秋田 AKINDO(あきんど)ネット

豊かな自然・美しい秋田の「食」を発信
秋田のうまい食材で商品開発・オイシイを創造
観光・見処も紹介します!

ワイナリーこのはな  見学

2016-09-03 10:51:33 | 日記
秋田県で唯一のワイナリーを見学して参りました
鹿角市花輪の「ワイナリーこのはな」では自社でブドウを栽培しワインをつくっています
花輪の商店街に一角にワイナリーと店舗があります

仕込みの工程を見学させて頂きました
瓶にコルクで蓋をする工程を実践!
コルクがスーツと入って少し感動でした

熟成された美味しいワインが並んでいました
見学の後はお向かいの店舗で、試飲です

年代ごとの味の違いや、製法の違い、葡萄の違いが楽しめる美味しい試飲となりました


<ワイナリーこのはなの歴史>紹介
1988年、秋田県鹿角郡小坂町では「ブドウ栽培振興事業」を立ち上げ、鴇地区の農家が土地利用の一環としてブドウ栽培を始めました。1989年に未利用地活用、特産品開発の重点作物として、小坂の風土に適したヤマブドウ交配種の栽培が本格的に始まり、2003年には栽培農家でつくる葡萄愛好会と特産品販売協会が事業を統合する形で、農業と観光の連携・地場産業の活性化を目的に「有限会社十和田湖樹海農園」が設立されました。
当初は20戸ほどで始まり、1998年には垣根作りから棚作りに方式を変え、2006年には45tの収穫量がありましたが、出荷先の他県のワイナリーから出荷制限が課せられ、現在では栽培農家7戸、総面積は約9ヘクタール、総生産量は2010年時点で35tとなっています。
この小坂町産の葡萄で醸造されたワインの3分の2はすでに他社製品の銘柄で出回っており、小坂町が取り組む菜の花栽培やブドウ栽培の「小坂町加工流通推進協議会」に参加し、そのワイン部門として、昨年2010年に果実酒免許を取得し地元秋田県鹿角市に醸造所「ワイナリーこのはな」を整備しました。
ワイナリーは撤退したパチンコ店の跡地を利用し、2011年1月5日、鹿角市で取り組む「まちなか賑ワイナリー整備事業」の支援を受けることとなりました。商店街の空き店舗を活用して地場産ワインを生産し、鹿角産ワインの特産化の可能性を模索し、地域独自の付加価値の高いワインの開発に取り組んでいます。
第1号として、山葡萄交配種「小公子」を100%使って作った「SHOUKOSHI(赤:辛口)」は、フルーティーな味わいと山葡萄独特の濃い色、コクが同時に楽しめるワインに仕上がりました。これは秋田鹿角国体向けに200本を限定販売し、好評を頂きました。現在販売している「SHOUKOSHI」は、隣接する旧北日本銀行の金庫室で寝かせた熟成タイプとなっています。

地元にワイナリーができることにより、原料出荷に掛かる運搬コストの節減、他県の工場側の都合で収穫せずにすむため葡萄そのものの品質が向上、純鹿角産のワインを製品化することができ、価値の向上を図ることができます。また、外部委託ではできなかった商品の開発が可能になり、ワインと郷土食による文化の創造を図ることができます。
 「ワイナリーこのはな」では、タンク室がガラス張りで外からでも見えますが、工場見学も随時受け付けていますので観光客や地元の人々に広く関心を持って頂きたいと思っております。

2011年3月1日には、小坂町、十和田湖樹海農園、株式会社MKpaso(ワイナリーこのはな)の三者が相互に連携して町のブドウ栽培進行事業を推進する「連携協力協定書」を締結しました。
 小坂町産葡萄を主原料とし、既存ワインの付加価値を高めると共に、販売促進、新商品の開発などを進めることとなり、今後は生産者と協力して若手の葡萄生産者・技術者を育てていきたいと考えています

鴇(ときと)の葡萄畑
 鹿角郡小坂町の葡萄畑「鴇(ときと)」。この畑の土壌は、約1000年前(西暦915年)の十和田湖大噴火の際に積もった火山灰からできています。この時、通常なら東側に流れる火山灰が西側に流れて堆積しました。この土壌に山葡萄交配種の「小公子」や「ワイングランド」が根付き、ミネラルの豊富な素晴らしい葡萄が収穫できるようになりました。
 また、鴇の葡萄はすべて自根で育っているので、テロワール(風土)をそのままの形で取り込んでいるのです。

 この鴇の畑で栽培されているのは主に「ワイングランド」と「小公子」で、どちらも山葡萄交配種です。山葡萄交配種というのは故澤登晴雄先生が開発した日本のワイン用葡萄品種で、古来から日本に自生する山葡萄に欧州のワイン品種や中央ヒマラヤの山葡萄などを掛け合わせ、育種と選抜を繰り返し開発されたものです。「小公子」が野性味溢れる男性的な印象の品種だとすると、「ワイングランド」はフワッと柔らかく女性的な印象の品種といえます。
「ワイングランド」。「小公子」の収穫時期は9月下旬。「ワイングランド」は10月と、収穫時期が異なるので、ワイナリーこのはなでは一旦それぞれをワインにしてからブレンドしています。
 同じ畑で育った兄妹のようなふたつの品種はブレンドしてもワインの中心を構成する雰囲気が変わりません。

全国で日照時間が一番短い秋田だからこそ生まれる、優しさの中にも芯の通った強さが感じられるワインになっています。
ブドウ品種も小公子、ワイングランド、山ソービニオンといったヤマブドウ交配種にこだわり、自社農園でも栽培を行っています。
(住所・連絡先)
所在地 秋田県鹿角市花輪字花輪下花輪171
電話 0186-22-2388
ホームページ http://www.mkpaso.jp/
見学・試飲
見学 無料(要予約)
試飲 無料
*アクセス


3日4日は秋田駅ぽぽろーどでマルシェに出店しています
試飲して、美味しいワインをお買い求めください
また、下記の日程で開催されるイベントにも出店しています
お出かけ下さい

2016ワインフェスティバルin AKITA

開催期日:9月16日(金)18:00~21:00
         17日(土)18:00~21:00
開催場所:秋田駅前東口イベント施設 アルヴェ

日本ワイン(国産ブドウ80%以上使用しているワインを日本ワインと言います)地元の美味しいワインをお召し上がりください

最新の画像もっと見る

コメントを投稿