もみさんの一日一冊遊書録(2011年9月1日 スタート!:メメント・モリ)   ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

6 059 吉田秋生「海街diary 3 陽のあたる坂道」(小学館:2010)感想4+

2017年04月29日 23時19分34秒 | 一日一冊読書開始
4月29日(土):  

191ページ     所要時間2:30     アマゾン312(55+257)円

著者54歳(1956生まれ)。

コミックの世界に入り込むと、丁寧で優しくて懐かしい物語りに引き込まれて心地よい気分に浸れる。それにスパイスのような刺激を与えてくれるのが、「どうして当事者にしかわからないような機微に触れた心理描写ややり取りを著者は描けるのだろう」と舌を巻くようなシーンに出合うことである。

想像力だけで描くには限界があるはずだ。著者は相当取材をしているのと、日々の生活をよほど意識的に銘記するようにしているのだと思う。

浅野すずが、山形から鎌倉の香田三姉妹のもとに引っ越してきて、ようやく一年が経った。鎌倉は良い感じのところだけど、世間が狭いというか、人と人がどこかで意外とつながっている。かなり程よく狭苦しい土地の様な印象を受けた。映画で採用されたシーンもたくさん出ていた。

【目次】「思い出蛍」「誰かと見上げる花火」「陽のあたる坂道」「止まった時計」

【内容紹介】最初の出会いから季節がひとめぐりした夏---。すずと三人の姉たちは、父の一周忌で再び河鹿沢(かじかざわ)温泉を訪れた。複雑な思いを胸に抱くすずだが…?家族の「絆」を鎌倉の美しい自然とともに描く、大注目のシリーズ第三巻!四人姉妹それぞれの時間がゆっくりと動いていきます。楽しいことも悲しいことも家族の中で彩られ昇華され、いつしか美しい思い出になる。
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