青春complex

ここから始まる。

あなたに触れた喜びが

2016-10-25 01:46:49 | 日記
22日の朝方、飼い猫が息をひきとった。
この記事にて語っていた老猫だ。

この旅のあと、彼女は帰ってきた。
あれはなんだったのだろうか……お騒がせなやつだ。
多分死に場所を探したが、なかったのかな。
外は寒いし……。


21日の夜にはまさに! っていうような位の虫の息。
よく目を凝らしてみないと呼吸しているのか分からないような。
呼びかけてあげたりたくさん撫でてあげた。



4,5年前に引越して出会った時から老猫で、いつ死ぬのやら……って思っていたら、うさぎやもう一匹の猫よりも一番長く生きた。
何度死にかけても生きることを諦めなかった。
爛々とした目でいつもなにかを訴えかけてきた。


よその人に見せても、人面じゃね!? って言われるくらい人面な猫だった。
表情がありすぎて猫耳が似合わないなあと思うほどだった。

それ故、化け猫だろうと思っていた。
始めは冗談だったけど、振舞やらを見ていたらだんだんと信ぴょう性が生まれて、私は半ば本気で化け猫だと思い込んでいた。


元々痩せていた身体がもっと痩せたと気づいたのはいつ頃だっただろうか。
ひと月前には、腰だへたれてるなあと思っていた。
でもまた復活するもんだと思っていた。

一週間近く、ほとんど飲まず食わずになった。
だんだんと立ち上がれなくなり、とうとう三日前には寝たきりになった。
その姿を見てやっと、一匹のかよわいメス猫なんだと思った。
普通の猫だけど他の猫と違うのは、生きることへの執着心が桁違いなだけだった。



22日の深夜、私も他の家族もできるだけ起きて見守っていた。
さすがに2時をまわる頃には疲れてそれぞれ床についた。
私は洗濯物を干してて、それよりも遅い時間になってしまった。

もう虫の息で、朝までの保証はない。
最後にご挨拶をともう一度様子を見にいった。
居間の扉の横に段ボールを置いてタオルやら敷いて寝かしていた。
いつもは他の猫のために半開きにした扉をその日は締め切っていた。

入ってびっくり、段ボールから出て倒れていた。
もう立てないもんだと思っていたから本気で驚いて、呼吸しているのを確認して寝静まった母と姉を慌てて起こした。
トイレに行きたかったのかな~なんて話していたが、あれは絶対違う。
トイレとは反対方向の扉にもたれるような形で倒れていた。
寝静まったのを理解して、死ににでかけようとしたんだろう。


なんてやつだと思った。
わざわざ寒い外で死なないでも、ここで皆に見送られるのが不満なのか? あぁ?!
まあそれが猫ってやつなんだろうけど……。


朝起きて確認すると、まるで眠るように息を引き取ってた。
長寿だったし最後は苦しまず逝けたのかなと思って哀しいよりも不思議と胸がすいた気分だった。
朝ご飯を食べていたら姉Bがやってきて、様子を見ていた。

「おはよーしろこー、大丈夫か? 狭くないか?」

とか、話かけてんのなwww死んだの気付いてないのwww
それを後ろで見ていたら、何も言えなくて言えなくて、涙と鼻水止まらなくなっちゃった。
姉Bが晩節、甲斐甲斐しく世話をしていたのを見ていた。
ある時は流動食買ったり、ブラッシングしたり、体調の変化もよく見ていた。

死んだんだよ、ってお母さんに言われて暫し驚いた後、姉も泣き出した。
私も声をだして泣いた。
まさか死ぬなんてね。まさかと思っていたけど、本当にそうなった。
太くてもこもこした尻尾を触っても、耳をくすぐっても何も返事もなかった。



昨日は火葬だった。
仕事が終わってすぐに帰れば間に合うかと思ったが、帰った頃には小さな骨壺に納められていた。
あんなに態度がでかかったやつが、しおらしくつつましやかにまとめられちゃってさ。
「こんな姿になっちゃって~」
なんて言ったが、未だにそれがしろこの姿なのかと、過去の姿と結びつかないままでいる。



これからどれくらいの別れを経験していくのかな。
怖くて仕方ないけど、また出会いを求めてしまう。
やっぱり過ごした日々が楽しくて一緒に過ごしたことへの後悔がないからだな……。


おやすみ。
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