スーパーロボット大戦.マクロス二次創作ブログOR日本史教官.長田義家。

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

プロローグ エグザイル・ソルジャーズ 中編

2017-07-09 19:32:19 | 機動戦士ガンダムアグレッサーZERO
                  【宇宙世紀79年3月.宇宙基地ルナツー】
火星と木星の間にあるアステロイド・ベルトの小惑星ジュノー(ユノー)を地球連邦軍基地として改造された基地ルナツー。
唯一、地球連邦軍が確保している拠点の一つであり・・・・ルウム戦役で生き残った宇宙艦艇が主に在伯している。
連邦軍はある程度の艦艇がいるが、ジオンでも分からないような隠れ家となる小惑星に潜伏しており。
純粋にルナツーが連邦軍における唯一の軍事拠点と言うわけではない・・・・・・・・

「MSが完成した?V作戦はもうそこまで進んでいるのか?」

「ハッRTX-44とRXM-1が開発されたのですが、極端に性能に問題があり・・・・なんとも・・・・・・」

「なんともではいかん・・・・・・既にオデッサなどの欧州方面軍と北米方面軍はアラスカ方面に追い込まれたり、ニューギニアやオセアニアはやられている始末・・・・・・・・・・なんとしてもMSの早期投入しなければならん・・・・・・・」

「しかし・・・・・・・我々には・・・・・・・・・・」

「分かっている・・・・・・・いつまでも鹵獲機運用と言うわけにはいかん・・・・・・・・」

ルナツー管制室で一番身分の高い軍服を着ている男が副官らしき男と会話している。
この男の名はヴォルフガング・ワッケイン、ルナツー基地司令である。
階級は少佐であり本来はルナツー艦隊旗艦マゼラン級1番艦マゼランの艦長であるが・・・・
前任者がジャブローに転属になり適任者がいなくなったため基地司令官を務める事になった。
ルウム戦役や初戦の宇宙の戦闘で階級の高い将官が戦死し、適任者がいなくなってしまったのが際の理由である。

「では私は失礼します。」

「うむ・・・・・・」

だがそれなりに不満を持ってやっているわけではなく。
誰もやる人がいないならばここで頑張るしかないとワッケインは懸命に働いている。
この前のジオン亡命艦艇の件やリーア経由で亡命したジオン兵2名とマゼラン級の事も・・・・・・・・
そして今は・・・・・・・・・・

「サラミス級デュプレー及びサルディニアより報告、ムサイ級は投降勧告を受け入れ曳航中との報告がありました。ムサイ級は亡命を希望しているとの事です。」

「亡命か・・・・・・・・・・これで4隻目だな、MSの合計12機・・・・・・・いやリーアで回収したザクⅡを含めて13機か・・・・・・・・・・・」

「司令、ジャブローより派遣されている情報部が・・・・・・・」

「また情報部か・・・・・・・・いいだろう、彼らに尋問する権利を許可すると伝えろ・・・・・・・・」

「ハッ・・・・・・・」

亡命してきたムサイ級ジュネーブについての扱いである。
以前にもムサイ級3隻が亡命する事件がルナツーで起こっており、ワッケインも当事者として関与している。
その後彼らはジオン亡命者共同連合を組織、3隻のムサイ級は既に亡命艦隊(エクザエル・フリート)を結成している。
だが全て亡命兵が参加していると言うわけではなかった・・・・・・・

既に亡命艦隊は某宙域で秘匿されており、合流させたいが・・・・・・・移動させるのに一苦労するのでそうはいかなかった。

ジュネーブはサラミス級の誘導の元ルナツー.エリア9ドックに入る。
ムサイが停泊するやいなや連邦軍の警備兵達が一斉に突入、乗員に武装解除するように勧告する。
艦長は元からそうなる事を予想していたのか警備兵が入ると共に武器を捨てる。

「おい出ろ!」

エミルの入っている懲罰房にも警備兵が入ってきて出るように伝えられる。
抵抗しても痛い目に遭うと判断したのか大人しく房から出る。
男性の警備兵から女性の警備兵(南極条約により女性兵士に対する性的暴行を防ぐため)に代わり連行される。
そのまま同じ女性クルーと並んでルナツー基地内部に入る。
男性クルーと女性クルーに分けられたが・・・・・・エミルは引き続き女性警備兵に連れられある一室に入る。

「ここは・・・・・・・・・」

「尋問室だよ・・・・・・・・まぁ尋問するわけではないが・・・・・・・・・」

「あなたは誰?私をどうする気?」

「どうするって君に質問するだけだよ・・・・・・・」

「質問?」

「そうそう自己紹介を忘れてしまったね・・・・・・・・僕は亡命兵に関する部署に所属している情報部大尉.ギリアム・ブレッドリーです。よろしく・・・・・・・」

「よろしく・・・・・・」

エミルが入れられたのは尋問室である。
そこにいたのは情報部大尉ギリアム・ブレッドリー。
尋問するのではなく質問をすると言ってきている。
ギリアムを見たエミルは胡散臭いと感じてしまう・・・・・・

「さて質問するが君は亡命する気はあるのかね?」

「ありません、私はジオン公国軍の兵士です。祖国に対する愛国心はあります。」

「そうか・・・・・・では戦争が終わるまで君を捕虜として収容所に入れるがそれでも・・・・・・・」

「その覚悟はあるし目の前に銃があれば自決します。」

「ほう・・・・・・・・・いい心がけな兵士だな・・・・・・・ムサイに残されていたデータベースの君の経歴の通り優秀な兵士だな。エミル・フィッシャー.UC61年.サイド3.10バンチコロニー出身、ジオン公国軍入隊後教導隊でMSパイロットの候補生として従事グラナダ制圧戦.ルウム戦役などの戦闘に参加・・・・・・・・・・キシリア・ザビの親衛隊にスカウトされる程であり・・・・・・・・・」

「もう次に・・・・・・・」

「そうでしたな・・・・・・・・・・フィッシャー中尉殿。」

エミルは亡命する気がないとギリアムに伝え、銃があれば自決すると伝える。
それを聞くとギリアムは若干ニヤけエミルの経歴を語り出す。
自分の経歴を読み上げるギリアムにこいつ・・・・・・・・ますますうさんくぇと言う顔をする・・・・・・

「しかし・・・・・・以前、サイド6経由で亡命したチェイス・スカルガードとは答えは違うが目つきが似ている・・・・・・」

「チェイス教官を知っているのですか?」

「教官?・・・・・・・そうか君はあのチェイスと言う男の教え子か・・・・・」

チェイスとエミル・・・・・・・・・
この二人は教官訓練生の関係にあった、歳も近い事がありいろいろと打ち解けて・・・・
エミルはチェイスが持っているMSの技術や戦術を学んで自分の物にするなど勉強していた。
チェイスはエミルの勉強熱心な所に感心し、エミルはチェイスに尊敬と敬意を払うだけではなく恋心を抱いていた・・・・・

「ブレッドリー大尉、チェイス教官は今何処にいるのでしょうか?教えてください!」

「何故それを聞く?」

「私はチェイス教官がハイウェイ中尉と共謀しクーデターを企て爆破テロを実行し罪なき民間人を殺して連邦へ亡命するなんて信じてません・・・・・・・私は教官に会って真相を・・・・・・」

エミルは熱心にギリアムにチェイスの居場所を聞く。
理由はチェイスがハイウェイと共謀しクーデターを企てテロで民間人を殺したのか殺してないのかを聞くため・・・・・・
軍人として真面目であったチェイスや一度会った事のあるハイウェイがテロを起こしたと信じてはいない・・・・・
本当に罪なき民間人を殺したのか・・・・・・・エミルはチェイスに会ってそれを聞きたかった事をギリアムがチェイスの名を出した事により思いだす・・・・・・・・・・・

「爆破テロで民間人を・・・・・・・・・馬鹿を言う娘だな・・・・・・・・・」

「ば.馬鹿?」

「サイド1・サイド2・サイド4の住民をG3ガスや核弾頭で虐殺し、コロニー落としで地球上の環境を悪化させ・・・・津波や落下の衝撃による二次被害で何億の人々を殺したジオンが・・・・・・・・そんなきれいごとを・・・・・笑わせる。」

エミルの言葉を聞いていたギリアムは笑顔から凄い形相で睨んできた。
ギリアムの睨む表情を見たエミルは若干底知れぬ恐怖を覚える。
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