扇子と手拭い

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秋と言えばやっぱり サンマでござんすねえ!

2016-10-14 16:26:26 | 落語
天高く馬肥ゆる秋。食欲の秋、なんと申しますが、この季節は美味しいものがたんとございます。落語の「目黒のサンマ」はどなたもご存じかと思います。

さる殿さまが秋の陽気に誘われて江戸の郊外、目黒にやってまいりました。ちょうど昼時とあってどこからともなくジュウジュウ焼かれたサンマのにおいが漂ってまいりました。

殿さまは伴の三太夫に「あのにおいは何じゃ」と、お尋ねになった。「下々が食すサンマでございます」と三太夫。こんな塩梅で殿さまは生まれて初めてサンマを召し上がり、たちまちサンマのとりこになった。

お城に戻った殿さま、食べたいものを聞かれ「サンマが食べたい」。このリクエストに料理番の侍は早馬をしたて房総で新鮮なサンマを買い求め、調理。殿さまの御前に届けられたのは目黒のサンマとは似ても似つかぬ椀に入ったサンマのつみれ。

料理番が気を効かせて、脂は体に悪いと脂をすっかり抜き、骨がのどに刺さるといけないと骨を一本一本抜き、サンマの身だけをつみれにした。

脂のないサンマなどカスカスで食べられたものではない。殿さまに「どこのサンマか」と聞かれ、「房州でござります」と家来。これを聞いた殿さまが「サンマは目黒にかぎる」

あたしはこの噺は出来ませんが、落語仲間の得意な演目です。こんな調子で落語は季節に合わせて題を選びます。なるべくお客様に「季節を味わって」いただこうと思っているわけなんでござんす。

誰です?「今夜はサンマの塩焼きで一杯」だなんて。

ここでチョイト、粋な都々逸を披露。
「言えばよかった ただ好きですと 飲んでくやしさ升(ます)の酒」

こんなのはどうです?
「酒の肴(さかな)に新聞出され 見れば世間のアラばかり」てなー。

お後がよろしいようで・・・テケ、テンテンテン。
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