団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

日本は世界第4位の軍事費大国なのです

2016-10-17 09:39:32 | 健康・病気

政治は政策の優先順位をつけるのが最大の務めです。限られた予算の中で「最大多数の最大幸福を図る」のが政治の目的と思っていましたが、安倍政権の目指すものは違うようです。

パーキンソン病ヤール重症度Ⅴで寝たきりの生活を送る新聞社の先輩記者柳博雄さん(75)が朝1時間ほど動く指で書き上げた「老夫婦が壊される 老老介護と、劣化する社会保障」(三五館、1400円+税金)を読んで、国の責任で行う社会保障が意図的に自壊の道をたどっていることを知りました。

2000年度に始まった介護保険は、その年は3.6兆円だった給付額が2014年度には10兆円と約3倍に増えました。このため、給付額を削減しようと、2015年8月から年金による収入が個人で年額280万円以上の人はそれまでの1割負担から2割負担になった(柳さんも該当者の一人)▽2015年度から特別養護老人ホームの入居資格が要介護3以上に引き上げられた▽要支援1、2の人を対象にした介護予防サービスが2015年度から国から市町村が主体の地域支援事業に移管された、のです。いずれも国の支出を減らすのが目的です。

一方、日本の防衛費は中国や北朝鮮の軍事的脅威などを理由に拡大の一途をたどっています。それでも、柳さんの本を読むまで世界第4位の軍事費大国とは知りませんでした。

国際調査機関IHSによると、2014年度の日本の国防予算は546.14億ドル。1位の米国の5869.20億ドル、2位の中国の1762.52億ドル、3位の英国の580.72億ドルに次いで世界第4位なのです。軍事大国ロシアの544.04億ドル、フランスの526.49億ドルより多いのです。中東の周辺国・地域と紛争状態のイスラエルでも132・02億ドルで日本の4分の1です。驚きました。戦争を放棄した憲法9条がある日本が、これほど巨額な国防予算を計上していたとは。

国際援助も大盤振る舞いです。ミャンマーには債務を新たに2000億円免除して合わせて約5000億円の債務を解消、ASEANには5年間で2兆円のODA(政府開発援助)、中東・北アフリカに2160億円の支援など、安倍首相が世界に約束した資金援助の総額は30兆円近くに上るといいます。国際援助の必要性は認めますが、まず日本人の「生存権」を保障するのが、政府の役目ではないでしょうか。

これら一部でも社会保障に振り向けていたならば、柳さんの生活がこれほど打撃を受けることはなかったでしょう。

次の総選挙では、よーく考えて投票しなければ、と心に刻みました。

 

 

 

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