マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

ラウラの結婚ってなんじゃらほい。

2016-10-29 10:49:55 | マクロス短編
ラウラがSVF-64アンサーズに配属される前日。
月面クラビウスシティにて桐原の奥さんであり、ラウラの旧知の仲であるデワントンから酒の席を誘われた。
娘であるシホ(桐原志保)とミヨ(桐原美代)を茂人に任せ女だけの二人きりの飲み会であった。

と言いたいところであったが・・・・・・・

星村絵里「やっほ~い!!」

月面アポロ基地から星村絵里(旧名モーア・カリダム)がやってきた。
デワントンの誘いであり、子供たちは当然旦那である和也に預けてきたらしい。
会ってそうそうラウラと絵里は睨みあいをするが。

デワントン「やめなさい二人とも・・・・」

            ぺシッ ぺシッ

デワントンは二人をビンタして二人の睨みあいを止める。
二人はデワントンのビンタにより大人しくなるが、若干睨む。
その様子を見たデワントンは飽きれた顔をする。

             【居酒屋YAS0】
3人は街の中心街にある居酒屋YAS0へ訪れる。
今回の宴会の会場である。
ここは近距離移民船団や超長距離移民船団が発見したいろんな惑星の食材を取り扱う居酒屋である。
フライングアップルで造ったシードルが一番の人気である。

             かんぱーい

3人は惑星エデン産のエデンブドウで造ったワインで乾杯をする。
さっきまで睨みあっていたラウラと絵里は仲良く食事をしながら談笑をする。
デワントンは普段から仲良くすればいいのにと思った。

星村絵里「デワントン1級空士長、シホちゃんやミヨちゃんは元気ですか?」

デワントン「元気よもう小学生ぐらいだし、そっちもそうでしょ?」

星村絵里「そうです。」

絵里とデワントンは二人とも母親である。
既に子供は2人以上いるほどである。
2人は両方日系人であり、正月は和服に着替えると言うのが恒例行事である。

ラウラ「・・・・・・・」

その二人の主婦話を退屈そうに見るラウラ。
このメンバーの仲ではまだ独身である。
まだ23歳なので結婚できるチャンスはあるが、2人は10代で結婚しているため若干プレッシャーがある。
その退屈そうにジト目で見るラウラに対し絵里が・・・・・

星村絵里「ラウラってさ・・・・・・・・・いつ結婚するの?

ラウラ「ブフッえっ結婚!?」

ストレートにラウラに結婚の話をする。
ラウラにはプレッシャーという名の攻撃の直撃を受ける。
一番気にしていた事である。

ラウラ「私はまだ結婚しませんよ!!」

ラウラはガァッーとなって言う。
その反応を見た絵里は更に追い打ちをかける発言をする。

星村絵里「そう言っていると一生結婚できないんだよねぇ~」

ラウラ「がっ・・・・・・・」

絵里は地球人慣れして10年もあってかラウラにグサッとダメージを与えるような発言をする。
焼き鳥を食べながら勝ち誇った顔をする。
その一方でもくもくと静かに刺身を食べるデワントン。
しかし、これで負けるラウラではない。

ラウラ「結婚します5年以内に!!」

と5年以内に結婚すると宣言するラウラ。
その発言を聞いた絵里とデワントンは拍子抜けする。
今は2021年であり今年から5年後の2026年までには結婚しないといけない。
拍子抜けした絵里が正気に戻り大笑いする。

星村絵里「5年以内とは結構大口を叩いたわね、いやぁむきになって言うとは・・・・」

そんな絵里の態度に対しラウラは「ぶん殴ったろうか~」と思う。

デワントン「でもラウラはスタイルもいいし顔もいい努力家だから、きっといい男性が見つかると思うわよ。」

とフォローする。
デワントンは第1次星間大戦以前は副官という立場にいたため場を悪化させないような発言をする。
ラウラもデワントンの発言にはありがたい。

星村絵里「だけど結婚した後もそうなんだけど、生活はどうなのよ?結婚したら文化をして子供を産まれて子育てとか掃除洗濯料理とかいろいろあるよ。・・・・最初は失敗ばかりで~」

デワントン「あぁ~その存在を忘れていたわね~」

ラウラ「それ全部やるんですか?」

星村絵里「それは勿論でしょ。」

ラウラは子育ては勿論掃除洗濯料理はできない。
ゼントラーディ人で構成された海兵隊を10年間勤務してきたラウラにとっては未知の領域である。
まったく知らない。
ラウラは顔をテーブルにべトーとつけて落ち込む。

デワントン「家事関連は私が教えるわ、だからそんなに落ち込まないで~」

ラウラ「配属先によっては・・・・」

デワントン「あっ・・・・・・」

星村絵里「ビール1杯と手羽先3人前お願いします!」

デワントンはラウラが家事ができるようにフォローをする。
しかし、ラウラは配属先によっては月面から離れる事がある。
月面在住のデワントンがラウラに家事を教える事ができない。
デワントンはラウラに何かスイッチ入ってないか心配する。
その心配が的中し・・・・・・・・

              ゴクゴクゴク

星村絵里「やめろ一気飲みは急性アルコール中毒になるからやめろ!」

ラウラが急にコップに入っていたシードルを一気飲みをする。
飲み終えたラウラの目つきがおかしい。
絵里とデワントンは思わず嫌な予感がする。

ラウラ「畜生!やけ食いだ!!結婚なんてなんじゃらほい!!」

ラウラは完全に酒がまわっていた事もあり嫌な事を忘れる一心で料理を注文しまくる。
どうせ大量に食べても太らない、大丈夫だという一心でラウラは食べ続ける。
絵里も言いすぎたと反省し、ちびちび食べることになってしまう。

デワントン「(道は険しくても、頑張るのよラウラ。)」

デワントンは副官らしく、ラウラが無事に結婚する事を祈る。
ラウラが食べ過ぎたせいで、3人の財布の風通しがよくなる。

星村絵里「危うくアポロまでの帰りの便のお金がなくなりかけた・・・・もうラウラを挑発するのはやめよう・・・・・」

絵里はアポロ基地にある自宅までの道中、きっちり今日の事を反省した。
ラウラはすっかり酔い潰れてしまい、デワントンは自宅まで連れていく。
桐原は酔いつぶれたラウラを見て呆れるのである。

後にハヤテ・インメルマンの祖母になるラウラ・ベルタリア。
これからどうやって結婚に至ったのかは後の別の話である。
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