もみさんの一日一冊遊書録(2011年9月1日 スタート!:メメント・モリ)   ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

161229 二年前:151228 一年前:141227閲覧数31万超え:報道ステ古舘伊知郎の口癖「待ったなし!」が独裁を呼び寄せる!

2016年12月29日 15時11分56秒 | 一年前
12月29日(木): ※再掲しますm(_ _)m。

2014年12月27日(土):記録ですm(_ _)m。ブログの開設から1176日。

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 最近気になっていることに、韓国で「用日」という言葉が使われ始めていることがある。「反日」「嫌日」だが、日本との経済関係なしではやっていけないから、「嫌いな日本を利用してやろうぜ!」という意味だそうだ。この言葉は、ファシスト安倍晋三が使っている「戦略的互恵関係」という誠意、知性のかけらもない下劣な言葉の韓国版だ。俺の敬愛する韓国が、安倍と同じ低レベルまでわざわざ堕ちてきて、「戦略的互恵関係」を真似た「用日」という下劣な言葉を使うのが悲しい。「戦略的互恵関係」や「用日」と言う言葉には、隣国同士が「誠心の交わり」を結ぶ意志をを捨てる、品の無い意味しかないのだ。安倍晋三という戦後史70年の鬼胎(鬼っ子)の低レベルに合わせて、韓国までが愚劣・下品になることは、本当に情けなく悲しいことだ。

※昨日読んだ内田樹「街場の戦争論」から少しだけ抜粋してみた。

・鳩山首相は「外国の軍隊が占拠している土地を日本に返してほしい」という当然の希望を述べただけです。でも、「そういうことを言って日米同盟関係の信頼を傷つけたことによって日本の国益を損なった」というロジックが連日メディアを賑わしました。アメリカの国益を損なう人間は日本の国益を損なう売国奴だという奇妙なロジックに対して誰も「変だ」と言わないことが「変だ」と僕は思います。/田中角栄の日中国交回復のときにホワイトハウスは激怒しました。そのときにも「田中おろし」に動いた政治家や官僚はいました。でも、さすがに「田中はアメリカの国益を損なうことで日本の国益を損なった」というような疑似論理を振り回す人はいなかった。少なくとも僕は見たことがありません。でも、今はそのような疑似論理が大新聞の社説に堂々と掲げられている。これは従属国民マインドが完成した徴候だと僕は思います。104ページ

・あらためて確認しておきますが、独裁というのは行政府への立法権の委譲のことです。別に「私は今日から独裁者になった。逆らう奴はぶち殺す」とかそういうシアトリカルな宣言とともに始まるものではありません。もっと日常的で、もっと非情緒的なものです。立法権を負託されたと行政府が自己判断し、立法府がこれまでのようにのろのろ合意形成をしていたのでは緊急時に対応できないという無能の判定を受け入れたときに独裁は開始される。行政府の全能化と立法府の無能化は表裏一体なのです。そして、合法的な緊急避難から超法規的独裁制への移行の間にデジタルな境界線はありません。気がついたら、なし崩し的に民主性が終わっていた。そういうものです。/ですから、緊急事態についての法整備を考えるとき最優先に考えるべきことは、「気がついたらなし崩し的に民主制が終わっていた」ということにならないためにどのような手立てが講じられるかという点なのです。言いかえると、略、「緊急事態宣言が恒久化するせいで国民が受ける被害」が「緊急事態に対処できないせいで国民が受ける被害」よりも決して大きくならないようにするためにはどういう仕組みを作っておくか、ということなのです。略。憲法停止についてのただひとつの「頭を使う箇所」です。/略、緊急事態に対処できるような法整備というものは実は存在しません。128ページ


*報道ステーション古舘伊知郎の口癖「待ったなし!」が、前から気になっていた理由がようやくわかった。彼が、「待ったなし!」を連呼することによって、立法府である国会の存在をまどろっこしいという強迫観念が視聴者に刷り込まれていくのだ。「時間がない!」とせき立てられることによって国民(市民)は、立法府の議論を軽んじて、行政府の独断・暴走を受け入れる素地が社会全体に作り上げられるのだ。
 大事な問題は、「待ったなし!」の拙速ではダメなのだ! 国権の最高機関は、内閣ではなく、国会である!

・経済成長率の高い世界の国々のリストを見ればわかります。
 以下、2013年:1位南スーダン、2位シェラレオネ、3位パラグアイ、4位モンゴル、5位キルギス
 今の政権は経済成長のことばかり問題にして、定常的に確保されている国民資源については何も語らない。フローの話だけして、ストックについては言及しない。でも、日本は世界でも例外的に豊かな国民資源に恵まれている。たとえば、森林資源、水源、大気、治安、医療、教育、ライフライン、交通網、通信網そういうものが整備されているおかげで僕たちは無用の出費をせずにすんでいるわけです。/でも経済成長のためには「安定したストックがある」ことはむしろ邪魔になる。たとえば、日本は治安がよいわけですが、これを治安が悪い状態(たとえばテロのリスクがある状態)にすれば、人々は金を出して安全を買わなければならなくなる。略。シニカルな話ですけれど、どうしても経済成長したければ、それまで無償かそれに近い低コストで享受できていたサービスを商品化して史上で買うほかないようにするのがもっとも安直な方法なのです。248~250ページ


*そう言えば、アベノミクスと安倍自民がこの2年間めざしてきたことは、日本が長年蓄積、築き上げてきた当り前の国民財産を破壊してお金に換えることばかりだ、と俺も思う。
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