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2013-09-05 16:36:52 | 日記


各位へ:(転載自由です)。迷惑メールの場合、ご連絡いただくか またはブロックしてください。
1.【婚外子】この言葉は講談社「類語大辞典」にはない。あるのは、私生児、私生子、庶子、落とし子、隠し子だけである。(落胤、落とし胤は上流階級向けの言葉)

 「婚外子」という言葉はマスゴミの勝手な発明である。法的には「非嫡出子」という。




 「現代用語の基礎知識 2013」には2011/12/11「名古屋高裁」判決の説明の見出し用語として載っている。今回の、最高裁判決は民法第900条「嫡出子でない子の相続分は、嫡出子の二分の一とする」という、現行民法が違憲とするものだ。




 今の民法は明治時代に制定されたものだが「ナポレオン法典」の流れを汲んでいる。中でも傑作は、

 1)第772条=妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。

米国での調査によるとDNA鑑定をやると、「実子」とされている子の17%は夫以外の子だそうだ。

つまり結婚制度を前提とするかぎり、こういう「推定」を置かざるをえないのである。




 2)第886条=胎児は、相続については、既に生まれたものとみなす。

 これは刑法第212条「堕胎罪」に整合したものだが、「胎児の人権」を認めている。財産の取り分を増やそうと、妊娠した妾を騙して堕胎させると刑法第215条「不同意堕胎罪」が成立することになっている。




 この「民法」は、仏人法学者ボワソナードが「刑法」に続き、明治12年から10年かけて仏文で作成し、司法省が日本語に翻訳したものだ。明治23年4月公布、26年1月施行となっている。明治24年、これに反対する東大法学部の穂積八束は「民法出でて忠孝亡ぶ」という有名な論文を発表している。

 穂積の反対論は、「個人が主体になっており、家や国家が軽んじられている」というものだった。「産経」が主張しそうな議論だ。




 さあ、最高裁の判決で嫡出子も非嫡出子も法的に平等に扱え、ということだが、実の親子関係をどうやって証明するのだろう。

 日本人の好きな「血液型」は当てにならない。

 イブ・モンタンが死んだとき、庶子が遺産相続に名乗りを揚げた、幸いフランスは土葬だったから、国民的歌手の墓を暴くというスキャンダルで決着がついた。どっちが勝ったか忘れたが、遺体の骨髄から採取したDNA鑑定が決め手になった。




 同様な問題が、火葬が圧倒的多数である日本で起きたらどうするのか?

 発展家の父親や母親なら、子供のDNAが違うというケースがいくらでも出てくるだろう。ただでさえ紛糾する遺産相続が、「争族」になるのは間違いないだろう。




 ナポレオン法典は実によくできていると思う。婚姻中に妻が産むから嫡出子なのであって、それを疑ったら婚姻制度は成り立たない。

 やがて妊婦が出産するたびに、新生児のDNAを夫のそれと比較して「間違いなくあなたの子です」と医者がいう時代が来るのだろうか?

 最高裁判決で儲かるのは、弁護士とDNA検査会社だろう。




 私は行きすぎたフェミニズムに対する警告として、「生と死のおきて」(溪水社)で、SFとして「男性による処女生殖=出産」の可能性を書いておいた。Y染色体のある男は、クローン技術により男でも女でも生めるが、女は女しか生めないのである。




2.【親子】勝小吉は旗本男谷平蔵の三男(妾腹の子)として生まれ、7歳で幕臣勝甚三郎の養子となり勝家を継いだ。海舟はその長男である。


 相当に破天荒な旗本で、首切り役人山田浅右衛門の弟子になり、刀剣の「土段切り」までしている。

 刑死体を胴切りにして、刀の切れ味を試し、依頼人の旗本・大名から金をもらう仕事だ。町人の「千両博打」の護衛もしている。そういう無頼がたたって、親類縁者から37歳で隠居させられている。妻は武士の娘だったが、小吉は他に愛人ができてた。それを妻に話したら、「私がもらいに行ってあげるから、離縁してくれ」と答えた。

 わけを聞いたら、「相手も武士の娘です。私の挨拶が悪いと、話はまとまりません。その時は自害します」というので、短刀を渡したという。信じられない話だが、彼の自伝「夢酔独言」(東洋文庫)に書いてある。

 

 今朝の「産経抄」はその勝海舟の三男梅太郎が妾腹だったことを扱っている。

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130905/trl13090503080000-n1.htl

 まあ、妾をつくり子を産ませるのは、男谷家の伝統だろう。「海舟が偉い」のでなく、小吉が偉いのである。




 毎日「余録」はロールズ「正義論」を持ちだしている。いわゆる平等の基礎としての「無知のベール」だ。

 http://mainichi.jp/opinion/news/m20130905k0000m070153000c.html

 ロールズは生まれてきた社会の構成員を前提として話を組み立てており、「おなかのなかにいる赤ちゃん」にまで対象を拡張するのは間違いだ。

 刑法に「堕胎罪」があるのに、昭和23(1948)年に「優生保護法」が施行され、その第14条で「人工中絶」が合法化された。この第4項に「経済的理由」があったから、堕胎は実質自由化されたのである。

 芥川龍之介「河童」では、中絶する前に胎児の意見を聞くことになっているが、胎児の意見を聞いて中絶が行われた例は1例もない。




 この「優生保護法」が成立してから、日本では人工中絶が盛んになった。「段階の世代」というのは、刑法の堕胎罪があり医者が中絶してくれない時代だったので、仕方なく生まれた世代のことである。それ以後は中絶が普及して人口ピークが減少する。人工中絶に保険は利かず、値段も医者によりまちまちだった。現金収入だから、昭和30年代、長者番付のトップにはいつも産婦人科医が位置していた。




 だから戦後に開業医を目指したものは、まず産婦人科、ついで整形外科に向かったのである。

 人工中絶も交通事故外傷も、当初は保険適用にならず、現金払いだった。しかも医師会が協定して1点単価を倍の20円に設定していた。

 そこで、いくらでも脱税できたのである。今は「1人法人」が認められ、領収書発行の義務があるから、脱税はできない。

 「覚悟としての死生学」を書いた時に調べたら、法制定以後に合法的に中絶された胎児の総数は、2,000万人を超えていた。「毎日」余録氏の不勉強ぶりが哀しい。




 それにしても右の産経から左の毎日まで、「婚外子」に関しては意見が一致しているとは珍しい。

 そんなら古代スパルタのように「子供の国有化」をやり、いっそ国家が育てる義務を課したらよかろうに。

 

3.【汚染水3】いくつか反響があった。江口工という人が「地下水放射能汚染」について本を書いているそうだ。地質学とボーリングの専門家で、チェルノブイリ原発事故にも協力したそうだ。本を貸してくれるという方があり、読むつもりだ。地形だけでなく、地質の情報が必要だ。

 http://www.amazon.co.jp/地下水放射能汚染と地震-江口工/dp/4775518275/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1378341046&sr=1-1&keywords=江口工%E3%80%80地下水汚染

 「水路を変えるしかない」という地理学専門家の意見も届いた。ありがとうございました。

 海外メディアの論調は非常に厳しい。

 https://mail.google.com/mail/?hl=ja&shva=1#inbox/140eb513d0e3bad9?compose=140ec82bee292669





 国内メディアはどうして真実を報じないのか。ますます不信感がつのる。





 2万5000分の1に相当するGOOGLEマップを作成した。(添付1)

 国土地理院地図で「溜池A」とした箇所は、この地図では「大蔵ダム」となっている。長者原とこの溜池のある山林の一部は海抜10m程度のため、津波により冠水していて、褐色に変色している。県道252、391に沿う民家は拡大を上げて見ると、津波により損壊している。

 「夫沢簡易郵便局」のすぐ東側が、原発後背地の山頂と思われる。




 従って、地下水が原子炉建屋に流れ込むのを防ぐには、長者原から県道252が分岐して、原発敷地内を走る南北道路になっている位置の先まで、排水用地下トンネルを掘ればよいのである。要は地下水の流路を西向きに切り換えることだ。これしか恒久対策はない。原発はもう廃炉にするしかないので、核燃料を取り出したらコンクリートの石棺にするしかあるまい。敷地全体を中性子遮断・耐火レンガ製の万里の長城で囲って、巨大なごみ捨て場にすることだ。




 原発敷地の東側は、地下50センチまで掘り下げ、何枚も防水シートを敷いた上で、コンクリートで固めるか、敷地全体を屋根で覆うしかあるまい。

 要は雨水を汚染させないこと、降雨が汚染して海に出ないようにすること、これが必要だ。汚染源である溶融核燃料を撤去することが東電の最大責任である。政府が関与するのなら、まず東電を国有化し、株券を没収すべきだ。「含み資産」を売却して予算を捻出することだ。




 問題の汚水タンクだが、この写真には142基しか写っていない。日量400トンの地下水を溜めるには、年に85基の1800トン・タンク増設が必要になる。この写真撮影の時期が不明(今年の春か?)だが、タンクに溜められないままで、大量の地下水が海に流れたことは疑いない。

 政府のアホな計画だと、10年後にタンク数は2,000基になる。今あるタンク数の14倍だ。いったいこの敷地のどこに設置するつもりか?

 地盤が3,600万トンの重さに耐えられるのか?




 添付2はタンク群の拡大だ。もう空き地はほとんどないのが見てとれる。




 こういう基礎的な情報を国内メディアは一切伝えない。東電が発表しなくても、定期的にセスナ機を飛ばして空中撮影すればよいではないか。

 毎月1万円以上も、新聞代を払うのがだんだん嫌になってきた。




-- 難波紘二
鹿鳴荘病理研究所
739-2303 東広島市福富町久芳685-7
TEL/FAX=082-435-2216
「病気は自然の実験である」

ファイル



添付ファイルFukushima1-Map.pdf(508KB)[スキャンして保存]




添付ファイルFukushima1-Tanks.pdf(436KB)[スキャンして保存]
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2 コメント

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はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-09-19 21:43:53
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす( ̄∇ ̄)。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*・・*)ポッ
めぐみです! (めぐみ)
2013-10-01 08:07:03
このあいだコメントしためぐみです!覚えてますか?覚えていてくれた嬉しいですwヽ(´▽`)/へへっせっかくなのでメールできませんか?私ブログとかやってないのでお話がしたいです、アドは makorakopuあっとyahoo.co.jpです、待ってますね!(*^^*)ポッ

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