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ナイル川・アスワンハイダム

2017年03月28日 | ’17 エジプト

 ツアー五日目の朝、クルーズ船を離れ以後はバスと飛行機による移動になります。

◆離船前のクルーズ船のロビー

 110名の乗客分のキャリーバッグが並んでいるとなかなか壮観です。

◆船着き場近くの建築現場

 かなりの高層建築も、壁は煉瓦を積み上げて作っています。骨格となる柱・

梁も建物の規模の割には細く見えたのですが、強度は大丈夫なのか?と心配

になります。

中国旅行の際にもこの手の煉瓦積みを各地で見ましたが、この技は中国の専売特許で

はなかったのですね。

 

 アスワンハイダムへ向かう途中で、”未完のオベリスク”を見学します。古代

エジプトの石切り場です。

◆未完のオベリスク

 石を切り出し中に折損してしまい、以後切り出しを放棄してしまったものだ

そうです。

◆丸石

 石を切り出す際に、鑿を打つのに使用した石です。持ち上げてみるとズッシリ

と重量感があります。

◆石切り場近くの風景

 

 アスワン・ハイダムの途中で”アスワンダム”の側を通りますが、警備上の理由で

バス内からも写禁です。

何せ、エジプトでは、重要施設・設備は警備会社や警察ではなく、自動小銃装備の

軍が警備をしていますから。

◆アスワンハイ・ダム

 アスワンハイダムは写禁ではありませんが、ビデオ撮影は禁止されています。

最近のカメラは、殆どの機種が動画撮影機能を備えていますから、このルールは

無意味なような気もするのですが。

◆ 同 2

 手前側がダムの堰堤です。

◆ 同 3

 堰堤の中央部は、公園風に整備されていて植え込みがあったりします。

◆モニュメント

            

 ダム横に建てられた記念碑です。アスワンハイダムは旧ソ連の支援と技術で建設

されましたので、この記念碑はエジプトとソ連の友情を象徴するものだそうです。

ナセル湖

 アスワンハイダムの建設によってできた広大な人造湖です。

ナセル大統領(いまでもエジプト人に慕われているそうです)が推進した

プロジェクトだったので巨大なダム湖には、その名が冠されています。

◆ 同 2

 アスワンハイダムの建設による効果・影響には

①農業用水の安定供給が可能になり、沃土を活用できることとなった。

②巨大なダムにより、気候変動が起こった。(多分、雲が発生しやすくなったの

 だと思います)

③貴重な遺跡が水没した。

④ナイル川流域では地下水の水位変化があったため、遺跡が傾いた。 

 などなどあったそうです。

 

 さて、アスワンハイダム見学の後は、観光バスでサハラ砂漠をひたすら

突っ走って”アブシンベルの街へ向かいます。

(ちなみに”サハラ”というのは、砂漠とか荒野とかいう意味らしいです)。

サハラ砂漠➡砂漠砂漠

ダム建設で水没しそうだった遺跡をユネスコが”人類全体の遺跡”を保護しようと

いうことで、解体・移設した大遺跡を見学する予定です。

 

 

 

 

 

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