青空の向こう

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看取り研修会

2017-02-24 09:35:33 | 日記
2017年2月23日(木)

福岡県の『 看取り研修会 』に参加してきました。



昭和50年、在宅で亡くなる人は50%でしたが、現在は病院では約85%、

在宅は13%、その他施設2%。

亡くなる前の1ヶ月の医療費は8000億円もかかっているという事で、国も

病院ではなく、在宅や施設での看取りを推奨しているそうです。


✿ 看取りの定義

「 近い将来、死が避けられないとされた人に対し、身体苦痛や精神的苦痛を

緩和・軽減するとともに、人生の最期まで尊厳ある生活を支援すること 」


✿ 看取りのケアとは、

人生の最期を本人の意思、気持ちに添って支えていくこと。

「 自然な死 」にできるだけ近づけていくケアの実践。

残されるもの(家族や介護スタッフ)への達成感、満足感、感謝の気持ち、感動

につながるケア。

大切なことは最期まで人として、尊厳をもって接すること。


私たちも認知症になる前、元気なうちに自分の最期はどうして欲しいのか考えて

おく必要がありますね。

「 あらゆる手段を使って生きたい 」のか、「 回復の見込みがないのなら、安らか

にその時を迎えたい 」と思うのか。

「 平穏死 」「 自然死 」を望む人が、自分の意思を元気なうちに記しておく。

それがリビングウィル(LW)だそうです。


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