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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

My進化論は量子力学の世界に入ってきた 理解しがたい古典的学説を乗り越えて

2017年04月16日 21時23分01秒 | 生命
 2003年、最初の論文を電気学会に出した頃は細胞の中にコンピューターが存在すると考えた。我ながら、とんでもない仮説だなと感じないわけではなかった。他方、コンピューターがシミュレーションでもしない限り、余りにも複雑で余りにも高度すぎる生物システムは出来ないと考えた。

 過去の仮説でもRNAワールドなど、僕の仮説に近いものは有る。専門家から見れば、お前は本でRNAワールドを読んで、ちょっと目先を変えただけだろうという感じか。そうかな?いや決定的に違うのは、従来仮説が悉くハード中心の発想だったという点だ。

 僕は最初からソフトウェアを語っている。自動車やロボットは金属でできており、従来人間が作り出してきた物は悉くハードから始まり、後からソフトウェアが入ってきた。ハードは目で見えるし、確認しやすいから無理もない。

 ところが金属の塊はどう形を変え、組み合わせを変え、溶かしても所詮金属は金属なのだ。液体を混ぜようが、沸騰させようが、バラバラにしようが、そこから継続する創造的なシステムが生まれるわけではない。車やロボットが子供を産むなんて事は無い。

 進化にとって、情報の収集、蓄積、継承、そして最も重要な評価というものが無ければ、目も眩む様な生物進化は実現しなかった。これらは全てソフトウェアのなせる業だ。

 例えば、ダーウィン説と分子生物学の組合せで、進化が説明できると言ったところで、重要な仕組みや機能を残さなければならないという本質的な問題を説明できない。ダーウィン説に、遺伝子が加わると、偶然に出来た凄い形状や機能を残すことは絶望的なほど難しくなった。

 例えばチーターのあの速い走りは、カメラで追えば、確かに筋肉の強さや体のスマートさかもしれない。漫画を描いて示すことはできる。しかし、誰かが見て目で判断しているわけではないので体の構造や筋肉の付き具合などと、個々の遺伝子の関係を示すデータベースでもなければ無理だ。

 そして、僕の進化論は遂に量子力学の分野に踏み込み、最初の空想で描いていた、細胞内のコンピューターの話にまた戻ってきた。生命体が作ってきたコンピューターは人類が作った電子計算機とは異なる物凄い創造物だった・・と思う。

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