長男家族と次男が帰り賑やかさから静けさの生活に戻った。今日は薪ストーブの熾きを入れた掘り炬燵でのんびり過ごすことに決めた。孫娘がこしらえた遊び相手がいない雪だるまは暖かさに耐えながらもどこか寂しそうにしている。
昨日のこと、爺のイビキをものとせず一人で延泊した男孫と次男と爺婆の四人で戸隠の奥社へ初詣に出かけた。社殿の手前はつるつるな急坂で滑って転んでしまう。そんなところでも男孫は元気よく滑りを楽しんでしまう。往復一時間あまり、年末年始でなまった体がこなれた後はお気に入り「極楽坊」にて蕎麦を食べる。孫はつるっと一人前のざるそばをたいらげてしまった。