25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

移動だぁ。

2007-09-20 00:25:12 | Weblog
9月19日
 朝の8時からヤボ用でラストチャンスに行った。きょうは、これからBoiseの向こう側に移動の予定。ひょっとすると、気が変わってシルバークリークとWood Riverの魚にご挨拶してからするかもしれない。シルバークリーク周辺にはインターネットのあるRVパークはなかったと思う。よって、その場合にはしブログは、しらくお休み。

16時過ぎ、追加。
 何とかBoiseの周辺にたどりついた。シルバークリークには、結局、寄らず。Boiseの東側でRVパークを見つけるつもりが、ずるずると西側まで来てしまった。これ以上運転するのは嫌になったので適当なRVパークを見つけて泊。ここはインターネットが有るが、接続状態が不安定。無いには無いで良いが、有って不安定なのはいただけない。

写真
 少し前にヘンリーズフォークで当たりのあった黒と茶のツートンカラーのアリのフライの事を書いた。つまり、例のデッドコピーのフライの事。あの二色のアリが本当に居た。驚いたなぁ。17日にマジソン川の川岸を俯いて歩いていたら、どこかで見かけたような物が地面を張這っている。良くみると、黒と茶の二色アリだ。


 今日のブログはこれだけ。明日も移動だな。具合よく進めばオアヒ川とやらにお目もじできるかも。


Warm River

2007-09-19 08:57:17 | Weblog
9月18日
 大阪の「バナナホール」がとりあえず閉じたらしい。
 「そうかそうか、時代は移るんだねぇ。」
と思う。「バナナホール」と言えば、新大阪でタクシーに乗って、
 「バナナホールへ言ってくれ。」
と言ったら、「バナナの気持ちは良く分かる」につれて行かれたという、ネタなのか本当の話なのか良く分からない話を思い出す。これで笑える人は関西に住んでいた人だろう。

 本日移動する。移動先にインターネットがあるかどうか分からない。しばらくブログは休業かも、と思いながらトレーラーを引っ張って走っていたら、Warm Riverの橋を渡った。ヘンリーズフォークの支流だ。橋の下をフロートトリップのボートが流れて行く。この川はフロートトリップの客がずいぶん多いような気がする。そういえば、今回は、この川をまともに釣っていない。橋を渡り切った所のRVパークに1日だけ泊まることにした。ここは$35/Dayで値段が高いのだ。高いだけあって、ケーブルTVが入っているし、インターネットのつながりも良い。もっともケーブルTVなど観ないのだが、インターネットのつながりが良いのが嬉しい。しかし、前のRVパークの$24/Dayで6日泊まると1日タダと、$35/Dayを比べると2週間も泊まるとエライ差になる。やっぱり、ここは1日が限度だ。

写真
・イエローストンで某雑誌の表紙のような写真が取れたので、秋の夜長、表紙風にアレンジしてみた。表紙のアレンジって難しい。


・今日の魚。この魚が今日釣った魚の中で一番小さいと思う。#18の黄色いパラシュートを「ちゅぼっ」という音とともにくわえた。Warm Riverのこの辺りは川底が茶色だ。ニジマスもブラウンになるぐらい茶色だが、釣ってみると、そんなことにはなっていないようだ。


釣り
 Warm Riverは全然暖かくない。水温12度C。商品に偽り有りで返品したいぐらい暖かくない。
 橋の下流300から400mの所で川が崖に当たっている。その手前が大きくえぐれたようになっている。きっと良いポイントだ。崖の上の草むらには、いつもバッタが大量に住んでいる。崖からの風なら、そこはホッパー天国になるはずだ。橋の脇に駐車できる場所がある。その上から見るとフロートトリップの客がそのポイントに入っている。しょうがないので、上流に上がることにする。大きな岩が少ない川なので、ファットアルバートで流れのヨレを叩きながら上流に行く。大きなフライに小さいニジマスが何匹か出る。上流にも人が入っているので、上がるだけ上がったら今度は下がる。橋まで来て驚いた。橋の直下から下流にかけてライズが始まっている。川を横切るように下流からかなりの風。逆光。ピューパかPDMを食べているようなライズ。#20のBWOをキャストするが、案の定、フライが見えない。
 フライが小さい。
 完全な逆風で予定よりかなり手前に落ちている。
 逆光でフライを目で追えない。
 上流の瀬で出来た白泡が隠す。
以上、ドライフライの四重苦が勢揃いような状態だ。仕方ないのでフライを#18のボディを黄色のグースバイヨットで巻いたパラシュートに変える。このフライはウイングが特に長く作ってあり見やすい。これで2回に一回フライを目で追えるようになった。そうなれば、後は、何とかなる。なんだかんだで約3時間で10匹ぐらいキャッチした。16時半ごろ、寒くなったし、ライズもまばらになったので引き上げる。一番大きくて12インチぐらいだから、小さいけど、シビアァなライズを見つけて釣るのがフライフィッシングの最大の楽しみだ。






雪になる?

2007-09-18 10:11:19 | Weblog
9月17日
 明日、移動の予定だ。Boise方面に行く予定。あの辺りなら標高が低いので少しは暖かいだろう。と書いていたら、雨が降り出した。なんだか極端に冷たそうな雨だ。夜になると、このまま雪になるかもしれない。早くマジソンから帰ってきていて良かった。
 先おととい、味噌漬けにした豚肉と牛肉がそろそろ漬かったころだ。どっちを先に食べるか、それが問題だ。牛肉はスキレットステーキ用なので豚より厚みが少し薄い。アメリカの食材は1パックの量が多い。一人ではいっぺんに食べられないので困る。コスコなど行くと、ほとんど殺人的と言えるような量のパックがある。昨日もサケの切り身が目についたので買った。カリフォルニアではウロコを取って売っていたような気がするが、ここでは取っていない。とりあえず、ウロコが付いたままで塩ジャケにした。$5で大きめの切り身が5つ取れた。3日もあれば食べごろになるだろう。どうやって全部食べようか。悩むなぁ。

写真
・ファイアホールの早朝。氷点下4.5度C。無風。温泉から上がった湯気が真っすぐ上がって横に這う。写真2枚からパノラマに合成した。


・今年のマジソンで最後の魚。また、来られるように、良く良くお願いしてリリースした。


釣り
 午前中のお立ち台まで行って来たが、ハッチもライズの全然ないので、取って返してマジソンのレイノルズ・パスに行く。これで何にも釣れなかったらマジで大損のマジ損川になってしまう。
 駐車場すぐ下流に、開きの上流に岩がごちゃごちゃある所がある。その岩の間が波だったプールのようになっている。プールの手前のロッド1本幅の流れが早くて前に出られない。その上、その流れのせいで簡単にドラグがかかる。
 何もハッチがないので、最近多用している#14の明るいエルクヘア・カディスを結ぶ。2回目のキャスト、と言うよりの早い流れの向こうに垂らして流した。ブラウン大きなブラウンらしき魚が顔を出した途端にドラグがかかって魚が口をパクパクして空振りした。こっちも口をパクパクして悔しがった。それで、その場所は、もう出ない。
 ちょっと、時間をあけてもう一回その場所を試すことにした。その間、上流に偵察に行く。1回だけバイトがあったが逃げられる。YSを釣っていたら、カディスはほとんどバーブレスになってしまっている。1時間ほどして戻ったが、結局その魚は出ず、30cmと20cmぐらいのニジマスを各1匹釣った所で雲行きが怪しくなってきたので帰ることにした。今年のマジソンは、YS共々、これで、おしまい。


早起きファイアーホール

2007-09-17 10:40:20 | Weblog
9月16日
 早起きした。朝4時からファイアホールに行く。公園のゲートには誰も居ない。年間のパスを持っているのでそのまま通過。さすがに街灯など全くない。車の外気温計が24度Fを表示している=氷点下4.5度C、無風。放射冷却という言葉は頭に浮かぶ。「すばる」が、ほぼ天頂付近にある。温泉の湯気が、何本も、ほとんど垂直に上がり、そのまま横に広がる。ファインダーの中のエルクの息づかいが白く見える。道路の上をバイソンが歩く。子バイソンがぴょんぴょん飛びながらその後をついてゆく。白頭ワシはさっきから20分も同じ所にとまったままだ。動物を見るなら早朝だ。8時頃まで写真やビデオを撮った。眠くなったので車の中で寝る。起きたら10時。風が出ている。何か食べる物が欲しいと思ってウエスト・イエローストン方向に走る。すごい数の対向車。今日はえらい人出だと思ったら日曜日。アメリカ人は教会にも行かず観光に来る。
 トレーラーのガスレンジの点火スイッチが壊れたようだ。カチカチやっても火が付かない。アメリカ製は作りがあまい。

写真
・イエローストン界隈は紅葉の季節。色づくべき葉は全て色づいた。


・今日の魚。水と空気がきれいだと赤が良く映える。これで「ムースのよだれ」がうまくなる。「踊る鱒」は少し蜂蜜でも入っているように甘かった。少し甘めのソースを使ったバーベキューには合うかもしれない。


釣り
 風がある。16時頃少し弱まったのでYSマジソンに行く。雲があるので、時折、日が陰る。これなら勝負になると踏んであのポイントに行く。2回合わせ損なった心残りの魚が一匹いるポイントだ。あの木の下でたまにライズする奴。サイズが大きいのは分かっている。3度目の正直になるかどうか。多分ブラウンだと思うのだが、正体は、まだ不明だ。
 そのポイントには先客が居た。かなり重そうなフライをきれいにキャストしてる。狙っているのは、向こう岸から1mぐらいの幅で浅瀬を作っている岩だなのエッジのこちら側。少しづつ下りながら、丁寧にエッジを舐めるように探ってゆく。下の瀬まで行ってギブアップした。ホッパーを使っているのかと聞いたらストリーマーを流していた。人に寄って攻め方が違うものだ。
 さて、#14の明るい色のエルクヘア・カディスをナイロン6Xに結ぶ。このセットで2回合わせ損なっっている。
 キャストし易い位置まで出て日が陰るのを待つ。15分ほどで大きな雲に入った。少し下流で小さいライズが起きる。無視してアイツを待つ。
 「ごぽっ」
っとライズした。キャスト4回目で出た。奮闘10分ほどでキャッチ。ブラウンではなく、尾びれが太い、鼻曲がりしているようなオスのニジマス。ネットよりはるかに大きいから、40cmを越えている。リリースすると意外に元気に泳いで深みに消えた。

マホガニー出現

2007-09-16 11:47:59 | Weblog
9月15日
 昨日買って来た材料を使って、サンプルで買ったフライを小さな額に入れる作業をした。奇麗に作るのは結構難しいね。18日に移動する予定なので、どこに行くか検討しなければいけない。シェラネバダの川はそろそろ閉じるころだし。アッパーサクラメント川もそろそろ閉じるだろう。オレゴンの川は禁漁期があるのかな。暖かい所がいいな。

写真
 ・ヘンリーズフォークでマホガニーが本格的にハッチし始めた。白線の幅は概ね14mm。まともに巻けば#12フックぐらいだろうか。お汁がたっぷりの飴色がいかにも美味しそうだ。マホガニー・ダンとか呼ぶのかもしれないが、どう見てもスピナーだ。


 ・飛んでいるマホガニー。周りにゴミのように光っているのはミッジ。40枚ぐらいシャッターを切ったと思う。これでも一番良い写真。下手でゴメン。



・草の葉に止まっていたPMDのようなメイフライ。これは、#20ぐらいだ。逆光できれいなのでアップすることにした。


 昼頃と夕方、お立ち台に行く。そこで遭った釣り師の話だと、10時から12時半ごろまで魚の動きがあったそうだ。フライはマホガニーと赤アリ。日によってはまだ赤アリが出ているようだ。そういえば、ここ2日ほど暖かかった。夕方遭ったひとの話では、朝は太陽が雲に隠れるとライズがあるが、日が出るとすぐに止まるということ。もうポテトに水をやる必要がなくなったので、当分の間減水状態が続くであろうということ。非常にめでたい。
 「急な減水で魚が神経質になっているかも。」
 「大きな魚は減水時の居場所を探すのに少し時間がかかるかもね。」
などと、有用な意見の交換(笑)があった。
 今日も釣りは無し。先の夕方遭った人の話は、月曜日ぐらいから少し雲が出て気温が下がる予報なので、ドライフライが良くなるだろうとのこと。明日の朝は少し早起きしてファイヤーホール川に行くか、もし、遅くなったらお立ち台だ。









ビール

2007-09-15 14:00:44 | Weblog
9月14日
 いやはや、遅くなってしまった。今日は、買い物と”3:10-toYuma”を観にIdahoFallsまで行って来た。西部劇、ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベイル。もう1本、DragonWarとやらいう映画も見る予定だったが、他のことをしている間に時間が押してしまった。この映画は、またの機会に。
 日本では、最近、西部劇があまり人気がないようなので公開になるかどうか分からない。ラッセル・クロウはもう少し気持ち悪い芝居をしても良いような気もするが、結構、面白かったよ。

写真
 ビール。このあたりのビールを3種。特に、場所がら、フライ・フィッシングのビールもあったりするが、何となく観光目当てが目立って、あざとい感じは拭えない。ボトルと箱絵は同じ順序になっている。

箱絵:左から順にホッパー、ダンシング・トラウト。一段下がって「ムースのよだれ」



ボトル


 左、ホッパー。これはペールエール。この会社は他にサーモンフライとか、フライシリーズを4種類も出しているらしい。ラベルにはマジソン川だと思うが、フライ釣りをしているオッサンの絵が描いてある。ボトルの首にはちゃんとホッパーが付いている。ブログのために買って来た。捨てるわけにはいかないので、イヤイヤながら飲む事にして、3本空いた。うまいよ、ウン。

 中央、ダンシング・トラウト。釣り師が鱒とダンスを踊っているのだと思う。かなり来ている。その上、トラウト・アンリミテットのオフィシャル・スポンサーのバッジ付きだ。バイエルンの名前と、ドイツの許諾を得て作っているらしい。これは、まだ飲んだことがないので、飲むことにする。きっと、うまいよ。

 右、これが、「ムースのよだれ」。ムースがよだれをザバザバ垂れている箱絵だ。ビールのパッケージとしてはなかなかシュールだと思う。シュールってどういう意味だろう。このビールについて、以前にペールエールと書いたがブラウンエールが正しいようだ。グラスにあけると確かにブラウンだ。ペールエールとブラウンエールはどう違うのだろう。謎が次々と増えてくる。これも、このブログのためだけに買って来た。これも、まぁ、飲む事にする。コクがあってうまいよ、うん。

 地ビールはエール系のビールが多いですね。黒ビールの方がクリアな色を出さなくて良いぶん、水質などの細かいファクターを気にしないで作れるのかもしれない。

釣り
 きっぱりと、なし。


ヘンリーズフォーク、13/Spt.

2007-09-14 12:37:56 | Weblog
9月13日
 13日の金曜日ではない。なのに、昨日から強風、14時頃までに大方止む。隣の最大級RVの暖房装置が、夜中、かなりうるさい。今日は洗濯とトレーラーの片付け。何もかたづいてないのに14時になってしまった。
 18日に移動の予定。予定は未定にして決定にあらず。オアヒに行くかどうか。とにかく、もう少し暖かい所が良いなぁ。CAは暑そうだし。NMは遠いし、#26のハッチだって(汗)。COはここと同じくらい寒そうだし。UTのグリーンって言う手がある。
 とか、言いながら、USGSのサイトをチェックしたら、ヘンリーズフォークの水位が下がっている。マジソンのヘブゲン湖の放水量はそのまま。このまま風が凪いだら、夕方はヘンリーズフォークの偵察に行ってみよう。

 今のイエローストンは、エルクの10頭ぐらいのパック一つ(押す1頭にメスと子供)が、マジソン沿いに定住していて、しばしば渋滞を作る。白頭ワシはそろそろ営巣を終わったのか、巣に居たり居なかったり。しかし、営巣活動を保護するための「駐車接近歩行禁止」の看板は出たままだ。バイソンは、そこら中にいる。黒い固まりがあれば大抵そうだ。
 先日の黒熊、何かピンクのビニール袋のような物を運んでいたのが気になった。昨日、グルグル周りのついでに確認するための現地を調査した。その倒木の間には、エルクかムースの子供と思われる骨と毛皮があった。肉はほとんどなくなっている。見通しが悪い川沿いは、オオカミやクマなどの肉食獣の接近が分かりにくい。シカ達にとっては危険なのだ。

写真
 ・熊が、何かくわえて運んでいる。


 ・そのエルクの死体。まだ、足に少し肉が残っているようだ。この時期、熊のエサに対する執着は大変なものらしい。何時、この肉を取りに来るか分からない。川口ヒロシは、あわてて、その場を離れた。



釣り
 16時頃にお立ち台到着。急な減水で大きな魚は神経質になっているかもしれない。大きいのが水面に出て来るには、2~3日かかるかもしれない。とりあえず、双眼鏡で偵察すると、川の向こう側1/3ぐらいの所で小さいのがライズしている。その中に少し良いサイズがいるようだ。早速支度をしたところでトラウトハンターのご夫妻が車をとめた。水の状態とか少し話す。川に行くと、その比較的大きな魚のライズが無くなっていた。茫然自失&落胆豆単。それでも一応そのライズがあった辺りまで川を横断し慎重に偵察する。するも、時すでに遅く、ライズは消えた。水温が15度C。足が冷える。一時岸に上がり下流を見に行くがライズらしいライズは無いようだ。お立ち台に戻って、もう一度、さっきの所まで川を渡る。
 ーー 便静粛祝ぃ、夕方、川をぉぉぉぉ渡るぅぅぅ。ーー
 そのまま30分位水面を見ていると、#14ぐらいのマホガニー色のメイフライが、膨大な数の#20ぐらいのWBOに混じって5分に1匹ぐらいの割合で流れてくる。ときおり強めに吹く風に飛ばされた小さなメイフライが、ほっぺたを吹雪のように叩く。目の前を#18ぐらいの茶色いカディスが横切った。直後に10時方向ロッド2本半の距離に大きめのライズ。その上流を目がけてキャスト。良い所を流れる。ドラグがかかって沈んだ。何かが波を引いてフライがある辺りに突進した。合わせた、、、だめ。だめ、だめ、だめ。そう、いつも、うまくは、いかない。5分ほど引き波の辺りにキャストするが、何も反応がない。と、ロッド1本半の所にライズ。カディスがライズリングの真ん中あたりから飛び立つ。すかさず、キャスト。リングの真ん中より、ほんのちょっと向こうに落ちる。
 「出ないはずがない。」
と思った所に、
 「ガボッ!」
と音がして魚が出た。11インチぐらいのニジマス。結局、ライズは、これ1匹。釣ったのも、これ1匹。
それにしても、ずいぶん水が冷たくなった。ここに来た頃は、水に手を浸けて気持ちよかったのに。今では手がかじかむ。




YS、グルグル周り。

2007-09-13 12:28:10 | Weblog
9月12日
 あらららら、安倍さん辞めちゃった。まぁ、大臣が次から次にあれだと鬱病になるよね。
 この辺りには大陸分水嶺の看板が所々にある。アメリカ大陸の大陸分水嶺だ。
この大陸分水嶺の上に、ポトン、と落ちた水があるとする。この水は、次に、ポトン、と落ちた水に押されて
 「何、すんねんな。」
と、言い残して、スネーク川からコロンビア川を経て太平洋へ。押した側の水は、その反動で、
 「ああ、何、してしもうたんやぁ。」
と言い残して、ミズーリ川からミシシッピ川を経て最後は大西洋へ流れ出てしまおうかという、一滴の水にとっては、最後の審判のごとく大きな選択を迫られる場所だ。
 安倍さんは自分の分水嶺の上の辞める方の川に流れて行っちゃったんですね。

写真
 ・バイソンの渡河&道路横断の渋滞。
  バイソンに「どけっ!」って、言いながら蹴りを入れる根性は中々無いよね。
  で、全然、車が動かないから写真を撮るぐらいしかすることがない。


 ・イエローストンからマジソンに出る道の横に出たムースのオス。角が結構小さいね。
  モンタナには「ムースのよだれ」っていうビールがある。ペールエール系のビール
  だ。結構メジャーなビールでカリフォルニアでも扱っている酒屋は多い。うまいよ、うん。



釣り
 ファイアホール川に行った。釣り人が多いので、どんどん上流に行った。どんどん行くと大陸分水嶺を越えてしまった。むむむ、と唸りながら、更にどんどん行くとイエローストン湖に出た。湖岸をどんどん行くとイエローストン川に出た。釣りの状況を効くと「アカン」という。更に、どんどん下るとバイソンの団体の渡河に出くわして20分の足止め。更にくだろうかと思ったが、イエローストンの北西出口に行ってもしょうがないのでマジソンに戻ることにした。
 YSのマジソンで2ダースぐらい釣って日が暮れた。今日は、ティペットを6Xから5Xに変えたら急に食わなくなった。さすが、標高2000m近いところを流れる川だ。9月ともなると日が暮れた途端に川風が、金が無くなった後の女のように、急に冷たくなる。鼻水3滴垂らしたところでギブアップ。撤退。
 そうそう、ライズは白っぽいカディス一辺倒。他の虫もハッチしているけどカディスだけ。水の底からカディスを追いかけて水面に出て、食い損ねた所に偶然フライが有るとそれに食いつくような食い方をする。

マジソン、ちょっとだけよぉ。

2007-09-12 11:56:39 | Weblog
9月11日
 昨日は少し暖かった。今日はトレーラーの中が14時で78度F(25.5度C)。昨日までの服装だと暑い。午前中は強い西風が吹いていたのでトレーラーの中でフライ巻きと、ビデオ編集ソフトの良く分かっていない部分をお勉強。午後になっても時折強い風が吹く。18時頃マジソン川を軽くひと捻りしてやろうと思ってレイノルズ・パスに行くことにする。

写真
 ・ギボン川のほとりに、こんな花も咲いていた。直径2cmぐらいかなぁ。一瞬、アヤメの小さいのかと思うような咲き方だ。


 ・ホワイトフィッシュの水中写真。リリース直後に撮った。こうやって見ると、ボーンフィッシュに良く似ている。



釣り
 あまり風もなく、虫も色々飛んでいる。釣果予想装置のご託宣も、なんと、9だ。意気揚々と準備して川に出るとライズがない。全然ない。なんだこれは?。しかし、何と言っても9だ。軽い気持ちでアルバートを結んで叩きにかかる。しかし、叩けども、叩けどもぉ、、、だ。30分ぐらい叩きまくっても何もない。ホワイトフィッシュなんか釣ったタタリだろうか。1時間近く叩きまくって何にもない。
 こうなると、川の中がどうなっているのか考えてしまう。考えた。ステテコ穿いた鱒の親父が虫が乗っているちゃぶ台の前で腕組みしている。いきなり、
 「虫なんか食ってられるかぁ。酒もって来い。」
と叫ぶか早いか、ちゃぶ台をひっくり返した。
 「うわぁ、ちゃぶ台が無ければフライフィッシングは終わりだぁ。」
と思って我に帰った。そういえば、さっき、ちゃぶ台が3つほど流れて行ったような気がする。きっと幻覚だ。ひょっとすると2台ぐらいはあるかもしえないが、幾ら何でも、モンタナにちゃぶ台が3つはおかしい。おしまい。


YSギボン(+マジソン)

2007-09-11 11:37:39 | Weblog
9月10日
 このRVサイトのインターネットはしばしば落ちる。今朝も落ちた。
カゴメの野菜ジュースが無くなったので,V8を買う。なんとLowSodiumと書いてあるのが棚に並んでいる。アメリカにも低Naの野菜ジュースができたんですね。低Na+全部遺伝子組み合え野菜、だったりして。早速買った。
 今日はジミーさんのトレーラー経由でギボンに行く。ジミーさんは奥さんと一緒に本職のガイド。夏はここで釣り。マジソンの急流で3人乗ったマッケンジーリバーボートを腕2本で流れの中に止める。腕1本と言いたいが、さすがにオールが2本なので。冬はコロラドでスキーのガイド。サイトは、http://www.americantrout.com/AT/Main/Main.html

ギボンからの帰りに熊が出た。えらい渋滞を作ってくれた。

写真
 ・今日の熊。黒熊だ。冬眠前の熊の事を書いたらやっぱり出た。イエローストンでは始めて見た。イエローストン外でも100m以内は始めてだ。黒熊は、多少色が褪せてシナモン色や茶色みたいな色になってもヒグマではない。黒熊は黒熊。



 ・多分マウンテン・ホワイト・フィッシュと呼ばれる魚。このおちょぼ口でフライを突っつくからなかなか合わない。これも、口の外側にやっと刺さっている。


釣り
 ギボンの滝より下は釣ったことがない。取りあえず滝まで川の様子を見ながら行って釣り場を決める。この滝には滝壺らいしい滝壺がない。50mぐらい下流の倒木が沈んだ淵があり、上から良く見える。双眼鏡で覗くと太い枝が出ている。その枝が時々「ゆらっ」っと動く。魚だ20インチ以上有りそうなニジマスだろう。ガケを降りる道具も元気もない。「うーん」とうなって下流に行く。結局、ギボンでニジマスの小さいのを2匹、2番のへなへなロッドで釣った。その後マジソンに戻って25ぐらいまでのニジマスとブラウンを指の数より沢山釣った。1、2、3、、、9、10。これ以上の数は全部「指の数より沢山」で済ませることにした。あまり沢山釣るので、近所で全然釣ってないオジサンが「どうやってるの?」と効きに来た。最近こういう人が結構いる。
 ちょっと気になることがあったので、公園のゲートを入って最初の淵に行く。ここで、しばしば渋ぅいライズをしている魚がいるのだ。車を止めて双眼鏡で見ると、そのライズがある。じっと見ると小さいメイフライか何かを食べているようだ。#18のBWOを6Xのティペットに結んで、「そぉっ」とながして見る。難しそうなライズの割に、あっさり食った。スッポ抜けた。3回ぐらいそれをやって、嫌な予感がしてきた。更に、ものの3回もすっぽ抜けた後で、やっとフッキング。結構あっさり寄って来る。嫌な予感は当たっていた。ホワイト・フィッシュだ。
 今日は、朝食を食べただけで、後は水だけだった。19時前だが帰ることにする。