アビのたいくつ

たいくつは“幸福時間”のバロメータ

古の印刷機③道産娘はべっぴん

2006-02-08 | Weblog
たどり着きました“手フート印刷機”
たどり着きました“手フート印刷機の持ち主様”

持ち主様とメールのやり取りが始まった
持ち主様は北の詩人、北のしゃれ者

手フート印刷機”を我が娘にたとえ
「我が道産娘はべっぴんなり、世間知らずの箱入りなり」
「津軽海峡を渡るとなれば、親心として心痛なり」
「そう言っても、この道産娘を必要としている人、場があるなら」

「ある時期、もうこの道産娘は、随分ともてはやされた」
「なんたって、よう働く よう働く」
「なんたって、丈夫で 元気」
「時としてへそを曲げるときがあるが、たいがいそんな場合使い手が悪い」

「ここ何年か、この道産娘の出番がなくなり、ちょっとさびしそう」
「先日のイベントに出た時は、前日からおめかしをしてのハリキリよう」
「会場でも、大ハッスル、大はしゃぎ」
「ほんにほんに、働いている時の道産娘は輝いている」
「よっ!日本一!よっ!べっぴん!」

「大阪から何度も何度もメールをもらう」
ムコさんもしゃれ男と見受けられる」
「北のしゃれメールに対して、ちゃんと受け答えしよる」
「さすが、大阪! ただ阪神タイガースはわしゃ好かん」

「この道産娘が黄と黒の縞模様の衣装を着せられたらと思うと…」
「……………やっぱり やめとこか」
「けど、もう一度、晴れ姿を見たい、晴れ姿の場を与えてやりたい」

「たのんまっせ、ムコはん」
「この道産娘、素直さと、丈夫さが自慢。おだてたらなんぼでも働きよる」
「働いているときの道産娘は 最高にべっぴん」
「もっともっと、べっぴんに ほんま頼んまっせムコ殿」 ……和楽物語④につづく

※文中北海道の詩人の大阪弁、ご容赦あれ筆者の都合でっさかい
※そのうち了解をもろて詩人のメールを紹介したく思ってます。



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1 コメント

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手フート (柚木衞)
2010-03-06 23:26:57
「よみがえれ活版」これを印刷暦40数年の最後の仕事にしたい。田舎の活版所で育ったから活版所で死のう。後継ぎもなく朽ちていった田舎の活版所あとの暗闇に、この機械を探したがもう何ものこっていなかった。ああ会いたいといった心境です。ご連絡ください。
maru60@hb.tp1.jp