江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

江戸川区教組の夏季合宿をふりかえって(3)

2017-08-12 | 江戸川区教組
江戸川区教組 2017夏の合宿 in福島
                       
今年度の合宿担当に決まったのが遅かったので、かなり急ピッチで計画を立てなくてはならなかった。
まずは、執行委員やOBの方から要望や意見を聞き、キーワードを〝福島で、子供たちの心と身体について知る〟にした。

「福島のどこに行ったらいいか」、手掛かりを探すために、福島原発告訴団に相談したところ小名浜のいわき放射能市民測定室を教えてもらった。
同時に東日本大震災以後6年間に渡って、県外スクールカウンセラー(以後SC)の派遣で毎週福島の子供や先生達の心のケアで通っていた知り合いのSCに相談した。
何と同じく小名浜で活動されているSCの集団があるとのことだった。

場所を小名浜に決め、宿泊所や震災に関する情報を集め始めた。

しかし、トントンとは行かずSCの方は子供たちとの合宿と重なっていることが分かった。
そこで、震災後に派遣教員として福島で勤務していたと思っていた知り合いに電話したところ、宮城での勤務だと分かりガックリ。
ところが同僚に福島出身の新採がいるということで話を聞いてみた。
驚いたことに、高校の時お世話になった先生が小名浜で子供たちの心のケアをされていると分かり、すぐに連絡を取ってもらった。

今回の合宿は、こうした様々な方との縁がつながって、「震災と原発事故後の福島の子供たちの心と身体」について、たくさんのことを学ぶことができた。

子供たちのおかれた状況、未来は明るいとばかりは言えない。
その中で今を見据え未来に向けて進む小名浜の方々に出会った。
感謝である。

江戸川区教組夏の合宿恒例となっている〈夜の学習会〉もなかなかおもしろかった。
少々飲み過ぎたことに関しては反省だが…。

私は東京教組女性部学習会で聞いた宋恵淑(そんへすく)さんの話、「加熱する朝鮮半島の報道の裏側で」の中の「核を保有する国はあるではないか」「ミサイルだって日本や韓国、インドなど実験しているではないか」「日本も強制連行してきたではないか」「一党独裁…日本はどうなの?」に関して、実際どうなのかを調べたことを報告した。

その直後から、米は核を脅しの道具として使い、日本は国連で採択された核兵器禁止条約の交渉会議に参加しないばかりか、米の脅しを容認し、又、攻防を理由にミサイルの配備を始めたといったニュースがどんどん流れ出した。

安倍政権は、一党独裁だと言わんばかりの非民主的な言動を繰り返している。

「いわき放射能市民測定室たらちね」のパンフレットに次のような文章が書かれている。
「-略-(原発事故の)不安の払拭はその正体を追い詰め正しく識知することから始まります。事実を見つめることなく曖昧で不信実なことばで取り繕うことは、目には見えないが確かな焼け野原に立っているわたしたちには、もはや前時代のものでしかありません。わたしたちは地域住民とともに被曝の事実をひとつひとつ確かめていくということから始めます。かつてわたしたちがこの地で経験したことのない、もたらされた自然の病態と治癒とを手探りでたどり確かめていくことは、野の人の手作業のように、間違ったらまた戻り、やり直し、積み重ねていくということです。どうかそこにひとつの良心が立ち上がりますように-略-」

これは、原発事故だけでなく、今の日本の国全体に起こっていることと非常に共通するものである。

これから様々なものを見聞きし、行動する時、私は上記のことばをいつも心にとめておきたいと思う。

-Y.H-
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学校
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