憧れのツェルニー

昨日初めて「チェルニー　やさしい20の練習曲」の１番を弾いてみました。
譜読みは簡単ですが、予想通り、指が動かず、四苦八苦・・・
先生は私に、こういう練習をさせたかったのだなぁって、実感しました。

そういえば、本を渡してくださるとき、確か、
『やっぱり、練習曲が必要なの・・・』って、仰ってたんです。

実はツェルニーを渡されたときは、ちょっと意外だったんです。
私が想像していたソナチネの替わりの本は、小さい子が発表会で弾くような、小曲集の本をイメージしていたからです。

でも、ツェルニーとかソナチネって、内容は知らないくせに名前が有名なので、
とっても憧れていた私。
単純に、『私もやっとツェルニーだぁ』って大喜びました。

私は大人から始めたので、教本はいわゆる大人用のばかりだったです。
初めていただいた教本は、「おとなたちの今からピアニスト/北村智恵」。
ちなみに初めて弾いた曲はさくらさくらです。

次に、橋本晃一先生の「おとなのためのピアノ教本」シリーズを始めました。
このシリーズには、「おとなのためのポピュラー・ピアノ曲集」もあって、
この２冊をしばらく練習していました。
内容のいい教本でしたが、私はこのおとな用の教本が好きにはなれませんでした。
きっと、小さい頃お友達が弾いていた、バイエル、ハノン、ブルグミュラー、ツェルニー、ソナチネ
などという、言葉のイメージがあったからだと思います。

大人の教本の後、「ハノン」と「ブルグミュラー25」を弾くことになった時は嬉しかったです。

発表会で弾くような曲も練習してみたいのですが、やっと憧れのツェルニーを渡してもらったので、
早く30番に進めるように、頑張って指を動かそうと思います。