扇子と手拭い

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堅物の若旦那が町内のワルに連れられて!

2017-05-18 10:33:17 | 落語
ここんとこ、結構忙しい。落語のボランティア。昨日は午前中、デーサービスセンターに出前寄席に行ってきた。

例によって職員の皆さんが、高座をしつらえ、イスを並べ替えるなど準備万端整えてくれた。出囃子に合わせて登場すると、みなさんが拍手で迎えてくれた。

会場の雰囲気を落語モードにするために、日本昔話の中から落語版「桃太郎」を一席、披露した。まだ、会場の雰囲気が硬い。

「皆さん!落語は笑ったからといって消費税は取られませんよ。笑うと免疫力が高まります。元気になりますよ!」と、全員で声を上げて笑う稽古をした。次第にノリがよくなってきた。

ネタ卸の予行演習のつもりで「権助魚」を高座にかけた。笑いの多い、落語を始めて聞く人にも楽しい噺である。みなさんが喜んでくれた。

これでこの日の予定はすべて終了、といきたいところだが、係りの人が「師匠!まだ時間がたっぷりありますので」と脇から声をかけた。

このまま高座を降りるわけにはいかなくなった。「困った。何をやろうか?」―。用意してくれたお茶をひと口ゆっくりと飲んだ。決まった。

「それではもう一席。今度は古典落語の名作をやらせていただきます」と断って、まじめで堅物の若旦那が町内のワルに連れられて初めて吉原に行き、「男」になるという、チョイト粋な「明烏」をかけた。

都合、約1時間、座布団に座り放しだから、足がしびれて立ち上がるのに苦労した。衣装を着替えて帰ろうとしたところ、おばあちゃんたち6人が玄関まで来て、「楽しかった」「またお願いします」と声をかけてくれた。
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