激しく降るボタ雪の中を突き進むと催眠誘導にも似て、ともすれば運転感覚が麻痺しそうになるオラ。
R455外山峠、凍結こそないがシャーベット状の積雪で、時として挙動不審に陥るマイカー。
おっかなびっくり慎重に走って05:00、詰所前に到着。
前回よりは幾分早起きしたつもりだったが、ドーム各船共に既に5割ほどの入り。
オラは比較的空いているC船、桟橋側東向きに釣り座を構えた。
今日もまた出がけに全てをセットしてきているから、着座と同時に仕掛けが降りる手際の良さ。
湖底は未だ漆黒の闇の中、直ちに反応があった前回とは異なり、穂先にアタリが出るまで20分を要す。
東の空が白み始め次第に食いが立ってくるも、折からの風でドーム船が左右に大きく動く。
そんな中、欲張ってもう1仕掛けを降ろしたのがウンのつき。
たちまち酷い一人マツリを食らい、朝まづめのゴールデンタイムに、両仕掛けのPEミチイト切断を余儀なくされる大失態。
照度不足で手元がおぼつかない中、仕掛けを作り直すビーズやハリス止メなど微細なパーツを相手に、オラは一人悪戦苦闘する。
船中で盛んに聞こえる電動リール巻き上げ音、かれこれ小1時間も焦りまくったオラであった。
(以降釣り日誌へ)