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2017-05-19 12:42:07 | 日記
原田を知るに当たって『この道は』は欠かせない逸話集なのだが、寿美子は頑としてこの本の再販や収録を断っている。だから、原田の死後刊行されたいくつかの本にも収められていないのである。

原田の真骨頂を示す「遺言」

 朝日新聞西部本社編の『原田正純の遺言』(岩波書店)に、原田の真骨頂を示す「遺言」が載っている。現在のメディアの中立バンザイめいた風潮への痛烈な批判だろう。

<医学者の意識、研究者の意識の中に「政治がらみのものは避けたい」という、変な中立主義みたいなものがあるんです。「医学は中立だ」と。それは、AとBの力関係が同じだったら、中立というのは成り立ちますよ。だけど、圧倒的に被害者のほうが弱いんですからね。中立ってことは「ほとんど何もせん」ってことですよね。「何もせん」ってことは結果的に、加害者に加担しているわけです。全然、中立じゃない。権力側に加担している。それこそ政治的じゃないかと思うんだけど、ところが、被害者側に立つと、「政治的だ」と言われる。逆ですよね。これは学んだ、というものではなくて、水俣の患者とつき合う中で、あるいは三池の患者とつき合う中で、気づかせてもらったというか、実感として感じとった。「理屈じゃない」と思っているんです>

 原田は有機水銀に侵されたカナダの先住民の居留地にも行った。冒頭、「俺は日本人で、英語が下手だ」と言うと、彼らに「英語の上手なヤツは悪いヤツだ」と返された。お世辞がうまいなと思ったら、そうではなくて、彼らは実際、英語の上手なヤツにだまされつづけてきたのである。

 原田は同じく水俣病を告発した宇井純から「公害は差別のあることころに起こる」と言われたが、水俣病と闘ったために原田自身が差別を受けた。国が御用学者と結託して、水俣病は有機水銀が原因では
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