もみさんの一日一冊遊書録(2011年9月1日 スタート!:メメント・モリ)   ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

6 081 おおたとしまさ「名門校とは何か? 人生を変える学舎の条件」 (朝日新書:2015) 感想3+

2017年07月11日 20時26分29秒 | 一日一冊読書開始
7月11日(火):  

325ページ    所要時間1:50     図書館

著者44歳(1973生まれ)。

図書館で見かけて興味本位だけで手にした。じっくり読むほど本ではないし、1ページ15秒を徹底して最後まで眺めた。

「名門校と呼ばれる学校には、長年にわたって積み上げられた不易流行な部分がかならずある(べきだ!)。自由、ノブレス・オブリージュ(志の高さ)、反骨精神。それぞれの学校独自のハビトゥス(当たり前)が無ければならない。それを知るには学校の背景を知る必要があるというわけで、延々と有名校の歴史的背景を解説していく。最後に、著者なりのまとめをしているが、そんなに丁寧に読んでないので、それが妥当なまとめかどうかの判断はできない。

全体としての感想は、「ふーん。そうですか…、概ね俺の考え方と同じだな。」というのと、「えらいしんどいのに、ヒマなことやらはりましたな。」程度である。いちいち伝統校の背景を目を三角、四角にして理解する気には到底なれないので、大した感想はもてなかった。ただところどころ興味深い部分もあったので付箋はたくさんしたので、その部分をもう一度ざあっと見直してみようと思う。著者は、総じて<中高一貫校>の評価が高い。前に読んだ本も、そうだったのでやはり<中高一貫校>の方が本来の学校の姿であって、現在の中学・高校は、本来一つのものを不自然に分離した学校と捉えるべきなのかもしれない。

各学校の進学実績自体は、旧七帝大の過去30~50年分の高校ランク表、東大・京大の過去25年分のランク表、国公立医学部の過去10年分のランク表と47都道府県の偏差値上位校リストを別に掲載している。この表は、推移を知るという意味では結構楽しめる。

【目次】第1章 日比谷高校の悲劇/第2章 旧制中学からの系譜/第3章 藩校からの系譜/第4章 女学校からの系譜/第5章 専門学校・師範学校からの系譜/第6章 大正・昭和初期生まれの学校/第7章 戦後生まれの星/第8章 学校改革という決断/第9章 単なる進学校と名門校は何が違うのか?

【内容情報】「進学校」と「名門校」とは何が違うのか?旧制中学・高校、藩校、女学校や明治・大正生まれなどの伝統校から、新興勢力校まで広く深く考察し'名門校のクオリア'を解き明かす。東大をはじめとする旧7帝大、国公立大医学科合格者ランキング50年分も収録。/ 名門校に共通する「何か」を見いだし、「学校」とは何か、「教育」とは何かを問う。東大・京大・旧帝大国公立医学部合格者年代別ランキング。最新47都道府県高校偏差値ランキング。保存版。
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