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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

僕の進化論は一般の人も納得できるんじゃないか 論文を書き上げて電気学会へ送信 締め切りに間に合って良かった 

2017-01-04 15:23:56 | 生命
 人間の細胞は全体で60兆個とも70兆個とも言われる。その一つの細胞では、10ミクロンという小さな細胞膜の中で、無数の器官が整然と働いている。人間が作ってきた巨大工場もシステムの大きさ、高度さとか合理性とか効率とかどれをとっても敵わない。

 もっぱらRNAを読み取ってひたすらたんぱく質を合成している人もいる。たんぱく質の誕生から分解までをお世話している人もいる。品質管理も抜かりない。製品を目的地に正確に運んでいる人もいる。敵侵入で果敢に戦っている人もいる。有名になったごみ処理の人(オートファジー)もいる。この人たちは休まないんだね。

 何で?何者が?どのように?というのが率直な感想だろうね。リー・マーギュリスの共生論は画期的で胸躍るものだった。例えば、人間の細胞にも多数存在するミトコンドリアが別の細胞内に入って共生しはじめたというんだ。ミトコンドリアはエネルギーを作り出すから、これで動物細胞ができる事になる。

 同じく植物を作ることになった葉緑体の共生も有る。一方、進化論に関して遺伝子の変化は中立で、有利でも不利でもなく中立だと提唱した木村博士の中立論が有る。僕は共生説も中立説も、あるいはウィルス説も指示できる。

 しかし、ダーウィン説は「突然変異」と「自然選択」だけで分かったような分からないのである。近頃、国内ではダーウィン説と中立説を合わせた進化論が主流になりつつあるらしい。僕はこの折り合い(妥協)は正しくないと思う。論理的な矛盾を含む。

 僕の考えは、生体内に正しく判断(評価するシステム)が有るというものだ。最初の細胞と工場の比較を思い出してほしい。まず大工場で正しい判断無しで稼働できるだろうか?細胞は工場とは比べ物にならないぐらい高度だ。その細胞内で評価システムを持つことは当然のことだ。

 僕は当初、生体では計算機シミュレーションが実行されて、その結果が採用され進化していると考えたんだね。おまけに、物質から人間まで同じメカニズムで進化しているとした。常識からは相当ぶっ飛んだ考えだった。

 生物の進化はどう考えてもシミュレーションしないと答えが出ないような内容だ。ランダムシミュレーション(全ての可能なケースを試みて良い結果だけを採用)すれば可能だろう。それぐらい進化が非常に難しすぎ(有り得ない)、しかも実際の進化はあまりにもスムーズで美しい。

 宇宙物理学者の物質から突然生命体が発生するような考えは容認できなかった。原始細胞でさえ、とてつもなく高度である。だから生物が進化するメカニズムが、有機物質に作られたと考えた。

 最初に発表した時の座長の質問は「細胞に計算機が有るとして、何が計算機で、どのようにシミュレーションしているのか?」だった。流石に偉い先生だけあって、最もコアな質問をされた。僕は答えれらなかった。

 その後、色々発表してきたんだけど、最もコアな疑問に対しては答えられなかった。それが、昨年の発表でこれはというアイデアを出した。今年はそれをさらに発展させたものになった。

 僕の進化論(仮説)のコアなところは、生物のメモリー(遺伝子とかその原始物質)への書き込みにある。生物の新陳代謝などは必ず循環サイクルとなっている。ある状態からスタートして、必ず元と同じような状態に戻る。

 分かり易い例では、原始細胞がエサを取り込み、消化し、エネルギーを作り、エネルギーを体内に供給し、残渣を輩出する。だから、このプロアセスをメモリーに記憶させるが、良い方法は何度も繰り返され、失敗した方法は1回限りだったりする。

 生物は許される環境条件内であらゆる動きを試みる。当然、失敗して生き残れない生物もいれば、中には成功して生き延びる生物もいる。

 結果的に良い方法が何度も繰り返され、メモリーに何度も上書きされる。ある基準を超えるとこの記憶は固定化されるようになる。この固定化された情報が継承され、記憶された情報で活動が続くが、更に良い方法があると、更に良い方法でメモリーが書き込まれる。

 簡単に言えば、これらの書き込みの妙で結果良しの方法が選択される(評価される)ようになって進化するというものだ。最初の原始的な評価システムが誕生し、評価システム自身もメモリー方法の妙で進化してゆく。

 だから、遺伝子は環境をはじめ、様々な情報を求めているともいえる。獲得した情報はメモリーされ、残され、良い情報は上書きで強化され、あるいは優先度が上がる。これらの情報は通常mRNAと呼ばれる設計図ではない領域であるncRNAの領域に書き込まれる。

 重要な事を付け加えれば、
①評価システムは環境への適合に関して、「高度化の一方向の進化を保証」できる、
《進化は自然界の掟に反して、どんどん高度化し、海水が川をさかのぼり山に上がるような現象となっている》
②結果良しを採用して良いところ取りが出来る
《生体内のソフトウェアが働いているんだがソフトは環境や自分の事を全部分かっている訳ではなくて成功した方法を採用している》
③獲得した情報は次世代に継承される
《新しい世代は前の世代が獲得したノウハウなどの情報を引継ぎ、更に新たな情報を得て積上げる》
・・事だ。

 mRNA(メッセンジャーRNAと呼ばれDNAから転写する:設計図)は全体の1.5%だ。これに対して、ncRNA(ノンコードRNA:従来はゴミと言われていたが、僕は重要なデータベースが入っていると主張している)は98.5%であり、この大容量の中に生物が機能し、進化するネタがあると僕は考えている。相当の異端児だね。

 今年3月に富山大学で発表する。これまでの発表経験では会場の皆さん、電気学会と言う場違いでもあり、ただあっけにとられて、質問も無いけどね。今はそんなもんでしょう。
 
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