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理事長の信憑性には疑問山積だ「抱き合い心中」を狙う 自民党は偽証罪で籠池を告発せよ

2017年03月25日 | 政治

理事長の信憑性には疑問山積だ  破れかぶれの
「抱き合い心中」を狙う 自民党は偽証罪で籠池を告発せよ


2017年3月25日 土曜日

理事長の信憑性には疑問山積だ  破れかぶれの「抱き合い心中」を狙う 自民党は偽証罪で籠池を告発せよ 3月24日 杉浦正章

 裁判で「やっていない」という主張に対して「やった」という事実の証明をすることを悪魔の証明という。結論は完全否定は不可能であるとされる。籠池泰典が首相・安倍晋三をはじめ夫人昭恵や大阪府知事松井一郎を指さして疑惑があるかのような発言を繰り返しているが、これも完全否定は出来ない。それではどうするかだが便法を講ずることは出来る。安倍は「私や妻、事務所も含め、小学校の認可や国有地払い下げには一切関わっていない。関わっていたら首相も国会議員も辞める」と発言したが、これがいわば準悪魔の証明であろう。松井もそれしか手はないと見えて「学園の理事長と2人で会ったとか、森友を優遇せえ、という指示をしていたら、辞めます」とまねをした。まるで辞めるの「二重奏」となった。しかし、今回の場合は証言の信憑性を否定することは可能だ。

 まず「妻を辞める」というわけにもいかない昭恵はどうするかだ。悪魔の証明は出来なくても、悪魔の証明に「肉薄」することは可能だ。それは籠池の「空想性虚言症的な側面」(自民党幹部)を状況証拠から立証すればよい。虚言症は自己顕示欲の強い人間がなりやすいが、国会における証人喚問ではその自己顕示欲の塊のような籠池の性格が明らかになった。

 まずその最大のものは天皇陛下すら自らの利得に結びつけようとする性癖だ。森友学園のホームページで籠池は「天皇陛下が森友学園を訪問された」と書いている。書かせたのかもしれないが責任者だから書いていると言ってもおかしくない。これを参院で追及された籠池は「私は知りませんでした。恐縮です」と釈明した。理事長である自らの責任を問われ、「お越しになっていらっしゃらないものをお越しになっていらっしゃるというのは事実に沿いませんので、それについて記載されているのであれば申し訳ないことだと思っております」と平謝りに徹した。ここから三段論法ができる。三段論法とは「植物は生物である」の大前提から「松は植物である」の小前提を導き「故に松は生物である」に達する論法だ。籠池は「天皇が来たと嘘をついた」から「籠池は嘘つきである」を導き「故に昭恵は嘘をつかれて関わっていない」に到達できるのだ。

 さらに籠池が嘘つきであるということの悪魔の証明を加えれば、森友学園の3つの建設契約書に到達する。籠池は国に23億8千万、大阪府に7億5千万、大阪空航運営会社に15億5千万円の契約書を3つ作った。国に最も高いものを提出したのは、明らかに多額の補助金を得るためであり、大阪府をもっとも低くしたのは自らの財務状況で建築可能であるとみせかけるためのものだろう。これは国に対する有印私文書偽造の疑いが生じいてくる。簡単に言えば、国や自治体に対する詐欺行為である。詐欺罪で刑事告発可能ではないか。松井は業務妨害の疑いで刑事告発することを検討している。察知した籠池は証人喚問で「刑事訴追を受ける可能性があるので控えさせてもらう」という答弁を連発して、逃げまくった。

 さらに新しい小学校が愛知県の進学校「 海陽中等教育学校」に推薦枠を設けることで合意したという話である。愛知の進学校は全く関与していないと全面否定している。これらの3大虚言からみれば、昭恵をめぐっても虚言をねつ造したことは十分考えられる。資金繰りの窮状からの脱出を考えた籠池は昭恵の携帯に電話して留守電状態だったため伝言を残した。昭恵付きの事務官谷査恵子はファクスで「大変恐縮ながら現状では希望に添うことは出来ません」と回答している。まさに官房長官・菅義偉が言う「ゼロ回答」であった。財務省に谷が問い合わせた上での対応であったといわれるが、民進党の枝野幸男が鬼の首を取ったかのような追及をしても、これ以上の問題には発展しまい。

  そもそも野党は9億6000万の土地が森友に1億3000万で売却されたという「大幅値引き」を問題視しているが、8億3000万はゴミ処理費用であり価格は適正だ。同じように隣接している国有地が豊中市にたったの2000万円で売り渡されている。豊中市が14億円をゴミ処理にかけたからだ。

 籠池がなぜ政府・与党を大向こうに回して破れかぶれの「抱き合い心中」のような動きに出た背景だが、どうも安倍の国会答弁がきっかけらしい。安倍は2月24日の国会答弁で、「安倍晋三記念小学校」の名称について「絶対にやめてもらいたいと再三申し上げている」ことを明らかにしながらも、籠池を「非常にしつこい」と批判したのだ。籠池は証人喚問でこの「しつこい」にこだわっていた。逆恨みのようである。また昭恵から「口止めとも取れるメールが届きました。あんなに開校を楽しみにしてくれていた、どうしてなのか割り切れない」と、恨み節をたらたらと述べた。メールの真否についても官邸は公表の用意があるとしており、早期に公表して疑いを晴らすべきだ。

 ことの核心は教育者の風上にも置けないような人間が、安倍の力をフルに活用してその野望を成し遂げようとしたおこがましさにある。最初は教育者であり保守的であることから夫人が心を許した側面がないわけではないが、その行動は図々しく、首相の力を借りれば法を無視できると考えたフシが濃厚だ。これに気付いた安倍や夫人が籠池との関係を断ち切ろうとしたのは、自然であり、全く正しい。証人喚問のやりとりをつぶさに検証したが、籠池の憶測や見当外れの恨み節が目立つばかりで、ロッキード事件の証人喚問でにじみ出たような“異臭”などは全然感じられなかった。新聞テレビは籠池を全面的に信用してあたかも疑惑の発覚であるかのような報道に徹しているが、センセーショナリズムを慎むべきだ。野党は被害者である昭恵を証人喚問に呼ぼうとしているが、もういいかげんにした方がよい。極東情勢が一朝有事になりかねない時期に、大阪くんだりの馬鹿馬鹿しい事件に国会が振り回されているときかと言いたい。事件は事件として処理すればよい。自民党はさっさと偽証罪で告発すべきであり、捜査当局も疑惑の解明に着手せよ。



(私のコメント)

「株式日記」は保守派のブログであり、大東亜戦争はアジアの開放と人種差別撤廃のための戦争であったと主張することは何度も書いています。だから安倍政権を支持しているブログですが、ブログは情報戦争の武器であり、日本の保守派は情報戦争に弱かった。

中国に内通した日本の新聞社の多くは自民党政権に批判的であり、中国は今回の森友学園スキャンダルを大きく報じているようだ。だから民進党も共産党も安倍総理の首を取ろうと一生懸命だ。新聞社も元しばき隊の菅野完と手を組んで情報戦を仕掛けていますが、「株式日記」はこれに反撃しなければならない。

しかしながら保守派といっても、四分五裂状態であり、時事ブログでありながら今回の森友学園問題に全く触れないブログがかなりある。多くが様子見なのでしょうが、籠池氏の言動を見ても嘘つきペテン師であり、三通りの見積書や天皇陛下や安倍総理の名前を勝手に利用するやり方はペテン師ののものだ。

野党はそのようなペテン師と一緒になって安倍内閣を攻撃していますが、新聞社も多くが元しばき隊の菅野完と組んで、なんの証拠にもならないインチキ振込用紙を公表した。そもそもが8億円の値引きが正当かどうかが問題の根幹であり、国会中継を見てもゴミを撤去するには8億円の費用がかかることは不当ではない。

だから瑕疵担保責任を負わないことを条件に8億円の値引きが行われたが、並びの給食センター用地のゴミ撤去には14億円の費用がかかるようだ。隣の公園用地も豊中市は2000万円で購入している。しかし朝日新聞は8億円の値引きは政治家の関与が疑われると報道した。そして安倍総理夫人が名誉校長になっているから野党が飛びついた。

昨日は、多くの保守派文化人が塚本幼稚園で講演していることを批判しましたが、一目見れば籠池氏が怪しげな人物であることが分かるはずだ。昭恵夫人にしてもどうして籠池氏のような人物を信用したのだろうか。森友学園のブログを見れば天皇陛下も来園されたと書かれていたように、かなり怪しげな人物だとわかるはずだ。

昭恵夫人は塚本幼稚園で3度も講演していますが教育内容に感激したそうだ。その幼稚園では補助金の不正受給が問題になっていますが、経営的にも問題があったようだ。学園ビジネスでは公的な補助金がつきますが、補助金をもらうために文部省の天下りを引き受けている学校がかなりある。

今回の森友学園の行動には、行政に精通した人物がいて籠池氏はその人物に指南されてきたようだ。でなければ今回のような国有地の払い下げは難しい。証人喚問で籠池氏が言っていた酒井弁護士が要注意人物であり、この弁護士に理財局との交渉を任せていたらトントン拍子に話がまとまったということだ。この弁護士は維新の会ともつながりがあるようだ。

この維新の会と近畿理財局とつなぐのが酒井弁護士であり、籠池氏は利用されているのだろう。だから籠池氏は松井大阪府知事を一番恨んでいる。籠池、酒井、松井のトライアングルが今回の森友学園問題の核心だろう。いずれ問題の真相が明らかになるはずだ。

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