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リタイアーのよもやま話

O Mio Babbino Caro

2017-06-18 00:11:44 | 音楽

先日、O Mio Babbino Caroを取り上げた。

その後、大変興味深い動画が見つかった。

歌っているのは、amira willighagen。

2004年3月27日生

この動画は、9歳の時の歌声です。

この歌の主人公は、ラウレッタ
ソプラノ)、21歳。

 

ねえ、優しい優しいお父様、

私が好きなあの人は美男子なの

私はポルタ・ロッサへ
指輪を買いに行きたいの

そう、どうしても行きたいの

もし、この愛が無駄だったら、
私はヴェッキオ橋に行って
アルノ川に身を投げるわ

私は焦がれ、苦しんでいるの
ああ、神様、死んでしまいたい
くらいに

ああ、お父さん、お願い、お願い
です

9歳のamira willighagenが、
21歳のラウレッタの乙女心を歌う。

彼女が、歌の主人公の年齢になる
までに、10年以上もあるが、その
女の子の歌声に、えも言われぬ
ものを感じてやまない。

彼女は、まだ見ぬ恋を歌う。

彼女は、ちゃんとしたレッスンを
受けているわけではなく、我流で
あるらしい。

恐ろしい話である。

音大に進んで音楽を学ぶという
ことは、凡人のやることだと思い
知らされる。

天賦の才とは、こういうことなんだ。

本来は、こういう人がプロになる
べきなんだろう。