ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

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小林節さんから学んだこと。国民には選挙しか残されていない。

2017年06月24日 | 社会について独り言

一昨年の2015年の11月に、地域情報センターホールで、小林節さんの講演を聞きました。
新安保法制(いわゆる戦争法)が十分な議論もなく、無理やり制定された時期です。
この時は、多くの方から憲法違反だとの声があがり、
実際訴訟を起こされた学者さんや法曹者などもおられました。

その時期でしたので、演題も『憲法の危機』、
配られたレジュメにも『安倍「壊憲」を撃つ-闘争宣言ー』とありました。
会場のホールは、座席以外の空間もすべて立ち見席で埋まり、超満員でした。

その講演から1年半経って、また同じ様な状況に置かされています。
もちろん共謀罪の話ですが、その当時と違うのは、
憲法違反だからと法廷闘争に持ち込む人がほとんどいません。

あの時小林節さんが仰った通りでした。
『司法も内閣の顔を見ている」「司法は憲法を守れない」
『学者が正論で訴えても、司法は門前払いする」とはっきり言われました。

実際これらの法律以外でも、原発の再稼働、原発避難者の擁護などを見ても、
司法が3権分立の権威をもっているとは、確かに思われません。

それではどうしたら良いでしょうか。
「それは『選挙』しかない」「選挙で意思表示し、勝つしかない」
「選挙に勝ち独裁政権から国民が主権を取り戻すためには、
『自公』に学び、選挙協力でそれは可能になる。」
これがその時の小林節さんの答えでした。

選挙は大切です。
今自民党に入れるか他党に入れるかで、一票の重みは全然違います。

明日の県知事投票日、一票をものすごく重くして投票をして来ます。