かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

西丹沢自然教室~犬越路~檜洞丸~西丹沢自然教室(その1・西丹沢自然教室~犬越路)

2015年05月28日 | 丹沢
5月下旬に、檜洞丸のシロヤシオを見に行くことを計画しました。
ついでに、かながわの景勝50選の最後の未訪問地の犬越路も立ち寄ることにしました。
かながわの景勝50選の一覧はこちらでご覧いただけます。

午前3時半に出発し、ミニバイクで起点となる西丹沢自然教室に向かいます。
途中の松田町から富士山を見つつ

2時間ちょっとで到着。

西丹沢自然教室の駐車場(道路の反対側含む)にはすでに10台以上の車がありました。

登山届を出す人を横目に出発。
(毎回前日に公益社団法人日本山岳ガイド協会が運営する登山届受理システム「コンパス」で届け出を行っています)

山の神にお参りをしていきます。


東沢を右手に見つつ、

キャンプ場脇を進みます。

しばらく河原とキャンプ場の脇の舗装路を進みます。


振り返ると権現山に朝日が当たっています。


つつじ新道分岐がありますが、直進します。

つつじ新道を進むと檜洞丸に登ることができます。

マス小屋沢に架かるマス小屋橋を渡ります。


大昔、オープン直後の頃にキャンプした記憶のあるキャンプ場脇を通過します。


東沢林道分岐。ここも直進。

東沢林道は途中から犬越路林道になります。
現在は通行止めとなっています。

分岐から先は舗装されているものの、道幅が狭くなります。
10分弱で白いガードレールの橋を渡ります。
橋からの景色。

橋の脇に咲いていた花

藤のようです。
橋を渡ってすぐのところが、用木沢出合です。

ここが犬越路に向かう登山道の入口になります。
道標によると用木沢出合から犬越路までは2.5Km。
西丹沢自然教室から用木沢出合までは1.8Km(徒歩で約20分)
犬越路までの登山道は、東海自然歩道の一部になっていますので、道標も随所にありました。

舗装路から登山道に入ってきます。


すぐに、鉄の橋が見えてきます。

立派な橋です。

橋の先には、マルバウツギが咲いていました。

橋の先、再び立派な階段を登り岩場を飛び越えます。


その先は、用木沢沿いを進みます。
沢沿いに咲いていた白い花。ガクウツギと思われます。

木の端をいくつも渡ります。

つまり沢沿いに進んで行きます。


早朝のため人もいなくて、沢のせせらぎと鳥のさえずりで非常に気持ちがいいところです。

秘境感が感じられます。

と思っていると、鉄の通路。

すぐ脇の沢はきれいです。

更に用木沢沿いを進むと、明るい河原に出ます。

正面に見えるピークは位置的に小笄でしょうか。

脇にヤブウツギが咲いていました。

広い河原から2分ほど行くと、犬越路1.3Kmの標識があります。

このあたりからようやく登山道らしく、急斜面になってきます。
逆にいうと、ここまでの1.2kmは散策路といえるほど平坦です。
用木沢出合から約20分。

まずは丸太の段々を登ります。


登山道らしくなってきました。


やがて杉林の中の急登となります。


杉林を抜けると、ブナ等の自然林になります。

だいぶ小さな岩が多くなってきます。

途中、ブナの綺麗な模様を見つけました。

この模様は、ブナの樹皮につく地衣類です。

若いハイカー3人組に抜かれました。


右側が切れ落ちている個所は、鎖がつけてあります。


ガレた谷。

ここだけ、このガレたところを登るルートになっています。

その先は丸太の段々と木のハシゴ


ようやくあと200m地点です。

上が明るくなってきました。

周囲が箱根笹のような道になると、

ほどなく犬越路に到着です。
西丹沢自然教室から1時間半、用木沢出合から1時間10分でした。

犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。

犬越路から檜洞丸までは次回以降紹介します。
犬越路~大笄~熊笹ノ峰はこちらでご覧いただけます。


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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー
クリエーター情報なし
吉備人出版