団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

トカゲ型の二重あごになったら要注意!

2014-03-25 10:33:25 | 健康・病気

嚥下機能を高める「頭上げ体操」を始めたものの、体操の目的やどんな筋肉を鍛えるのか、わかりませんでした。ネットで調べていたら、「自分でできる健康管理」のHPに「お年寄りに多いトカゲっぽい二重あごの方は、誤嚥性肺炎の危険あり」の記事がありました。

トカゲ型の二重あごというのは、普通の二重あごと違って、あごの下に何かが飛び出たような感じで皮膚がたるんでいるのが特徴といいます。下あごと喉頭隆起(のどぼとけ)の間にたるみが出てきます。街を歩くお年寄りのあごの下を見ると、このような症状がある人が結構おります。

これは舌骨の位置が下がってきたため起こる現象です。舌骨は舌を乗せている骨で、周囲を筋肉が支えています。周りの骨とはつながっておらず、柔軟に動く骨です。食べ物や飲み物を飲み込むとき、舌骨が持ち上がり、気道にふたをします。

ところが、舌骨を持ち上げる筋肉が衰えてくると、舌骨の位置が下がり、飲み込んだとき、舌骨が正しい動きをせずに、飲み込んだものが気道に入ってしまいます。これが飲み込み障害で、肺に菌が入ると誤嚥性肺炎になります。

頭上げ体操は舌骨を持ち上げる筋肉を鍛える運動なのです。舌骨を持ち上げる筋肉がきちんと作用しているか、はのどぼとけの上に人差し指を置いて、つばをゴックンと飲む「飲み込みチェック」で、のどぼとけが指の上まで通り過ぎればOKということです。

それに、水を飲んで口を湿らせたあと、30秒間に「飲み込みチェック」が何回できるかをやってみます。2回を下回ると、飲み込み障害になっている恐れがあります。

トカゲ型の二重あごになっていないか、飲み込みチェックができるかどうか、を時々確かめたらいかがですか。

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