ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「シダレウメ(枝垂れ梅)」 バラ科 

2017年02月22日 21時22分40秒 | 日記
      「シダレウメ(枝垂れ梅)」 バラ科 ☆2月1日の誕生花☆
         花言葉は… 高潔な心・澄んだ心・上品・忍耐



 今朝の最低気温は午前6時の-0.6℃。  最高気温は午後3時の9.6℃。
今朝は良く晴れていましたが、お昼頃から薄雲が広がり、夕方は曇り、
暗くなって雨が降り始めました。 明日の午前中まで傘マークが出ています。


  《朝散歩… リサイクル公園  11.1㎞  15,792歩  3時間》
散歩に出た9時の気温は3.8℃。 抜けるような青空に飛行機の航跡が長く尾を引き、
描かれては消え、描かれては消え… こんなに沢山の飛行機が飛んでいたんだ。

日差したっぷりで、この気温でも暖かく感じました。


今日はリサイクル公園に 「枝垂れ梅」 を撮りに行って来ました。
平日ですがこの陽気… 沢山の方が梅見に来られていて、駐車場は満車で、
サッカーのグランドまで車を入れておられました。


 今日の花は 「シダレウメ(枝垂れ梅)」 です。





もう今シーズンは三度も 「梅」 をアップしているので、書く事が有りません(汗。
そこで、広島市安佐南区に有る “八木の梅林” に纏わる民話を見付けたので、
それを紹介します。 
安佐南区と云えば、平成26年8月の豪雨による土砂災害が有った地域です。
私が子供の頃、何度か遠足で訪れた記憶が有ります。 今も梅は咲いているのでしょうか。


 【むかし、むかし、千百五十数年も昔のこと。あの高ぁい阿武山が青葉に包まれる頃、
八木の里では、太陽の光をいっぱいうけ、あちこちで田植えの始まる頃のお話しです。
一人のお坊さんが、あぜ道をとぼとぼと八木の里の方へ歩いていました。
「なんと蒸し暑い日じゃのぉ」 と言いながら、額の汗を拭きながら、
道端の一軒の茶店をみつけました。
「チリーン。南無遍照金剛…南無遍照金剛… ちょっと休ませてくだされ」 店主は、
「さあ、どうぞどうぞ。こっちが涼しぅありますけぇ。こっちへ来て休みんさい」

 「ありがとう、ありがとう。 今日は随分蒸し暑い日でございますなぁ」
「お坊様ぁ、こがぁな暑い日はお修行もやりにくぅありましょーのぉ」
茶屋の主人は湯のみに梅干しを一個入れて、それに番茶を注ぎ、
「お坊様、さぁ、この梅茶ぁ飲みんさい。 暑い時ゃあ、これにかぎるけぇ。
気分がすーっとしますけぇ。 喉の渇きはいっぺんに止まりますでぇ」
「これはご厚志かたじけない。 ありがたく頂戴いたします」 
お坊様、その梅茶を一口飲まれ、
「ほぉ、この梅茶はとてもおいしい。 この梅はどこで採れたものでしょうかな」
と、お尋ねになった。  「えぇ。 この梅は、この辺の土地にできたもんです」
「そぉかそぉか。 この村の土地は梅に最もいい土であろう。 ついては、このおいしい
梅茶のお礼に、梅の木の一番よく育つ場所を調べてみたいから、ご苦労だが村の土地を
案内してくれまいか」  「へぇへぇ、よろしゅうあります」

 お坊様は店の主人の案内で、付近の土を調べ歩き、あざ、きばらに来て、
「おーおぉ、このところが梅の木にいちっばん適している。 この地に梅を栽培するがよかろぉ」
と言うて、梅の栽培を勧められたげな。 そして、
「これは、先ほどおいしくいただいた梅の種。 これに植えておく。 やがて芽を出し、
花が咲き、実がなる。その実は、病や災いを逃れ、この地に繁栄をなすであろう」
と申され、川内の方へ立ち去られたげな。  「チリーン…チリーン…」
やがてその実は、お坊様の言われたように大きく育ち、見事に花が咲き、そのかぐわしい
香りは太田川の土手までも届いたそうな。 そして、たくさんの大きく立派な実をつけた。
これが八木梅林の始まりです。


 一万坪もの梅林は太田川をむこうにして眺めもよく、春は梅林と言われるようになり、
花見や遠足の名所として繁栄したものです。
そののち日清戦争の頃、チフスが大流行した時、軍隊にも薬用の梅として納められました。
しかし、第二次大戦の時、この梅林は麦畑や野菜畑とされ、たくさんあった梅の木は
だんだん少なくなってしまいました。
今は太田川放水路の改修工事などで、その姿をほとんど見ることがありません。
ただ、駅や県営住宅に梅林という名が残るだけです。
八木小学校の校章、校歌には白梅の花が取り入れられています。
そうそう、このありがたいお坊様は可部の福王寺や、深川の薬師寺をひらかれた
弘法大師様だったそうですよぉ】


   「ひげ爺の子供見守り隊日誌」  《5.3㎞  7,561歩  1時間30分》
今日の見守りは2時半(1~3年生)と3時半の2回。 3時から見守って来ました。
5年生の女の子が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「もう卒業式の準備は始まっとるんか?」 「うん、歌の練習をしてる」
「ほうか、あの縦割りの卒業生に書く手紙ももう書いたんか?」
縦割りとは… 1年生から6年生を数人ずつのグループに分けて、異学年交流をするのです。
なので、卒業生に書く手紙は個人に宛てて、1年生から5年生まで5通届きます。
「ほいで、お前は何て書いたんや? お前が書いた相手は男の子か?」 
「うん男の子。 その子、あんまり勉強が好きや無いねんな~」 「うんうん」(笑。
「でも優しいんやでぇ。 “中学生になったら真面目に勉強を頑張って下さい” みたいな」
「はっはっはっ、お前の方がお姉さん(年上)みたいなのぅ」(笑。


今日の歩数   23,353歩 (枝垂れ梅を撮りに朝散歩+お前の方がお姉さん見守り)
今月総歩数  284,980歩=199.5km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数  626,463歩=438.5km

2 コメント

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早くも 卒業の話し (屋根裏人のワイコマです)
2017-02-23 09:28:13
そういえば、鹿児島のFM局のお題も「卒業」
でしたね 来週はもう3月ですからシーズンですね
梅の花、広島にもそんな立派な梅園があった
のですね、今では都市化されて面影は地名とか
校歌に残るくらいですか・・・それも残念です
しだれ梅、このあたりではめったに見かけません
私もこの枝垂れ系のものが好きで上に大きく
伸びない木がいいのかと、手入れが楽ですから
なんて不精を言っております (≧∇≦)
枝垂れていない枝垂れ梅 (ひげ爺さん)
2017-02-23 12:25:33
屋根裏人のワイコマさん、こんにちは。

八木(やぎ)の梅林といえば、ひげが子供の頃は有名だったんですよ。
今も沢山の梅が残っていますが、梅林というより公園として整備されているようです。
mappeeさんのお住まいのすぐ近くなので、このブログをお読みになったら
なにか情報をいただけるかも知れません。

ひげの家にも玄関脇に枝垂れ梅が植わっていますが、
家の出入りに長く枝垂れた枝が邪魔になり、短く切ってしまいます。
なのであまり枝垂れていません(笑。

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