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CHANGEを一歩進めて CHANCEをつかめ

2016-10-17 23:05:55 | ニュース
「CHANGEをチェンジしCHANCEをつかめ」より

この題名の意味を記しておく必要があると思い、再度「本日は、お日柄もよく」(原田マハ)について。
大手広告代理店の若きエース和田日間足(通称ワダカマ)は、創立80周年を迎える菓子メーカーのブランドイメージ一新プロジェクトを任されるのだが、そこで提案したのが「CHANGE」ということだった。
長い歴史をもつ菓子メーカーだけに、幹部のなかには変わらない方が良いという意見もあるが、ワダカマは『そういう人を世間では、「保守的」と呼びます。決して悪いことではない。けれど、世の中が後ろ向きになっているときに、保守に走る企業がどうなるか・・・・・』『時代に取り残されるだけです』と説く。
生き残るためには、変わらなければいけない時があるとして、それを好きならば大切ならば、より良く変わるように努めねばならないということを視覚的に示して見せたのが、「CHANGE 」と「 CHANCE」の文字なのだ。
ワダカマは、ホワイトボードに書かれた「CHANGE」のGの右端をほんの少しこすり「CHANCE」にすると、『大切なのは、GをCに変える、ちょっとした勇気を持つことです』と語りかけ、頭の固い幹部を説得してしまう。

本書が書かれた2008年11月から2010年6月にかけては、まだ聖域なき構造改革の結果もCHANGEの結果も政権交代の結果も出ていなかった。
だが、今我々は、ただ「変える」だけではより良くはならないことを知ってしまった。
より良く「変える」ためには、あと一歩の勇気をもって、「CHANGE」から、変化を拒もうとしている「G」の横木を取り去らねばならないのだと思う。
そんなことを考えさせられるニュースがある。

<有識者会議、生前退位の論議スタート=首相「予断持たず提言を」―年明けに論点公表> 
時事通信10月17日(月)17時51分配信より一部引用
生前退位の意向をにじませた天皇陛下のお気持ち表明を受け、政府が設置した「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は17日夕、首相官邸で初会合を開いた。
生前退位は現行制度で想定されていないため、会議ではその是非や法制化の課題を中心に、象徴天皇制の在り方にも関わる幅広い議論が展開される見通しだ。
有識者会議は、まず公務負担軽減など現行法制下の対応の是非について検討し、次に生前退位を認める場合の問題を洗い出す順番で進められる。第2回会合は今月27日に行われ、公務の現状や国事行為を代行する「摂政」の設置などがテーマとなる予定だ。11月7日の第3回会合以降、年末まで5回程度にわたり、憲法や天皇制の専門家を招いてヒアリングを行い、来年1月にも、生前退位に関する論点を公表する。
政府は陛下の年齢を考慮して速やかに議論を終えるため、今の陛下に限って退位を認める特例法案を来年5月の大型連休明けにも閣議決定し、国会に提出。通常国会で成立を図るスケジュールを想定している。


数年前、「変える」兆しがあったにもかかわらず保守に走り、結局お一人様世代を作りだしてしまった。
これでは、時代に取り残されるだけでなく、終了をも意味してしまう。
今回、せっかく「変える」機会ができたのだから、より良く「変える」勇気を持ちべきではないだろうか。
退位の方法だけを議論するのでは、「変える」とはいえ後ろ向きな印象は否めない、勇気をだして安定的な皇位継承にまで踏み込み、これまでの横木を外した時、「より良く変わる」ことができるのだと思う。そして、それこそが、現政権が力を入れている「女性が輝く社会」を世界に示すことにも繋がるのだと思っている。

CHANGEをさらに一歩進めてCHANCEをつかめ!



追記1
本書で、途方に暮れた時の処方箋となる言葉を見つけた。
それは、交通事故で一度に両親を亡くした久遠にかけられた言葉だ。
『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。
 三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。
 二日後の君、顔を上げている。
 三日後の君、歩き出している。~略~
 だって人間は、そういうふうにできているんだ。
 とまらない涙はない。乾かない涙もない。
 顔は下ばかり向いているわけにもいかない。
 歩き出すために足はあるんだよ。』

ワンコが天上界に出かけてしまった時、3時間で涙がとまることもなければ、24時間で涙が乾くこともなかった。
9か月たっても、まだ私は一歩も歩き始めてはいない。

だが、気構えとして覚えておきたい言葉だと思っている。


追記2
冒頭に記したセオドア・c・ソレンセンには、他にも記憶に残る言葉があるので記録しておく。
『良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬だ』  (参照、「良心に恥じぬということ」
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