マンションの全戸の排水管テスト・清掃が先日あり、整骨院のトイレの手洗いのU字管の継ぎ目から少々の水漏れを指摘されました。業者の2人がU字管の二か所の締め付けナットを外して、清掃した後、再び取り付けました。1階の店舗のすべての排水管テスト・清掃をしなければならないことから、とり急いで取り付けたためか、ナットの部分からの水漏れが続いています。業者は「U字管を取り換えなければ、完全には直らないかもしれません」と言って引き揚げました。
排水管の根本に雑巾を置いて水漏れ受けにしました。締め付けナットを急いで取り付けたので、きちんとつけ直せば、水漏れが治まるのではないか、と考えました。ネットでU字管の取り外し方を調べたうえで、ナットを取り外しました。U字管を歯ブラシを使って掃除した後、再び取り付けようとしてナットを回したところ、水の受け口につながるパイプが外れてしまいました。
パイプはシーリングテープという粘着テープで排水口に留めてありました。開院して4年がたちますから、テープの粘着力も劣化していたようです。こうなると、素人では無理です。
整骨院の改装工事をした業者に電話をして、事情を説明して、排水管を取り付けるよう依頼しました。幸い、手があいている職人をすぐに派遣してもらい、その日のうちに排水管を取り付けてもらいました。
ナット部分からの水漏れを完全に止めることは難しいようで、職人さんは「U字管を取り外すことありますか」と尋ねました。「いいえ」と答えますと、パテを注入してナット部分を固め、水漏れを止めました。
職人さんからは「もし水が漏れるようになったら、U字管から下のパイプを交換しなければならないかもしれません」と言われました。職人さんを派遣してもらつているから1万円の出費を覚悟しなければなりません。素人が軽い考えで修繕しようとしたら、かえって高い物についてしまいました。
<追伸> 1か月近くなっても請求書が届かないことから、補修工事をしてもらった業者に電話をしました。「改装工事の保証(期間)の範囲ですから、料金はいただきません」との返事でした。「職人さんを派遣し、補修材料も使っているのですから、費用が発生しています」と言いますと、「うちの大工ですから、費用はたいしてかかっていません」と言うことで、甘えることにしました。1万円近い出費が助かってしまいました!