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第31話 孤独なエースパイロット。

2017-05-15 01:46:12 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
一条輝.マクシミリアン・ジーナス.柿崎速雄らバーミリオン小隊、そして女性士官早瀬未沙のMIAは多くの同僚達が悲しんだ。
実際の彼らは捕虜としてブリタイ・クリダニクのノプティ・バガニスに連行されたが、SDFー1マクロスの面々からしたら死んだ事に等しく悲しむ人が大勢いた。
早瀬未沙がオペレートを受けるスカルズなどのパイロット達は出撃の際にただならぬ事態だと騒いでいた。

桐原中尉「輝坊がいなくなるとはな。」

滝田英史「期待の新人3名とオペレートのリーダー的存在早瀬中尉がいなくなっのは痛いな。」

当然この話題は桐原や滝田も加わっている。
やはり鈍感な桐原もバーミリオン小隊と航空管制主任.早瀬未沙がいなくなっては大問題である。
何たって一条輝は期待の指揮官であり、マクシミリアン・ジーナスは無敵のアタッカーである。(柿崎はどうし?)
いなくなっては寂しいし虚しさもある。

無論嘘だって思いたい。
桐原は彼らの行方不明を悲しむ。
毎度の事だがこの前まで飯を共にしていた仲間がいなくなるのは胸に痛むほどの苦しさがある。
今まで多くの同僚が死んで逝ったが自分たちより若干若い若者が行方不明になるのは物凄くいつも以上に痛い。

桐原はそう考えていると....

桐原中尉「うん?」

ボリス「・・・・・」
SVFー13ブランジャーズ.ボリス・グリコフスキー少尉

滝田英史「ボリス もっと輪に入れよ。」

ボリス「おれはひとりでいいんで。」

滝田英史「おい!」

無口で周りの輪に入れないパイロット。
彼の名はボリス・グリコフスキー、滝田の部下だ。
桐原は周りに入れず少しだけ距離を置くボリスの事が気になる。
いつも周りの輪に入れない、なんでだろうか?
いや入らないと行った方が正しいか。

滝田に入るように誘われても断る。
何かあるのだろうか?
これはこれ限りじゃない、南アタリア島が冥王星に飛ばされて以降ずっとそうだ。
何度も気になっていたが近寄りがたい雰囲気だったため、話しかけず存在を忘れていた。
これではいじめを見過ごすダメな子じゃないか!!

だが彼はなんで仲間に入れないのだろうか?
それに仲間はボリスの事を気にする様子はない。
桐原は滝田にボリスが過去に何をしていたか聞いて見る事にした。

滝田英史「ボリスは元敵国出身者だ。」

桐原中尉「敵国って?反統合同盟か?」

滝田英史「正確には亡命者だ、父親が技術者でな地球で新兵器開発に携わっている。ボリスも恭順を示すため軍に志願している。皆は避けているようだが。」

反統合同盟
祖父母を殺した反統合の人間・・・・・・・町崎隊長や同僚を殺した元敵国民。
桐原は無意識に拳を握り締めていた、仇が近くにいた一番憎むべき相手が・・・・
今すぐに殴りかかりそうな勢いであった。
むしろ他の仲間もボリスを殴りかかればいいのにと、集団リンチ的な事を思いつくが・・・

滝田英史「桐原中尉、あなたは反統合同盟を嫌いなのは知ってますが。彼も嫌いです。」

桐原中尉「何?」

滝田英史「彼と彼の父は日本無差別空襲に反発し迫害を受けて亡命した身です、それに彼の幼い娘の一人を亡くしてます。」

滝田が語り出したのはボリスの家族が地球統合政府に亡命した理由。
それは桐原が反統合同盟に家族の命を奪われ激しい怒りをぶつけた人道を無視した日本無差別空襲に反対した事。
結局反統合同盟の上層部に目をつけられ裏切り者扱いされ、やり方についていけなかったボリスの父親が自身の妻とボリスや妹.そしてボリスの妻と二人の娘をつれて亡命した事。
亡命はしたがいいが、冷たく扱われ父は地球統合軍の新兵器開発 ボリス本人は統合軍に入隊する。

だが悲劇はすぐに起こる。
かつての同胞である反統合同盟による空襲の際に長女が飛び出して暴走車に激突し死んだ事である。
元敵国国民であるから同僚に疎まれながらも耐えていたボリスは娘の死を悲しみそれ以来無口になる。

そしてマヤン島事件がきっかけで統合戦争が終わりボリスはマクロスに配属され家族共に南アタリア島に住んだ。
周りの環境は良くなったが偏見の目はあんまり変わらない。
そしてマクロスが冥王星から帰還する事になった道中も。

桐原中尉「・・・・・」

滝田英史「と言う事です。」

滝田からのボリスの過去を聞いた桐原は驚きに隠せなかった。
反統合同盟の中にもこのように考えている人がいるとは。
今までの反統合同盟に対する意識を揺るがすかのように。

滝田英史「だからできる限り優しく接してくれ。」

桐原中尉「ぜ.善処する。」

滝田の話を聞いた桐原はマヌケな返事をする。
信じられないような話を聞いたからだ。
いつの間にか反統合同盟と聞いて出てきた怒りの感情がスッキリと消えていた。
同情しているからなのか?分からん。

桐原はボリスの事を見ていた。

ーいや信用できん、反統合同盟の奴など信用できん。

やはり反統合同盟の奴は信用できないと思った。
いくら亡命兵であろうと、どんな利用があろうと。
それで家族を失った悲しみや怒りの感情を納得させるわけがない。

そんな生温い事が出来るならば戦争は起きない。
家族だって死ぬ事はなかったんだ。

桐原は心の中に叫んだ。
他の同僚たちも同じで気持ちであろうと。

そんな感情を抱いていた桐原だが、その後ゼントラーディ軍の嫌がらせ攻撃に対処する。
その結果、パイロットのローテーションがブラック企業級になり精神的に乱れが出てきた。
桐原などの一部は無事だが、女性陣は出撃を休ませてくれといい出撃を拒否する始末である。
このままではとグローバル艦長などの幹部は悩んでいた。

精神的に無事な者がいるがゼントラーディ軍の執拗な嫌がらせ攻撃と人数不足によるローテーションの不完備でいつ航空戦線が崩壊するか分からない。
なんとしても早く戦線を維持しなければ、そして地球への帰還を果たさなければならない。
グローバル艦長らは考えた末にある作戦を完成し実行準備に入る。
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