に伝えることのトレーニングを積み重ねていきたいと思った夜だった。
 
最後に、JCEJの皆さん、助け合いジャパンのボランティアとして忙しい日々を過ごしながら、今回のワークショップを開催してくださって本当にありがとうございました。運営委員の学生のなかには被害が大きかった地域のご出身の方もいらっしゃると伺いました。一日も早い復旧がなされますことを心より願っております。
(サポートメンバー・山村祥代)

山村さん、記事を書いていただき、またお気づかいをいただき本当にありがとうございました。

JCEJ学生運営委員による講座の記事はこちら

 

(学生運営委員・釜石拓真)

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情報ステーションをつくる人を募集!

2011-04-04 00:22:10 | お知らせ

ボランティア情報を集め、データベースへの入力を行ってきた「助けあいジャパン ボランティア情報ステーション(VIS)」は、神奈川災害ボランティアネットワークと連携し、神奈川県内のボランティア情報の収集などで協力体制を構築することになりました。(詳細はこちら)3月30日、31日のデータベース入力説明会を経て実際にいま作業を行っています。

それに続き、京都でも情報ステーションをつくろうと、これまで助けあいジャパンVISで活動してきた世古和希さんが担当者になって4月2日から募集をはじめました。ただ、つくるのは世古さんではありません。新たに京都に拠点をつくり、運営するリーダーを、世古さんが募集しているのです。詳しい募集情報はこちら(Yahoo!JAPAN復興支援ページより)

このように少しずつ各地に広がりつつある「情報ステーション」。神奈川や京都に続いて他の地域にも広げていきたいと助けあいジャパン  情報ステーションの田中康文さんは言っていました。

 

(JCEJ学生運営委員・高橋ひろみ)

 

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