一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

コンセプトは東屋

2017年05月15日 | 新発田の住宅

先日、新発田の住宅の地鎮祭が執り行われました。

この広い敷地内には、先人様がセルフビルドした東屋があります。


ここの豊かで広い環境を目一杯楽しむために この東屋を作ったのでしょう。

ならば、ここに建てる住宅もそれに習ってコンセプトは「東屋」に
と提案させて頂きました。

東屋は360°グルッと開口。
壁がない
でもこれから作る住まいは耐震性確保のための壁が当然必要。

グルッとパノラマ状に窓を設けながらも、壁量を確保し耐震等級3をクリアする。
ちょっと難しいチャレンジでした。
(デモ、ホントハソンナニムズカシクナイデス

いつも通り構造計算(許容応力度計算)しながらプランニング。

壁量をシッカリ確保した上で、重心と剛心の位置を近づけます。
強いだけでなくバランスが必要なんですね。

耐力壁を建物中心に集め、外周部にはバランスをとるためのポイント程度に配置。
木造住宅では、外周部に耐力壁を目一杯配置し、建物内部は補助的に配置するのが一般的ですので
まるっきり反対の考え方です。

いわゆる高層ビルなどで使われるセンターコア構造ですね。

高層ビルは外周部がほとんどガラス。耐力壁はありません。
そのかわり建物の中心にエレベーターや階段室や給湯室などを集め
細かい壁をたくさん設けます。ここが地震時の水平力に耐える構造になっています。

本物件は規模がだいぶ違いますが、全く同じ考え方で設計しています。
結果的には、耐震等級3はラクにクリアです


耐震性をあげると設計の自由度がなくなる。と良く言われていますが
決してそんなことはないのです





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