一週間、BSプレミアムでは石原裕次郎の特集で、映画も彼の有名なものを放送していました。先日は、「嵐を呼ぶ男」を見て、今回は昨日、「銀座の恋の物語」を見ました。よくデュエットで歌っていたので。昔の銀座の様子が面白かったです。なにより、ヒロインの女性、浅丘ルリ子さんだというのがとっても信じられません。てっきり、星由里子さんかと思っていました。
彼女は東宝、裕次郎は日活だから、ありえないわけです。むかし、五社協定という、とっても信じがたいシステムがあったのです。結局その意地悪さが、人気者をテレビ界に流出させ、映画界の衰退を招いたといってもいいと思いますが・・。私の若いころは、すでに映画も衰退していました。裕次郎の映画も若大将シリーズも過去のものでしたから。その五社協定もしらずに、アートシアターギルドというアングラ的な映画にはまっていました。
人は皆、年を取る。それでも、こんなに変わるのかと思うほどの変化が、浅丘ルリ子さん。まるで別人でした。
気になったのは、ヒーロー裕次郎が描いた絵を、本当に描いた人は、誰?なかなかのものでしたよ、画伯。
今夜、裕次郎の関係者が出演する番組があります。先日は、ドキュメンタリー5つのエピソードを見て、泣いちゃいました。西部警察の最終回も見ました。私の叔母が裕次郎大ファンだから、どんな人だったんだろうと見たのでした。枠にはまらない、加山雄三のちょっと前の大スターと、私は位置づけました。と、枠にはめちゃいましたね。