頭の中どうなってんの?

他の男性もこんなのでしょうか?

キス

2017-03-05 12:17:50 | 日記
前回の続き

顔を上げたユリと目が合った。

瞬間、すぐに彼女は視線を落とした。

オレは視線を落とし少しうつむき加減のユリの顔を両手でそっと支え、正対に戻した。

一、二秒の間、彼女の瞳を見つめた。

「恥ずかしいけ、あんま見らんといて…」

そんな言葉を合図にオレはユリの唇にオレの唇を重ね合わせた。

体が、心がユリを欲している。

出来ることならこのまま時間が止まってほしい。

店では何度となくキスはしたが、この状況のキスとは異質のものという事は説明に難しくない。

そっと唇だけを重ねただけの浅い口づけ。

周りは人影はまばらだが駐車場なだけあり人が行き交う。

オレの車は駐車場の端に運転席を壁に向けているが、横のスペースには他の車はなく横からは車内が丸見えだ。

暫くのキスの後、唇を離してオレの体に身を寄りかかっている無理な体勢の彼女をギュッと抱きしめた。

背中が小さい。

ベリーショートの彼女の頭もいつもより小さくかわいらしく見える。

ほのかにシャンプーだろうか、良い香りがする。

「ユリ、ずっと一緒にいてようね」

とオレは口を開いた。

もはや制御の利かない自分になっている。

「うん…。」

ユリは少し哀しげにも似た返事をオレに返した。

確かにお互いの立場を考えれば無理はある。

彼女の本心もオレは知らないし、オレが勝手に事を進めているに過ぎない。

オレは再びユリにキスをした。

二度目は吸い付く様に深く、深く。

そしてどちらともなく舌を絡め合っていた。

顔の位置を互いに右へ左へ変えながら、深く、熱く、頬張るように。

興奮で息も荒くなる。

「ん…。ぁふぅ…。」

ユリの苦しそうな吐息はも手伝いオレはさらに激しくユリの唇を求めた。

好きだ。好きだ。これが愛おしいという感覚なのか。

妻にも持った事のない感情が今、溢れんばかりとなっている。

そして、とうとう帰らなければならない時間が近づいてきたのであった。

つづく
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