「釣った魚に餌はやらない」散財日記

本、ゲーム、CD、DVD等の購入日記。雑食ですがBLと少女漫画が中心傾向。感想はネタバレまじりが多く、たまに長めです。

週刊少年チャンピオン2013年28号購入(「弱虫ペダル」ネタばれあり)

2013年06月16日 23時18分21秒 | 雑誌
先週のお買い物
・週刊少年チャンピオン '2013 28号



弱虫ペダル。



箱根学園自転車競技部、毎年恒例の追い出し親睦走行会。

3年、福富・新開・荒北・東堂へ、
新主将・泉田を筆頭に黒田・葦木場・真波がゼッケンをつけ、宣戦布告。

泉田vs新開のスプリンター対決が終わり、
今度は東堂vs真波のクライマー対決が始まる───!


前にいる東堂が腕を広げ、言う。

「この道は山へと続いているッ!!

 ひとつのループ橋を経て 伊豆半島最大の屋根
 天城原峠へと向かっている!!

 そこに山がある!!

 ならば登ろう!!

 この道の最高点
 最も空に近いところまで どちらが先に到達するか

 勝負だよ!!
 全力を惜しむなよ 真波山岳!!」

「はい!!」

いつでもしかけてくるがいい!!
 そのことごとくをねじ伏せてみせよう!!
 ワッハッハッ!!」

東堂と真波、クライマー2名は、
他のメンバーを一顧だにせず登り始める!


坂を上がっていく2人見て、黒田が思う。

『行けよ真波 思いっきり!!

 東堂さんはオレの目標
 本当は今すぐとびだして勝負してぇ!!

 けどこれはレースだ!!
 相手はあの福富さんと荒北さんだ!!
 オレにしかできねえことがある

 徹しますよ ここは』

黒田はチラリと3年を伺い、ニヤリと笑った。

以前、東堂が言っていた。

「クライマーにはそういう時がある
チームの勝利のために徹しなければならん時がな
黒田 おまえにはわかるだろ」

「徹する…ですか」

『わかりますよ 今なら!!』


そして上方では───。

「ワッハッハ どうしたスキをついてこいッ!!」

いまだ、前をゆくのは東堂。

東堂さん…!! 速い!!
 とにかく無駄がないんだ この人は
 滑るように登る──

 あまりにも自然で 簡単そうにやるから
 誤解されることも多いけど』

以前耳にした、下級生同士の会話。

「オレ今日 東堂さんと登ったけど意外とフツーに登ってたぜ
スッスッって オレもできそうでさ オレ練習したら勝てるかも」
「おお〜」

聞いていた真波は『えっ』と心の中で呟いた───。

『小さなロスを極限まで削って
 コーナーワークやシフトチェンジを全部計算してやってるんだ!!

 だから音もなく加速する!!
 気づかない内に引き離される!!』

今もまた、東堂は徐々に真波との距離を開ける───!

『無駄なのは───』

東堂は振り返り、まだ頂上が見えていないのに
すでに勝ち誇っているかのように口を開く。

「オレのスリーピングクライムに圧倒されたか 真波山岳!!
 見せてみろおまえの走りを!!

 どうしたかかってこないのか
 このままオレの勝ちってことでいいな!!
 女子人気も含めて!!」

『口数だけだ!!』

閉口する真波を凝視し、東堂が続ける。

「おまえ 今
 口数だけ無駄多いみたいなこと思ったな? 先輩に向かって
   『勘もするどいーーーー!!』

「で どうなんだ
 女子人気対決 オレが勝ちってことでいいな!!」
   『そこ!?』

真波が「い…え えーと はい」と答えると、
「うむ!!」と頷く東堂に、『満足そうだーー!!』と胸の内で真波は叫んだ。

「ワッハッハッ」と高笑いの東堂に、
今のスキに先いこうかな、と思う真波が東堂の前に出る。

「時に真波 あのメガネくん
 彼とはちゃんと連絡をとっているのか」

不意に告げられた、東堂の問いに一瞬固まる。

IH3日目の壮絶なデッドヒート。
小野田と激しく先頭を争った末に、真波は敗れた───。

「え」


真波の心臓が鳴る。
脳裏に浮かんだ小野田の顔に、真波はいやな汗を───。

「……いえ
 ちょっ…と あの後 い… 忙しくて…」
「そうか 気になっていたのでな」

「勝負です」
「あのインターハイの表彰式のあと
 彼に渡されたアレはどうした?」


インターハイ表彰式後、後片付けで慌ただしい空気の中。
小野田が箱根学園のテントの辺りにやって来て「あの すみません」と言っ
「と 東堂さん…… あの… 真波くんを探してるんですが」
「……… メガネくん…か」

「あ あのですね」
「真波…?」
「これを 約束がありまして」

小野田がボトルを取り出した。

「このボトル 真波くんと… ボクが…あの… インターハイ出たらって
返すって まだ返してなくて……

タイミングがあわなくてですね これを…
今日返さないといつ会えるかわからないし

もともと真波くんのなんです
山でボクが困ってる時 すごい助けてもらって
これがあったおかげで…ボク がんばれたんです」

「…… 縁というヤツだな───
わかった よんできてやろう 真波ィ!!」
「あ ありがとうございます」

呼ばれてやってきた真波に、嬉しそうに頭を下げている小野田。
浮かない顔で立っている真波、そんな2人を見つめる東堂───。


「……」
「あのボトルはどうした」

「……… 捨てました」

うつむく真波の表情は苦しげだった。
真波の言葉に驚く東堂。

「箱根学園が2位だったのは
 彼にトップをとられたからです

 ボクが彼をインターハイによんだからです
 彼にあの日 箱根の山道で─────」

ボトルを差し出し、言った。
「アクエリでも いいかい?」

「ボトルを渡して彼を助けたからです!!
 そんなボトル 置いとけるわけないじゃないですか」

声を荒げ、真波は拳をぎゅっと握りしめた。
悔いているかのような真波。

「なるほどな では聞こう

 もし そうなることが先にわかっていて
 彼が山で倒れていたとするならばどうする?
 
 おまえは助けないか?

 否 助けてしまうな
 見すごすことができないのだろ 山で困ってるヤツを
 真波山岳 おまえという男は

 ならばその選択
 間違いはなかったということだよ!!」

東堂はバァン、と真波の肩を叩いた。

「時は一瞬で過去に返らない
 おまえは全力を出して負けた─── それだけだ

 それでも過去がおまえを苦しめるなら 簡単だよ───
 そのジャージをぬげばいい」

薄く笑みを浮かべる東堂を、
真波は気圧されたように見つめた───。
そしてまた、東堂が前に出る。

「言っておいたぞ オレは
 自由に走れと!! 真波!!」

IH最終日前夜、東堂は真波へ告げた。
「自由に走れ」

はっとする真波。

「それがおまえに最も 相応しい走り方だからだ

 理屈や順位にこだわって
 マユをひそめて走るおまえなど見ていて気持ちが悪い

 はっきり言える そんなおまえなど
 女子人気のライバルとして取るに足らん!!」

ワッハッハと高笑いの東堂。
『東堂さん───』と胸の中で名を呼ぶ真波。

「彼は── 小野田くんは オレにはわかるな
 すでにおまえにとって重要な存在だ

 このあと3年間 目の前にいて 競い合うような
 さらにお互い成長し合い 高めあう存在になるよ

 だから大切にしろ」

携帯を取り出し、東堂が続ける。
「電話は毎日かけろ」
   『毎日!?』

だが、真波は思い出す。
東堂にとっての競い合う重要な存在だった、総北・巻島。

「正直 相手のことを "憎んで 嫌って──"
 オレにはうらやましいのだよ

 すぐに会えて いつだって
 自転車で対話できる場所にライバルがいるのだから」

電話で告げられた留学。

「悪い 東堂… オレちょっと… イギリス行くわ…」
「─────!?」

『東堂さん───…』

カーブを曲がりつつ、東堂が言う。

「さぁ もう のこりも少しだ
 全力を絞れよ 真波山岳!!」

「はい!!」

自分を追う真波の顔を見て、東堂は「そうだ」とニヤリ笑った。
真波にあの、山を登るのが楽しくて仕方ないというような
あの嬉しそうな表情がかえってきた───!

「その顔だよ 真波!!」

『それでいい!!』

「だが 山はゆずれんがな オレは
 
山神 東堂尽八だからな!!」

東堂は真波に追いつかせないまま、両腕を広げて頂上を駆け抜けた。
息を切らし、笑いながら真波が呟く。

「すごいや 東堂さん」

真波は「ありがとうございましたッ!!」と勢い良く頭を下げた。
腕を広げていた東堂は、後続から走り抜けていく4名に手を振った───。


「ゴールまでぇ…」と荒北。
「のこり2000m!!」と福富。
「のこり4人…」と葦木場。

「山は徹した!! 全てはこの時のため!!
 見せますよ!! ゴールラインで!! オレたちの背中を!!」

そう言い、メヲギラつかせた黒田を、

ハ!! よく喋るじゃナァイ!! 黒田ァ!!」

と、荒北が受けて立った───!



つづく。



東堂は いい先輩だが バカなんだ…(心の一句)

東堂は、まだ鬱屈がくすぶってた真波のすす払いをした感じ。
女子人気もマジで言ってそうですが、後輩思いなのもマジなんでしょう。
でも、ライバルに毎日電話かけなくてもいいと思うよ!(笑)

ちなみに東堂、真波と小野田のこと、
「このあと3年間 競い合うような」と言ってましたが、
すでに時期は追い出し親睦走行会がある頃、
もう真波の残りの高校生活、正味3年間もないよ!?
東堂、深く考えずに雰囲気で喋ってたのか!?

今週でクライマー対決は終了で、次回はアシスト対決になるのかな?
残りは2kmらしいし、また1週終わるかな?


そろそろ限定版29巻の予約終了間近らしいです。
締め切りは6/21だとか。

弱虫ペダル29オリジナルアニメDVD付限定版
クリエーター情報なし
秋田書店




私はOADいらないと思ったので通常版を買うつもりですが、
29巻限定版のカバーは箱根学園6人と知り、ちょっと欲しくなった…。


今までの「弱虫ペダル」本誌ネタバレ感想はこちらです。

※別窓のつもりです
※今週号を含み、降順で表示されます
※IH後は気が向いた時しか買ってません
※私が読んだ時の感想なので、実際の内容と異なってるかもしれません
※間違っててもあまり直しません
ジャンル:
マンガ
キーワード
弱虫ペダル 週刊少年チャンピオン オリジナルアニメ メガネくん クリエーター シフトチェンジ 自転車競技
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2 コメント

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Unknown (よわむし)
2014-06-09 07:41:54
坂道助けなかったら巻ちゃんとの勝負出来なかったもんね…
>よわむしさん (びんこ)
2014-06-23 23:24:17
約1年前の「弱虫ペダル」ネタばれ感想に
コメントくださり、ありがとうございます。 びっくりしました!
これもアニメ化効果なんでしょうか(笑)

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